ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 72
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004310907

作品紹介・あらすじ

『万葉集』にもスタミナ食として登場するほど古くから愛されてきたウナギ。日本は世界の七割を消費するが、世界的には資源の急減が危ぶまれ、ワシントン条約で規制されるまでになった。不思議な生活史、養殖とシラスウナギ・ビジネスの実態、欧州での資源管理の試みなどをレポートし、グローバル化時代の食と環境を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 生物としてのウナギから食料としてのウナギまで。生活環境を中心に全体的に網羅。著者が元科学部記者なだけあって、深いところにも触りつつ概要をまとめた読みやすい良書。特に序盤に記されたアリストテレスやフロイトとの関わりには知識欲を上手く刺激させられてる感があって良い。代わりに今後の展望についての言及が薄めではあるので、他書での補完を推奨。

  • 世界で一番のウナギ消費大国である日本。しかしその生態についてはきちんと認識されてないのが実情。河川、港湾の開発によりウナギの繁殖を激減させたこと。乱獲により絶滅の危機に瀕しているものの適切な実態把握や対策が打たれてないこと。国際社会における責任を日本が果たす為にもさらなる取り組みが期待される。さもないとここ数年で劇的に身近になったウナギがまた超高級品となって手が届かない食材になってしまうかも…。

  • 【館長の本棚】 常吉図書館長著作

    【所在・貸出状況を見る】
    http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=10701244

  • ウナギについて新書でクソ真面目に書いている本は初めて見たので興味を持って購入。
    前半はウナギの生態を解明されていない部分も含めて説明。淡水と海水で生活を送るためにそんなに複雑な働きをしていたなんて知らなかった。
    また、ウナギの独特な生態を説明することによって後半のウナギの減少への

  • ウナギセンサー。

  • 資料ID:C0028185
    配架場所:本館2F新書書架

  • うなぎのあまりの高さにブチ切れて購入。なんでこんなにウナギが高いのか、この本を読んでよくわかりました 笑
    うなぎの漁獲量がどのように減少しているのかや、
    ウナギの生態の謎など、しっかりまとまっていて楽しく読めます。
    元々ヨーロッパでもうなぎが食べられていた(が今はあまり食べられていない)ことなど、ウナギトリビアも豊富で、話のネタに使えるかも知れません 笑

  • 黛 愛美さんに教えてもらって。

  • 第5週 2/8(水)~2/14(火)
    テーマ 「食」


    ↓貸出状況確認はこちら↓
    http://yamato.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?bibid=BB00173088&maxcnt=1000&listcnt=50

  • かつては高級魚だったウナギですが、80年代頃から身近に売られるようになり、近時では絶滅さえ危惧されるようになりました。本書では、そんなウナギの生態を解明したり、養殖を成功させたりするには様々な苦労があったこと、乱獲や生態系破壊による絶滅危機の現状と最大の消費国としても日本がこれから取り組むべき課題を明らかにしています。
    なにげなく食べていたウナギを粗末にできなくなりますね。

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著者プロフィール

共同通信社科学部編集委員

「2013年 『有害化学物質の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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