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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004311157
みんなの感想まとめ
地域資源を活用した先進的な取り組みが豊富に紹介されており、特に農業を中心にしたまちづくりの実例が印象的です。住民が主体となり、試行錯誤を重ねながら地域を活性化させる過程がテンポ良く描かれており、顔の見...
感想・レビュー・書評
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食・農・まちづくりのサブタイトルに惹かれ購入。
本書は、特に「農」をメイントピックに、まちづくりが行政や企業主導ではなく、地域に長年住む住民発の試みが試行錯誤、あるいは情熱によって周囲を巻き込んでいく、ある意味では正しく自治が活きた実例をテンポ良く紹介する。
利益追求を念頭に置かずとも、いい取組が一度認められると全国に広がり、人、物、金が一気に動いていく。興味深いのは、労力に見合うリターンが(当時としては)見込まれない手法であっても、顔の見える関係性があることにより、滑らかに事が進んでいくように見える点である。
また、一般に高齢者と言われる世代であっても活躍のフィールドを用意、そして評価される農業を取り入れた地域の健康寿命が伸びている点は、人的資源や物的資源が限られる今日の福祉を解決する視座も多分に含まれていると感じた。
本書は初版が10年以上前であるが、思考スキームや内容は全く古くない。ぜひ御一読していただきたい一冊だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1)4つの共通点をもつ地域を取り上げ、地域を大切にし、元気にしたり、より住みやすいまちづくりをしてきた地域がどのようなことをしてきたか書いてある本です。
有機農業の原点となった地域を取り上げ、大規模化・単作化・化学化という間違った方向に日本の農業が進んでいた年、自ら飼料を生産するなかで問題点に気付き、日本有機農業研究の発足に先立った地域。商店街に元気がないような状況を座視せず、既存の商店街活性化の枠を一歩越えたコミュニティ・ビジネスの試みと意義を取り上げられた地域。学校給食に地場産物を使用する割合を「平成22年度までに30%以上とすることを目指す」とされた、2006年3月に定められた食育推進基本計画。そのなかで、地産地消の推進に加え、有機農産物を学校給食に積極的に導入し注目を集めた自治体。農業を地域の基幹産業にして雇用の場を広げたいという思いから放牧養豚を手掛け、学校設立を目標に地域おこしにつなげようとする地域。
農業以上の斜陽産業とされてきた林業。森林・林業基本法が施行され環境を守るため木を伐るなという声も聞こえ始め、はたして環境に配慮した林業をベースにした地域の持続的発展の共存はありえるのだろうかという疑問。バリアフリーを徹底した高齢者でも利用しやすい公共交通機関、路面電車を活用している地域が取り上げられています。
(2)私がこの本を読んで重要だと感じた点は著者が述べている、「大切なのは生き方と仕事への倫理観と適切なビジネス感覚をもち、当該の地域出身であってもなくても、いま暮らすところをふるさととして愛する気持ちと行動だろう」という部分です。
この部分を読み、自分の住んでいる地域を改善していくには、自分自身が何か行動を起こしていかなければ何も解決していかないのだなと考えさせられました。
その地域でできることを考え、住んでいる人たち皆が協力することで、そこから様々なことがわかったり、これをしていかなければならないんだという理解が出来ると思いました。
(3)自分の住んでいる地域の問題点を解決するためには、まず地域住民との交流が大事だと思います。
最近は、地域住民との交流が薄れてきていると感じます。自分の住む街の問題点があったとしても、話し合わなければ何も解決しないと思うし、一人では何もできません。
話し合うことで身近な問題点が見つかるということもあると思います。住みやすいまちづくりをするため、まず人との関わりを重視していかなければなーと、思いました。(North 20150106) -
ふむ
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2008年
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活動の可否はそれが周辺を巻き込めるか否かが大切である
それを無視した物に未来はない
社会起業家と似ているかもしれないな -
