- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004311355
作品紹介・あらすじ
知床半島から北方四島にかけては、北半球で最も南まで流氷が押し寄せ、海と陸にまたがった豊かな生態系が育まれている。しかしこの自然は、ソ連崩壊後の急速な資本主義化によって脅かされつつある。ここに暮らす動物たちの姿を紹介するとともに、生態系保全のため、世界自然遺産・知床をさらに東のウルップ島まで拡張する構想を展開。
感想・レビュー・書評
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これも1000円のビジュアル文庫。エネルギー危機の21世紀初頭となって、エネルギーに余裕があり開発に熱心な最近のロシアを考えると北方四島の自然保護はいまが正念場とうったえる。自然保護の直接的な訴えより、豊富な写真がの内容の方が心により響いてきます。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705792 -
知床について自然科学的な観点から論じており興味深かった.
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2021年1月期の展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00241748 -
通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
請求記号: 402.9111//O81 -
読み始めました。
(2013年12月18日)
読み終えました。
(2014年2月2日) -
知床・北方四島の自然環境について書かれた本。
まずは流氷が織りなす自然の豊かさについてのべられ、それが開発によって脅かされていること、日露がどう協力してこの自然を守ればよいのかの提言につながっていく。
実際このへんのことの知識がないからなんとも言えないんだけど。
屋久島、白神山地に続く第3の世界自然遺産をどう守っていくか。写真が豊富でこれらの自然を守りたいと思わせる一冊。 -
知床半島から北方四島にかけての海域は、北半球で最も南まで流氷が押し寄せ、このために豊かな生態系が育まれている。四島はこれまでソ連に実効支配されたために開発が遅れ、北海道側に比べて豊かな自然は保存されてきたが、ロシアの近年の資本主義化で大規模な開発の計画もあり生態系が脅かされつつある。著者たちは、知床半島の世界自然遺産の領域をウルップ島まで拡大することを提案している。