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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004311461
みんなの感想まとめ
現代のアフリカの複雑な状況を理解するための貴重な情報が詰まった一冊です。著者は30年以上にわたる取材を通じて、南部アフリカの現実を深く掘り下げています。特に、適切な統治や開発がどのように飢餓や旱魃など...
感想・レビュー・書評
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30年以上の取材の成果がまとまっています。2018年、南アフリカに行った後に本書を読んだのですが、現地で見てきたことと本書の内容が見事に一致していました。南部アフリカの概要や真実を知りたい人におすすめです。
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アフリカの国々が今ある状況を認識できるようになる本。適切な統治、開発を行って飢餓や旱魃の問題を解決するケース、腐敗した政府による独裁により国民が苦しみに喘いでいるケースなどが紹介される。地獄がなぜ地獄になるのか、その実態が少しわかるようになる。
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アフリカから、なぜ飢餓がなくならないのか?先進国が搾取し続けているからだとおもっていたが、それだけでもないらしい。1960年から、国家は独立国したが、政府や指導者が自分の富を増やすことしか考えなくなった。
商品の流通するノウハウや資源を掘るノウハウが無ければ、ワイロを沢山くれる、中国人に委託して、国民の不満が高まれば、仮想の敵をでっち上げて怒りの矛先を変える。
農業は、私腹の足しにならないから、ちからをいれない。先進国のODAは、高官のふところにしかはいらない。資源の儲けも同様。権利で、マスコミを操作して、危険な人は排除する。
アフリカの未来に絶望したが、農業NGOや生ガキ点など、人々の自立へ、アフリカに、新しいダイナミズムが生まれる機運もある。
市民の力が国を変える。アフリカよ、もっと幸せであれ。
I pray for Africa. -
アフリカの現状における国家への絶望と人々への希望を読み解ける新書。朝日新聞の連載の後、本になった『カラシニコフ』の著者が朝日新聞退社後にまとめた新書。『カラシニコフ』も非常に中身の濃い本だが(但し、一部、少年兵へのインタビューにおける誘導的質問と回答に対する解釈には疑問符もつけたいが、それでも本書の評価は下がらない)、この新書も非常に読み応えがある。
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恩師に薦められ、読み出した。
衝撃的だが、事実。
松本仁一の本をもっと読みたいと思わせてくれる
そんなレポートだった -
指導者が敵を作り出すことによって自分への不満をすりかえるのがアフリカの指導者の常とう手段。
権力者は国の将来のことなんて考えていない。
治安と農業が国家建設には欠かせない重要な要素だが、これらは政治家にとっては利権になりにくい分野だから政治家も力を入れない。
アンゴラでもたくさんの中国人労働者がいる。
中国政府が石油目的でアンゴラに進出している。
スーダンでも大量の中国人がいる。 -
アフリカの辛い現実がこれでもかと語られた後に、希望として取り上げられているのが、民間の取り組み。国家とは何だろうと考えずにはいられなかった。
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政府じゃなくて人に
目を向ける支援
日本政府は足元を
みられる甘いスポンサーに
なりつつある。
努力することが報われる
労働条件や社会貢献の形と
システムを徹底的に
民間レベルで実現することが
発展のカギだと思った。 -
世界にはまだまだ知らないことがたくさんある。
多民族国家で部族中心の思考を持っている政治家のいる国はどこも大変です。 -
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筆者の記者としての取材経験をもとに書かれたアフリカに関する「中間レポート」
筆者の見てきたアフリカの実状に関するリアルな記述に、安全で豊かな国に生きる身としてはただただ衝撃をうけるばかりである。
本書には開発学的な視点はなく、アフリカの国家システムの問題点を指摘するに留まってはいるが、そうした筆者の指摘は開発学という視点から問題を考える上で非常に参考になるのではないか。
最近読んだ中では最も衝撃を受けた。 -
『アフリカ・レポート』(松本仁一、2008年、岩波新書)
本書は、元朝日新聞の記者がアフリカの現状を捉えたものである。まず、記者らしい簡潔で淡々とした文章が良い。アフリカの人々のさまざまなエピソードに取材源の豊富さがうかがわれる。
なぜ、アフリカは腐敗するのか。筆者は国家元首が自らの政治的利権のために政治を行い、国民のことは考えていないからだという。ジンバブエのケースが第一章に書かれている。
アフリカの政治・経済の現状を知るには良書といえるのではないかと思う。
(2010年5月3日 大学院生) -
『カラシニコフ』で有名な松本仁一さんの本。
アフリカの開発は何故上手くいかないのか。
その問いに答えるように、何国かを例にあげて腐敗政権や民衆の暮らしの実情など細かに述べている。
アフリカを含め発展途上国が極貧化するのはグローバル化自由経済のせいである部分が大きいと思っていたけど、やはり支配者側の問題もかなりあるのだと思った。 -
アフリカ諸国が直面する問題を指摘し、生活の実態を報道し、希望を示す。よい構成だとは思うが、やや悪い面にのみ焦点を当てすぎているかと思う。
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筆者が言っているような、底辺からの変革、人々が主体となった草の根活動の隆盛を、アフリカで確かに感じた。想像よりも遥かに多くのNGOが現地で働いていた。それらは政府がすべきことを代わりに行ない、新しい形のインフラ、社会のセーフティーネットであるようだと感じた。それらのなかには私利私欲のために活動するものもあったが、人々の発展への新しいダイナミズムは確かに感じた。
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朝日新聞の記者(現在は退職しているらしい)が現地の丁寧な取材を元に描いた現在のアフリカ。最近少しアフリカに興味が出てきたので読んでみました。
同じく米のジャーナリストが書いたロバート・ゲストの『アフリカ 苦悩する大地』と問題意識は相通ずるものがあり、この本の著者もアフリカの低迷の原因を政府組織(もしくは為政者個人)の腐敗に求め、その底流にはアフリカの部族社会の影響を認めています。ジンバブエ、南アフリカ、スーダンなどが詳しいが、かなりひどい有様である。こういう内容を読むと『貧困の終焉』の著者が掲げる先進国の金銭的支援によるアフリカの貧困からの救済プランはあまりにも遠い理想のように思われます。
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朝日新聞に掲載されていたときにも読んでいたのですが、最終章にある「ケニアナッツ社」の話は再読ですがやはりよい話です。日本人の成功ストーリーとしても素敵ですし、希望が持てる話としても期待が持てます。
日本人の大企業に属するジャーナリストでもこういったものが書けるんだと感心した一冊。同じ著者の代表作『カラシニコフ』も文庫化されているようですので、ちゃんと読んでみようかと思います。 -
2000年代の最悪の時期のアフリカの現地ルポ。
ジンバブエの話など、全く知らなかったので、無知を恥じる。
また、この頃もっともハングリーだったと思われる中国人が押し寄せてきた様子など、時代の証言としても貴重。
政府ではなく、人々に目を向けるという主張はその通りであるが。。。 -
知っているようで、まったく知らないアフリカのこと。
想像を絶する状況だった……
ただ貧しいだけではなく、命が脅かされている。
少し古い本だが、状況はどれほど変わっているのだろうか。
希望を持てる章があるのが救い。
自分には何ができるのか。 -
アフリカの2000年代当時までの現状がよくわかる一冊でした。書かれた頃から15年経ったアフリカはどう変わってるのか、最近状況を知りたくなります。
本書に出てくるような腐敗する政治、苦しむ国民を他所にチャンスとばなりに目をつけて利権を奪いにくる外国人、母国を諦めて移住する国民。
日本も同じ運命をたどる日は近い?
あるいはもうすでに起きているかも? -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/49162
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