島根県での酪農からはじまる地域自給ネットーワーク、
兵庫県や三重県、東京都でのシャッター商店街からの生き残りをかけた努力、
徳島県上勝町での「いろどり」という高齢者の働き手が元気な会社、
愛媛県今治市での、地産地消と学校給食、
北海道での酪農や畜産、そしてクリーン農業、
高知県梼原町での林業、
富山県での公共交通、
東京都練馬区や神奈川県横浜市での体験農園などについてのルポです。
そこから見えてくる生きた地域の力には、
なにか真似たり学べたりするものがあるようにも思えるし、
ぼくらのよく知らない分野でも、
そうやって地に足つけてチャレンジし、
成功している人が多くいることに励まされる思いもします。
田舎の役人の保守的な「プライドの高さ」に辟易しながらも、
何年もかけて見返した人もいれば、
2000年ころからすでに時代に適した、
コンパクトな街のあり方を考えてまつりごとをおこなった市長もいるしで、
もみじなどの葉っぱを料亭に売る「いろどり」こそ有名ですが、
そんなに高名ではない、知る人ぞ知るという人物に
ちょっとした偉大さを感じられるのがおもしろい。
あとがきを読むと、この本が出た2008年には論じられていなかった
TPPについての危惧ととれる考えが述べられていました。
グローバルな自由競争に「農」がさらされると、
日本では北海道の小麦など壊滅的になる分野が出てくるという話でした。
時代の流れはTPPにのっかるほうへと傾きましたが、
一般大衆の所得が低くなったり格差が広がる世の中で、
安さばかりに手がいくようになってしまうことは咎めにくいことだと思います。
そうやって、この国の農業なんかが衰退していくと、
もっと格差は広がり、もしかすると安い食べ物の安全性の問題で
健康も劣悪化するのかもしれない。
まあ、不安をあおるようなことを書いて申し訳ないですが、
そういう流れの道も一つありそうだときっと僕に限らず頭に浮かんでくるのではないか。
どうやったら日本人同士がWinWinになるか、も少し考えたいです。
それと、本書を読んでいて考えたのですが、
福祉サービスにしてもNPOなどの活動にしても、
きっとぼくの街だけではなく多くの市町村で周知が足りないと思うし、
役所はその周知をまとめてわかりやすくしてやるだけでも街が活性化すると思うのです。
「わかるやつだけわかればいい」そして「やりたいやつだけやっていればいい」というノリが、
とくに地方の過疎地では一番よくないんじゃないだろうか。 -
・今後各地域にうまれるべき→「非地縁・半地縁・地域共同体」が確実に生まれつつあると実感した(pp.25)
・一枚も添え物が売れなかった日々。16年間無給料。
若い頃の屈辱的な体験が彼を駆り立てた(pp.54)
・役人っぽくない役人が地域を変えていく原動力=スーパー公務員
・「地域に根づいて地場の産業を担うリーダーが、都市側からの第一次産業をベースにした環境創造型の提案に共鳴し、将来的な経済的利益も見越しつつ協働していくとき、地域全体が新たな胎動を起こしていくのである。自然資源は適切に活用されてこそ保全される」(pp.142)
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活気が無くなりつつある地方を元気づける為に、奮闘している方々に焦点を当てた本。
取り上げた地域は1.地域資源を活かして生業を発展させ雇用を生んでいる、2.地域に根づいた、前例にとらわれない発想・センスを持ったリーダーがいる、3.IターンとUターンが多い、4.メインの仕事で現金収入を得ながらも自給的部門を大切にしているという、4つの共通点がある。
島根県の木次(きすき)乳業は、日本で初めてパスチャライズ牛乳(低音殺菌牛乳)を開発・販売した会社で、半農半加工を営み、生産物の一部を市場で販売する形態をとっている。
化学肥料に頼らず、昔ながらの稲わらを中心としたエサを与え、安心して口にできる食べ物を製造し、その一方で何かと批判されがちな農協と組んで日本の農業を立てなおそうとしている。「人生、表玄関と客間ばかりではない。そこばかり見て真っ直ぐすぎる人が多い」という対応はなかなか出来ることではないだろう。学校給食に使われる野菜も「地産地消」を行っている。
従来の「地元の人間が地元で働く」だけではなく、「先達の生き方と仕事の姿勢に共感した人間が後を継ぐ」という、新しい流れが魅力的な人間のもとで生まれている。
寂れた商店街に再び人を招こうと努力する動きが各地でおきている。
兵庫県にある、よりあいクラブ旭では、商店街の空き店舗を利用して野菜の販売と食堂の経営、さらには配達を行っている。「生活程度と食べ物の質は比例しており、食べられない人もいるのに、福祉施設等は予算に縛られ動けない」と語り、美味しい食事をとってもらおうとする姿勢が受け入れられ、好評を得ている。
