戦争絶滅へ、人間復活へ―九三歳・ジャーナリストの発言 (岩波新書)

著者 : むのたけじ
  • 岩波書店 (2008年7月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311409

戦争絶滅へ、人間復活へ―九三歳・ジャーナリストの発言 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 2017/08/08

  • レビュー省略

  • 勧められて。
    戦争とは実際どんなものなのか。戦場では人間はどうなってしまうのか。そして政治、権力とはどんなものなのか。
    むのさんのインタビューをもとにして文章が作られているので読みやすかった。
    「平和に暮らすということ、平和であるっていうことを、空気やお日様の光のように思われては困りますものね」
    という一文が沁みた。
    日本が過去に戦争をしたという事実を直視して、これからの日本社会や世界をどうしていくかを考えていかなければいけないと思う。

  • 横手市のジャーナリストと言えば「むのたけじ」さん、むのさんは四ヶ月後に百歳になられます。これは彼が93歳の時に書かれた本ですが、彼の思いが強く書かれています。そして今の社会に取り入れるべき事が多々あります。むのさんのように、妥協せずに成長を続けて老人になられた方は、我々に必要な解釈を持っているものですね。でもそれを多くの人は理解しつつも、素直に受け取る事ができない社会体制になってしまっているのも確かです。読み進めると、時々目から鱗が落ちる一冊です。

  • 戦争のことを語るなら
    平和のことを語るなら
    人権のことを語るなら

    この本を
    読んだ人と
    しみじみとたっぷり
    語り合いたいものです

  • 生徒に勧められ、世界が広がった本。
    こういう考え方に触れて、戦争とは、平和とは、自分とはについて考えるきっかけになるんだろうな。

    むのさんの本は、ご本人も言ってるように叩き読みが必要だ。

  •  歴史認識や思想ベースの差の問題は当然あるとしても、むのたけじの言葉は、そうそう見逃せないものであるはずだ。

     まず「戦争は良くない」という。戦争はみんながみんなおかしくなるからだ。人間が精神的に極限まで追いつめられることで、普段だったら常識的にありえないことまでしでかしてしまう。
     例えば家族が「戦地ではどうだったか」というふうに聞いても、多くの元兵士たちが口をつぐんでしまう。家族に云えないようなことをもしでかしてしまうのが「戦争」である。

     かといってデモなんぞ無力で、それだったら事前に「戦争によって生じるうまみをどうやって無くすか」が問題である。戦争によって産まれるうまみを知ってしまった社会主義国家なんぞ偽物である、と。

     この辺りをベースとして、色々書いてあります。

     読んでいるうちに、なにかとてつもなく大きな怪物が横を通り過ぎていった感触。
     怪物の仕事、一言で云えば、そういうことだと思います。

  • 貴重な戦争の生の現場の当時の状況が語られたもので、戦後の日本がしっかり考え、反省せずに経済発展を遂げたことに、現在の中身の無い日本の根がある、と。人間としての常識に基づき
    、一人ひとりが行動すれば戦争も、核も無くせる、という考えに行き着かれているが、それは宗教信仰が浅い日本人の考えのような気がする。本当にそのような世の中が来るのは100年、1000年かかるのでは無いだろうか。

  • 資料ID: C0028877
    配架場所: 本館2F新書書架

    イーハトーブ賞

  • ムのさんの平和に対する熱い思いが

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