ユビキタスとは何か 情報・技術・人間 (岩波新書 新赤版1080)
- 岩波書店 (2007年7月20日発売)
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感想 : 23件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004310808
みんなの感想まとめ
情報を必要な場所でアクセスできることをテーマにしたこの書籍は、ユビキタスコンピューティングの概念をわかりやすく解説しています。著者は、QRコードなどのuコードを用いて、あらゆる物をインターネットでつな...
感想・レビュー・書評
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この新書の刊行が2007年。ユビキタスとは「神様はどこにでもいますよ」ということらしく、転じて、「コンピュータはどこにでもありますよ」ということらしい。(笑)
著者の案として、QRコードなどに代表されるuコードを商品などのタグとして取り付け、インターネットを中心とするコンピュータで管理する社会を切々と語っています。また、手許には当然、ハンディターミナルなどなど。どんどん実現に向けてばく進中といったところでしょうか。今だと、牛肉のトレーサビリティで巷をにぎわせていますね。電車に乗る時もそうですかね。
技術論的には情報取得の利便性追求したものであるが、何でも管理され、情報閲覧できるというのもなあ・・・。便利なのはいいんですが、そこまでにしておいてほしいです。おっと、これ以上は職業柄・・・。(笑)余計な邪推を妄想しただけで(!)、特に深い意味はありません。(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
情報を必要な場所でアクセスできるということ
TRONが使用が何のために必要か、わかりやすく説明されている。
共通の使用方法で、境界なく使える、技術は知っておく必要がある。 -
今となっては遠い未来になってしまったセマンティックウェブの、IoT拡張の様なお話。
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90円購入2012-01-09
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ユビキタスの定義は理解した。最後の方は技術より制度のお話し。いまいちタイトルとの相関に疑問。バーコードが初期の頃うまく広まらなかった苦労話からインフラ的に新しいものを拡散させる難しさがある。技術以外も知ることができる内容。
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ユビキタスとは宗教用語で「神様はいつでもどこにでもいらっしゃって、あなたの行いをご覧になっていますよ」というように説教で使われる言葉ととのことです。今まさにコンピュータが人間を見守り支援するIOT時代の幕開け、本書は2007年の発行ではありますが、さすがは坂村先生、リアルのデジタル化に向けての知見が溢れています。リアルのデジタル化のための方式として本書を通して提案していたuコードは残念ながら実現していないようですが、その未来に向けた見識はとても勉強になります。
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おすすめ資料 第47回身近なものからユビキタスを考える(2007.10.19)
ユビキタスという言葉は今では広く知られていますが、では、「ユビキタスとは何か」と問われても「偏在というのが本来の意味らしいが、どこにでもコンピュータがあるという意味かな。」程度の理解が一般的ではないでしょうか。
宗教問答のようで、何のことかわかったようでわからないのです。
そのような方にうってつけなのが本書です。
23年以上も前からトロン(TRON:The Real-time Operating system Nucleus)プロジェクトを提唱され、「どこでもコンピュータ環境」の構築を目指している著者が、ユビキタスという概念を身の回りにあるモノを例示して具体的にどういうものなのかをわかり易く解説しています。
「ユビキタス・コンピューティングの本質は、モノ・人・空間を主とする、実世界の状況(コンテクスト)=時間と場所の情報の認識です。」とありますが、実在する物全部があたかもクリックする対象になったかのように、「これ」「あれ」と指示したとたんに、その物の情報を格納しているところから情報を取得して利用できる世界がユビキタスなのです。
この夢のような世界の実現に著者は尽力されていますが、実現するには技術の進化だけではなく制度の問題があることも示唆されています。 -
ユビキタスコンピューティングの第一人者である坂村健教授の著書。
ユビキタス社会とはどういうものか
その特徴,実現できること
実現に必要な事項(具体的には制度設計など)
これからなすべきこと
などが専門外の人にも分かるような語り口で説明されている。 -
私にはイマイチでした。
ユビキタスの考え方、実現に向けての様々な問題などが紹介されていますが、私には何を伝えたいのか分かりませんでした。実現には、まだまだ時間がかかりそうですね。 -
身近にあるトレーサブルなものを取り上げている。
バーコードやら物流系の事例が多いのでわかりやすい。
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本書でいうユビキタスとは、
ユビキタスネットワークで世界中がつながった社会のことだ。
(コンピュータ同士が自律的に連携して動作することにより、人の生活を支援する技術、環境)
インフラとしてのユビキタスを実現したとき、
産業革命、IT革命に続く新たな革命が起きると筆者は強調する。
筆者が研究・開発に大きく寄与してきた「uID」は、まさしくユビキタス技術の粋を極めたものだ。
全てのものにタグを付け、その意味をネットワーク外部化することで、
全てのものをリンクする。
その効果は、僕がここであえて言うことはない。
本書に多くのページを割いて紹介されている。
たしかに、この「uID」のような技術が世界中に導入されたとき、
流通システムが、障害者の生活が、・・・世界中のありとあらゆることが効率化・利便化されるだろう。
しかし、そこには大きな壁が存在する。
それは「技術の進化に合わせて制度を変えられない社会」である。
本書はそれを打破する力を「ソーシャルイノベーション」と名づけ、革命を起こす原動力の一つと紹介しているが、
日本はことにその「ソーシャルイノベーション」の点で劣っている傾向が強い。
シリコンバレー発の企業群、マイクロソフトやグーグル、ユーチューブが登場した歴史を振り返ると、
彼らの技術はその時代時代の制度を変えてきた。
著作権など情報を保護する制度を変容させてきたのだ。
ユビキタスネットワークを実現する「uID」の技術にもその「ソーシャルイノベーション」が不可欠なのである。
インフラとなる技術は、全世界が認めてくれない限り広まらないからだ。
筆者は
日本がこれまでの既成概念をかなぐり捨て、世界をリードしてユビキタス革命を起こすことを期待している。
私は、本書の思想に強く共感すると共に、
「日本のソーシャルイノベーションに強く働き掛けることができる人物になりたい」と強く思った。
ユビキタスの意味を知るためでもいい、
ユビキタスが実現した未来社会を垣間見るためでもいい、
社会の新しい可能性を知りたい人は本書を手に取るといい。
私たちの今後の行動次第で、夢のような社会が実現するかもしれない。
キーワード
MOT:技術そのもの自体よりその技術の使いこなしが重要。足し算でなく引き算で考える。
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なんと著者ご本人からいただいてしまいましたよ。
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坂村先生です。
技術的な説明ではなく、MOTの観点から見た記述が中心。
ユビキタスとは何かという答えよりも、
そのユビキタスをどのように使っていくべきかについて
述べられています。
概ね坂村先生の意見には賛成ですが、曖昧な部分や、
結局どうするのかまだ見えない部分もあり、
技術が社会にどう影響するのか
慎重に考えねばならないという雰囲気を感じた。 -
著者の息子が大学の同級生なんだ笑
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初心者でも分かりやすく解説してあって◎
いつでも、どこでも、だれでも、使えるインフラとしてユビキタスが整備されることを期待!!
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