ウナギ 地球環境を語る魚 (岩波新書)

  • 岩波書店 (2007年8月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004310907

みんなの感想まとめ

生物としてのウナギの魅力や、その食文化に関する深い洞察が詰まった一冊です。著者は元科学部記者であり、ウナギの生態や歴史、さらには食材としての重要性を分かりやすくまとめています。序盤ではアリストテレスや...

感想・レビュー・書評

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  • ◎信州大学附属図書館の所蔵はこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA82785656

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00356610

    『万葉集』にもスタミナ食として登場するほど古くから愛されてきたウナギ.日本は世界の7割を消費するが,今,世界的に資源の急減が危ぶまれている.海と川を行き来する不思議な生活史,養殖とシラスウナギ・ビジネスの実態,欧州での資源管理の試みなどをレポートし,グローバル化時代の食と環境を考える.(出版社HPより)

  • ウナギを巡る研究史及び最近のウナギの漁獲高減少についてである。
    天然ウナギの本州の北限は青森県小川原湖である。実に分厚く、toughな歯ごたえ。
    Spainでは、シラスのオリーブオイル煮とかあり、おいしい。
    ウナギは海(日本ウナギはマリアナ海峡の海山)で産卵し、回遊して、川に登り、数年を川、湖で過ごし、また、海に帰っていく。
    サケは、川で生まれ、においで生まれた川に帰ってくるそうだが、ウナギの稚魚は最後は黒潮に乗って日本にくるそうだ。渡り鳥もそうだが、地球規模の移動はほんとうに不思議。

  • 生物としてのウナギから食料としてのウナギまで。生活環境を中心に全体的に網羅。著者が元科学部記者なだけあって、深いところにも触りつつ概要をまとめた読みやすい良書。特に序盤に記されたアリストテレスやフロイトとの関わりには知識欲を上手く刺激させられてる感があって良い。代わりに今後の展望についての言及が薄めではあるので、他書での補完を推奨。

  • 世界で一番のウナギ消費大国である日本。しかしその生態についてはきちんと認識されてないのが実情。河川、港湾の開発によりウナギの繁殖を激減させたこと。乱獲により絶滅の危機に瀕しているものの適切な実態把握や対策が打たれてないこと。国際社会における責任を日本が果たす為にもさらなる取り組みが期待される。さもないとここ数年で劇的に身近になったウナギがまた超高級品となって手が届かない食材になってしまうかも…。

  • 【館長の本棚】 常吉図書館長<2017-2018>推薦

    【所在・貸出状況を見る】
    http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=10701244

  • ウナギについて新書でクソ真面目に書いている本は初めて見たので興味を持って購入。
    前半はウナギの生態を解明されていない部分も含めて説明。淡水と海水で生活を送るためにそんなに複雑な働きをしていたなんて知らなかった。
    また、ウナギの独特な生態を説明することによって後半のウナギの減少への

  • ウナギセンサー。

  • うなぎのあまりの高さにブチ切れて購入。なんでこんなにウナギが高いのか、この本を読んでよくわかりました 笑
    うなぎの漁獲量がどのように減少しているのかや、
    ウナギの生態の謎など、しっかりまとまっていて楽しく読めます。
    元々ヨーロッパでもうなぎが食べられていた(が今はあまり食べられていない)ことなど、ウナギトリビアも豊富で、話のネタに使えるかも知れません 笑

  • 黛 愛美さんに教えてもらって。

  • 第5週 2/8(水)~2/14(火)
    テーマ 「食」

    ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00173088

  • かつては高級魚だったウナギですが、80年代頃から身近に売られるようになり、近時では絶滅さえ危惧されるようになりました。本書では、そんなウナギの生態を解明したり、養殖を成功させたりするには様々な苦労があったこと、乱獲や生態系破壊による絶滅危機の現状と最大の消費国としても日本がこれから取り組むべき課題を明らかにしています。
    なにげなく食べていたウナギを粗末にできなくなりますね。

  • [ 内容 ]
    『万葉集』にもスタミナ食として登場するほど古くから愛されてきたウナギ。
    日本は世界の七割を消費するが、世界的には資源の急減が危ぶまれ、ワシントン条約で規制されるまでになった。
    不思議な生活史、養殖とシラスウナギ・ビジネスの実態、欧州での資源管理の試みなどをレポートし、グローバル化時代の食と環境を考える。

    [ 目次 ]
    プロローグ ウナギを通して見えるもの
    第1章 ウナギという生き物
    第2章 産卵場所の謎を追う
    第3章 ウナギを増やせるか
    第4章 欧州では絶滅危惧種?
    第5章 日本のウナギも減っている
    第6章 ウナギと日本人

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    [ 参考となる書評 ]

  • うなぎ長い。
    うなぎは深い。
    うなぎは旨い。

    うなぎは深い。

  • 素人でのわかりやすくうなぎについて説明してくれる素敵な本です。
    あたしゃのばいぶるです。

  • 考えさせられる本だ。マグロで起きたのと同じような事件をここでも日本の商社は起こしていたというのがよく判る。本当に利益追求しか頭になかったんだな、と思う。まず、商社に勤めている人が読むべき本だ。
    川に障害物を作ることの弊害、様々な毒物の体内への蓄積、高度経済成長のツケ。そして最も大きいのが周辺国への技術提供のないままの産業の移植だったのではないかと思う。
    世界で獲れたウナギの7割を日本人が食べているというのもすごい。構造はまったくマグロと同じ。情けない。

  • ウナギの生態などを詳しく描き、そしてそこから環境問題や日本と諸外国の経済問題まで触れられている。これ一冊を読んだだけで、多くの現代社会の縮図が見て取れる好著。

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著者プロフィール

井田徹治:共同通信社科学部編集委員。本社科学部記者、ワシントン支局特派員などを経て、2010年より現職。環境と開発、エネルギー問題をライフワークに、途上国の環境破壊の現場や、多くの国際会議も取材。著書に『生物多様性とはなにか』(岩波新書)など。

「2024年 『BIOCITY ビオシティ 97号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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