腎臓病の話 (岩波新書)

著者 : 椎貝達夫
  • 岩波書店 (2007年10月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311003

腎臓病の話 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 透析療法が導入されて、随分医療の進歩が進んだとわかる。
    腎臓病にかかると、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの要因の一つにもなり、結果的に患者さんの経済的負担も重くなってしまう。
    そのため、にうつ病などの精神疾患にかかることもあるというから驚きだ。
    病気にならないために、日頃の食生活や生活スタイル、運動が重要なのだと考えさせられました。

  • 非常に分かりやすく書かれた腎臓病の話。
    透析を担当していたころは新人だったこともあり、勝手なイメージで理解していた。
    あの頃これを読んでいればもっと理解が進んだに違いない。

    著者は透析患者減少を目指し、きめ細やかな診療で導入を遅らせているらしい。
    話は実際の透析の手技や原因疾病、素因、合併症など幅広い。
    医療費削減の話で未病など出てくるが、確かに腎臓の保存の話はあまり聞かない。
    透析患者の医療費を癌同様に限度額まで引き上げろという話もあるが、既得権益を打破するのは票の欲しい政治家には無理な話だろう。
    厚労省の迷走もうかがい知れてなかなかに面白い。

  • 腎臓を理解するうえで絶好の本。腎不全や透析療法について詳しいだけでなく、保存期慢性腎不全対策の重要性や腎移植についても考えさせられる指摘が多い。とりわけ医療費との関係で透析療法に依存し、腎移植の可能性が他国に比して極めて低い日本の現状が指摘されており、(個人的には脳死や臓器移植について考えが異なるが)医療現場からの意見として一読する価値はある。

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