ジャスコの前身である岡田屋発祥の地である三重県四日市市では、参加者から会費と売上から多少の運営費を頂いた上で、日替わりレストラン「コラボ屋」を運営している。プロだけでなく、一般の方も参加できるようにして、コミュニティの回復だけでなく商店街の活性化も図れる。本書では「成り立つには至っていない」と言われてしまっているが、2013年の今も存続している事をみると、それなりにやっていけているのではと思える。
昔から商店街に店を構える方の中には、変化を嫌っている者もおり、結果として「何かできたはずなのにやらずにいる」事が続いていることがある。利益の確保は勿論大切だが、人と街を愛する熱意と人材・制度を整えることが、地域を救う事になる、と述べている。
徳島県にある株式会社いろどりでは、なんと紅葉の葉や南天の実を老舗の店に卸すというビジネスモデルを打ち立て、地元のお婆さん達の手を借りて繁盛しているという。
当初は「葉っぱを売ってお金が稼げるなんて私達を馬鹿にしている」といった批判をされたそうだが、働く人への親身な対応と取引先探しに奔走した結果、大きな利益を得られるようになった。
が、それ以上に大切なのは、頭と手をフルに使う作業を行うこともあり、介護を必要としない、心身ともに健康な高齢者で溢れるようになっていたことだろう。それに伴い閉鎖的だった雰囲気も開放的へ変わっていき、「産業型福祉」という新しい領域と、よそ者が生活を共にする生活圏が生まれている。
愛媛県今治市では、農業の指導及び助成金、地元の作物を一定以上使うよう取り決めるだけでなく、子供たちの口に入る食物は「地産地消」で賄うことを実行するなど、非常に熱心に活動している。 このことで作物を作ってくださる方への感謝の気持ちと、世界の食糧問題をも考えられるようになった。「地産地消は地域資源を取り戻し、地域が本当に自立するための運動だ」と語っている。栄養士の不足や、国が家庭の職に介入することへの懸念もあるようだが、大人になってからの意識の違いのデータ(食育を受けたグループは他のグループに比べ産地・生産者を重視する)を見る限り、良好な傾向にあるのではないか。
従来不可能とされてきた国産の、それも環境にやさしい濃厚飼料の生産に成功している興農ファームという牧場が北海道にある。
牧場の発展だけでなく、地元の雇用に貢献するだけでなく、ゆくゆくは「有機畜産を実現するための獣医学校」の設立もしたいと、野心溢れる牧場主の取り組みにより実現した。
かつては近代農業に固執する人々との確執があったそうだが、現在では「クリーン農業を指導しない普及指導員は存在価値が無い」と言わしめるほどに風通しが良くなった。利益ではなく、利用者側にたった農業を営むことで業態が健全化している。
農業以上の斜陽産業とされている林業を相手に奮闘している人たちもいる。
高知県の梼原では、森林認証を受けた森林のブランド力を生かした木材を販売・育成にあたっている。その際には、腐った木材を切らずにそのままにする(虫が発生して動物や鳥のエサになる)、1ヘクタール辺りの木の本数を制限する、針葉樹林から広葉樹林へのゆるやかな変動を心がけ、かつ「顔の見える営業」を行ったことで、環境に配慮した木材を選ぶ方々に受け入れられている。森林を基調にした街づくりを行うことで、リピーターも増えてきている。
杉1立方メートルあたりに割ける人員数の少なさ(2002年は0.4人)、オリジナリティ・利益優先の企業側との折衝という問題も残されているが、双方にメリットのある「規格」を設けて、解決しようとしている。
富山県には富山ライトレールと呼ばれる路面電車が走っているという。この時代にどうしてそんな物がと思ったが、富山県は乗用車保有台数二位の県であり、車の運転が出来ない人には住みにくい県となっており、公共交通を軸とした街づくりと中心市街地の活性化が目的なのだという。
日中に15ふんおきに電車が来る、バリアフリー化の徹底、乗り降りの短縮をはかるためのICカードの導入といった利用者を考えた制度を整えたことで、一日あたりの利用者数が予想を上回るなど、好評を得ている。
家賃や固定資産税の高い街の中心部に住んでもらえるよう、企業と市民向けに補助金を出す、高齢者の運転による事故を減らすための運転免許の自主返納支援事業(引換えに公共交通機関の乗車券を提供)を行っている。
路面電車の導入は誰でも利用できて、環境への影響が少なく(乗用車の1/5)、建設コストが安い(国内に限ると、地下鉄よりも100億円以上安く済む)というメリットがあるが、大切なのは、市民の声をきちんと反映した仕組みを整えていくことだろう(「首長は交代しても、市民は交代しない」)。
