人生読本 落語版 (岩波新書)

著者 : 矢野誠一
  • 岩波書店 (2008年4月22日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311300

作品紹介

「私にとって、落語は人生の教師役、寄席が最高の教室だった」。そう述懐する著者が、出会いと別れの明暗、機知に富む会話、愚かしくも愛すべき人間像など、人の世の諸相と人生の知恵を数々の落語の中に探り、柔らかな筆致でつづる。落語に精通する著者にして初めて可能な、生きることの意味を笑いの中に照らし出す異色のエッセイ。

人生読本 落語版 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 石油を使うことなく、テレビとも、パソコンとも、携帯とも無縁の、不便で貧しくはあっても心豊かだった落語の世界から、改めて人生を学び直しても良いのではあるまいか 地球温暖化の論議をふまえた、ある学者の100年かけて100年前の状態に戻すと言う主張は、要するに落語の世界の時代に帰れと言うことだろう。到底実現は不可能と思ってみるものの、夢は持ち続けたいものである

  • むむっ。

  • プロの書き手に失礼ですが、文章上手いですね。豊富な知識をさりげなく披露し、子供から大人まで誰が読んでも著者の伝えたいことはいってきますね。こういう文章を書きたいですね。内容は志ん生師匠のいう「こういうことはあんまり学校じゃ教えない」をベースとして、日常生活でおきる様々のことを落語を通して著者の想い出ともに書かれたエッセイです。学校で教えないこと、落語の魅力が十分伝わる1冊でした。

  • <閲覧スタッフより>
    「落語」とは?
    江戸中期に始まった庶民的な話芸。 人情ものや怪談ものなど、様々なカテゴリがあり、噺の最後に「落ち」と呼ばれる結末がつくため、「落語」と言われます。 また、同じ噺でも噺家によって違ったりと、色々な楽しみ方があります。

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    所在記号:新書||779.1||ヤノ
    資料番号:10185913
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  • 著者の幅広い落語の知識が人生経験と相まって、読者の心に沁み込む。
    文化史としての楽しみ方も得られた。
    新書ならではのゆったりとした気持ちで読める良書と感じた。

  • その一遍のエッセイを
    読みながら
    そこに登場する
    「落語」を思い起こし
    「噺家」の口調を思い出し
    今をいきていることを
    しみじみ考えさせてもらえる
    好著です

  • [ 内容 ]
    「私にとって、落語は人生の教師役、寄席が最高の教室だった」。
    そう述懐する著者が、出会いと別れの明暗、機知に富む会話、愚かしくも愛すべき人間像など、人の世の諸相と人生の知恵を数々の落語の中に探り、柔らかな筆致でつづる。
    落語に精通する著者にして初めて可能な、生きることの意味を笑いの中に照らし出す異色のエッセイ。

    [ 目次 ]
    1 命あっての(出生 命名 聴覚 便所 医事療法 葬列 墓碑銘 幽霊)
    2 渡る世間に(親と子 親孝行 勘当 読み書き算盤 耳学問 国訛り 京都人気質)
    3 金は天下の(金銭 吝嗇 虚言 蚊帳 電話 傘 時刻 裁判)
    4 遊びをせんとや(雑俳 茶道 義太夫 競馬 古典 旅 遊郭)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 落語の登場人物から人生訓を学ぼうというもの。少し軽すぎるが、寝る前に良い。

  • 読みにくい。

    落語調で期待させておきながら、あまり落語の話ででない。
    自身の思い出話をつづったエッセイに近いのでは、と思った。

    ただ江戸後期の落語以外にも、明治の新作、大正、昭和に創作されたいろんな話があった。
    いま思えば、古典というのは昔の時事ネタだし、今の創作落語も古くなれば、古典になるのかもしれない。

    ただ、創作落語の時代設定が江戸とか、昔に設定されていることが多く、それでいいのだろうか、とも思った。

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