森の力―育む、癒す、地域をつくる (岩波新書)

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著者 : 浜田久美子
  • 岩波書店 (2008年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311539

森の力―育む、癒す、地域をつくる (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 資料番号:011065620
    請求記号:650.4ハ

  • 進路支援図書「はたらく人びと」
    2009/8/6更新 018号 紹介図書
    http://www.nvlu.ac.jp/library/workers/workers-018.html/

  • 森をめぐる8つのテーマでまとめられている。どれも、それぞれの分野のライトな紹介という体裁。もっと深く知りたいという物足りなさを感じるが、こういう分野や取り組みがあるのだということを知るためには読みやすい本という印象。森の聞き書き甲子園にますます興味が出てきた。

  • 様々な問題を抱える日本の森についての8つの
    取り組みが 紹介されています。
    藤原新也が以前、「全体はディテールで
    できている。ディテールを おろそかにすると
    全体が崩壊する」という趣旨の発言をしていた
    のですが、 「全体を変えるためには小さなところから
    がんばり始めるしかないんだ」
    と、この本を読んで再認識しました。
    この本に紹介されている8つの取り組みがいつか
    全体を動かす動きになっていけばいいなと思います。

  • 自然とかかわりあうことで、人の気持ちも変わっていく。

    森林セラピー等現在はやっているが、人が、森とどのようにかかわっていくかも

    これから大事なテーマになっていく。


    「育つ」…デンマークで始まった「森の幼稚園」は五感のゆりかごで、感情を深くする体に。
     
    「つながる」…長野県信濃町・わが町で豊かに暮らし続けたいー森林セラピーで地域作りを。
           みんなで「森の健康診断」作戦、人工林の健康の指標と森林ボランティアを行う。


    「生み出す」…森の恵みを生かすビジネスをー森林バイオマスの可能性。

             引き継ぐ人をいかにつくるか。


    「引き継ぐ」…街と山をつなぐ大工たちー地域の材を使いたい。地元に密着した地場の活性化
           種を蒔く人たちー木を知る建築士を育てる。



     *森林に関わる人生は、人の育成と同じかもしれない。。。

  • [ 内容 ]
    森と人は、関わることで共に健やかになってゆく。
    手入れ不足による人工林の荒廃や後継者難の林業など、日本の森が抱える問題を越えて活路を見出そうとする人びとは、森に何を見ているか。
    森の幼稚園、森林セラピー、地域材利用活動、森林バイオマス、木造建築技術の伝承…森との新しい関わり方を実践する現場からのレポート。

    [ 目次 ]
    1 育つ(森の幼稚園は五感のゆりかご―感情を深くためるからだに 高校生、森の名人に出会う―「森の“聞き書き甲子園”」というチャンス)
    2 つながる(わが町で豊かに暮らし続けたい―森林セラピーで地域づくり みんなで「森の健康診断」―人工林と森林ボランティア)
    3 生み出す(森の恵みを生かすビジネスを―森林バイオマスの可能性 森のプロを育てたい―「林業トレーナー」の挑戦)
    4 引き継ぐ(街と山をつなぐ大工たち―地域の材を使いたい 種をまく人たち―木を知る建築士を育てる)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • さいごの章「種をまくひとたち」では、胸に熱いものがこみあげた。森、林業をめぐる渾身のルポ。しかし、テーマの選び方に一貫性があるとは言い難く、どれも、もう少し深く学んでみたい、と思わせるところで終わっているのが、残念。学術書じゃないから、それも当然か。

    以下、気になった記述。
    ・森の幼稚園に通う子どもはコミュニケーション能力が高い。
    ・森林浴、森林セラピー、森林療法の違い。
    ・木を植える、ということに加えて、木を使うという視点の重要性。
    ・1970年代まであった「こわし屋」「ふるき屋」という職業。※江戸時代に通じる。
    ・国産材使用の、鍵は製材所。
    ・林業に税金をつぎこむことの愚かさ。
    ・耐震偽装に端を発した2007年の建築基準法の改悪(あくまで木材建築にとって)。

  • 森との直接のかかわりを持つことで起こる変化。
    環境教育。まちづくり。林業。木づかい。
    具体的な事例を身をもって体感した記録であり、
    連綿と続いてきた森の利用の仕方がどのようになっているかを知る
    数少ない作品。

  • 森と人間の共存社会。
    人工林は自然が生み出したものではない。
    人の手を加えて作り出したものは、 最後の最後まで人の手が必要である。
    とにかく森に行きたくなった!

  • 森の有用性とは何か。意義とは何か。
    普段意識しない私達には、目から鱗。
    同時に、日本の森が抱える問題が根深いことを知る。

    大切なのは、森に私達がどう活かされれば良いか。
    私達の一部が森ではない。森の一部が私達である。
    率直な著者の言葉が、印象的である。

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