現役・退職したサラリーマン達の憩いの場として農業が見直されつつある。
都内の「大泉 風のがっこう」では、園主から指導を受けながら農作物を育てるという仕組みが整っている。園主は小学校の児童らとの触れ合いを通して、「地域との繋がりを大切にした農業」を見出し、利用者に喜んでもらう一方できちんとビジネスとしても成り立つやり方をつくった。利用者間にも心の繋がりが生まれ、活き活きとした生活を出来るようになったという。
横浜市でも、バブル景気に浮かれていた80年代から同様の事が行われており、230ヘクタールという広大な場所に市民農園を作り、地元の園主の指導を受けながら稲の耕作や野菜を育てている。
とはいえ、まだ「直売所がどこにあるか分からない」という声も聞かれ、ネットワークづくりや地産地消のPRを今後も続けていくという。
農業に関心のある人を指導し、果樹園農家などに出向かせているが、やはりこちらでも心身ともに元気になったという人が多い。
「人が豊かになる地域とは、人と人との関係性と自然が豊かで、生業が根づいているところ」というのは筆者の弁だ。今後もこのような場所が増えていければ良いと思った。
自分用キーワード
職能同源 有機農業 小さな政府 輸入濃厚飼料 土光臨調 出雲たかはし 食の杜(木次乳業と深い関わり) ポストハーベストフリー ドミナント戦略 インキュベーション(起業支援) 農業改良助長法 普及指導員 食育推進基本計画 担い手経営安定新法 フードマイル バーチャルウォーター 内蔵廃棄率 北のクリーン農産物表示制度 遺伝子組み換え作物 森林管理協議会 世界自然保護基金 ロギール・アウテンボーガルド 森林セラピー基地 LRT(Light Rail Transit) RACDA高岡 マスコミ・消費者対農業者(大前研一や竹村健一氏が「都市農地があるから住宅価格が高いという理論を展開」) -
農業や林業などの産業を通じて地域を活性化する日本各地の取り組みを本にしたもの。もともとは岩波書店の月刊誌『世界』に連載されていたもの。
人間が知恵を働かせれば、意外と色々なことができるんだなと思う。「衰退産業だから」と諦めず、工夫を凝らしてチャレンジすることが大切なんだろうな。人間の知恵が集まれば、高知県で林業を復活させたり、山陰で健康的な乳製品をつくることができる。
読んでいて、「この著者は資本主義が嫌いなんだろうなあ」と感じる部分が多々あった。この本が出版された時はTPPの議論はまだなかったけど、今頃この著者はTPPに猛反対してそうな気がする。 -
本書は雑誌『世界』での連載を所収したもの。地域経済の疲弊や地域の崩壊が止まらない中、ローカルな共同体を維持・再構築するための各地での取り組みをまとめたルポルタージュ。
各地の取り組みで行ってしまえば、地域コミュニティの取り組みの様子は正直、過酷で厳しい。しかしながら、行政・経済団体・住民が共通の目的を確認しながら自らの役割・機能を最大限に発揮しながら新たな取り組みを創ろうとするチャレンジが、地域の活力というものを生むことが示されている。
年代が経ってしまったが、「地域を守る」ということの現実の一側面を垣間見るのには、よくまとまっている。 -
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地域活性化の8つの事例を紹介している本である。
食に関する事例が多いこと、すべてが成功しているわけではなく、現在進行形のものも多い。
あとがきに、「経済的に成功しているというだけではなく、そこで暮らすふつうの人々が誇りをもって生き生きと暮らしているかどうかを重視した」とあり、これが地域活性化を成功させるキーワードだなと思った。 -
日本経済の工業化と外部資源依存がつづき、地域社会や一次産業の疲弊が指摘されている。
地域社会や一次産業の疲弊というとき、内外生産物の価格格差や後継者不足がなにより注目される。
いっぽうで健闘している農漁村や、地域おこしの活動もある。むしろ増えている。そこのところに着目しながら、やはり重要な点は国内生産の国内消費、モノつくりの観点なのか。
本書は、そうした視点を各地の取材を通じて提示しているように、みえるのだが。 -
「地域」という文字に目を惹かれてふと手に取った本。
読んでみたらルポ形式。
利益を重視せず、生きがい的なものに重点を置いた暮らしをする人々の姿が描かれてる。
また、地域の良さを発見し、うまく活用するあたりの描写はビジネス書としても捉えられると思った。
わくわく出来る本。 -
ルポですね^^
とってもおもしろかったです。
今あるもので、何ができるのか。を考えなくちゃね。
「生産」の段階は終わったと思う。 -
地域での様々な取り組みを事例を挙げてで紹介している.
興味ある農林業関連の話題が多くて(交通の話とかもあったけど)良かった.
ここで取り上げたそれぞれの地域が成功しているのは,活動的で熱心な「人」の力が大きいのかなと思いました.
その地域の人+外部からの人→地域の魅力を再発見し,今までにない新しいやり方(というか運動というか)を生み出すことができる.
地域特有の魅力を発見し,その魅力をどのように活かしていくのかというのが大事だなと思った.それが難しいのだろうけれど,この本で紹介されている人たちはそれがうまいのかなとも思う.
自分も将来はそういう人になれたら. -
農業について勉強しようと思って手に取った本。
衣食住の中で、生きる中で一番大切なのは食ではないだろうか?
と考える。
食をよりよいものにするために、
たくさんの人に食べてもらえるように
と品種改良とかしてなんとか生産を増やそうとしていたのが
いつの間にか
消費社会の中で、儲けを考えるようになってしまったのだろうか。
儲けだけではなく、食料自給率の低さが目立つ日本の国としての
プライドを守ろうとしたのだろうか。
農家の人が儲けだけを考えてるとは考えたくないけど、
もっともっと大切な部分を見失わないようにしたい。
人とのつながり
自然とのつながり
やはりつながりを大切にしてこそ、
何事もうまくいくのだろうか・・・
と取りとめもなく考えたのでした。
地域の力。大事にしていかなきゃ。
色々考えるなー -
学部のゼミで。まちづくりの手法を学ぶ一環として。
人間にフォーカスしてまちづくりを活写するというジャーナリズムの王道。ほどよい周辺状況の整理もよいと思う。
が、こうした地域の取り組みをどう体系化していくのかがこうしたジャーナリズムの次に来なくてはいけないし、
そのためにはこの本で見られるような「小泉改革批判」「WTO反対」へと一足飛びに進むやり方ではうまくいかないような気がする。
一か所だけ、小泉「改革」をほめている(p117)あたり、およそ正当な政策評価や要因分析がされた本とは言えない。
会えて整理するなら、地域リーダー(個人、もしくは組織)と、その間にとり結ばれるネットワークを詳細に記述し、比較できる本、
といった評価が可能だろうか。
新書・教養と科学的分析とのかい離を垣間見る意味でも考えさせる本ではある。 -
友人のtu-taさんのブログでこの本を知り、早速購入。
大田区の副区長が「地域力」を掲げていたりと、
なんともタイムリーな表題のように感じて、
早速購入し読みました。(tu-taさんに感謝。)
食育、農業、交通、地場産業など、
地域での取り組みを紹介しています。
「交通」分野では、自分にとっては第2の故郷ともいえる富山のライトレール(路面電車)
の事例も取り下げられています。
(このネタは、最近、本当によく目にしますね・・・)
この本に紹介されている事例で共通にいえることは、
リーダーがいたことです。
リーダーが、知事なのか、一区民なのか、
企業の社長さんなのか、いろいろな立場の方が
いますが、「人を巻き込む力」をもったキーパーソンが
必ず存在するんだなと思います。
「地域の力=人」ですね。
自分も地域で活動していますが、
「巻き込み上手」なヒトって必ずいますと思います。
そして、その人望というか、
人柄に引きよされて活動する人達(仲間)がいる。
当の自分はというと、前者ではなく、後者ですね・・・。
(もしかしたら、そのどちらでもないかもしれませんが・・・)
自分の周りの「巻き込み上手」な方がもしかししたら
将来、こういった本に紹介されるヒトになるのかも・・・
と思ったりもしました。
著者プロフィール
大江正章の作品
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