道路をどうするか (岩波新書)

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  • 岩波書店 (2008年12月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311645

作品紹介

日本ほど道路建設に金を使い続けている国はない。なぜそれが可能なのか。全国の事例や法制度をさぐると、道路計画や道路特定財源をはじめ、利権集団を支える強固な仕組みが浮かび上がってくる。それが市民生活や行財政にどんな歪みをもたらしているのか。これまでの改革の試みを検証し、「道路国家」を根本から解体する方策を考える。

道路をどうするか (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 2008年刊。著者五十嵐は法政大学教授、小川はフリージャーナリスト。◆小泉政権下の道路公団民営化と、道路特定財源制度への批判的見地から、所謂「無駄な」道路が建設され続ける不合理を断罪。◆種々書かれているが、結局は需要予測の出鱈目さに尽きるのではないか。これは国鉄時代の鉄路建設においても散見されており、日本の官僚制の悪癖と言わざるを得ないだろう。◇そして、出鱈目な需要予測を採用し、失敗に終わった場合、それを採用した側の爾後の責任くらい明記(退職金の相当%の自主返納や減額。降格)させられないものか。

  • どうするかは最後に本当に少しだけ 歴史的経緯はわかった 変えられないが答えに聞こえる

  • 自民の道路族が色々と過去に利権を貪ってきたんだ。

    世界の道路統計を見る。

  • 道路に絡む政官の利権構造、道路を作り続ける予算の仕組みを解説。赤字国家が借金をし続け、道路を作り続ける異常な状態はわかったが、仕組みが複雑すぎるからか、説明が行ったり来たりするからか、それ以外の詳細はよくわからなかった。

  • 不況の只中、道路利権に群る輩どもの驚きの事実。どうにもやるせない。虚しさばかりが募る。

  • 著者は道路をどうしたいのだろう。

    「間違った交通需要予測」という節がある。
    100年の予測から,50年後,20年後,10年後の在り方を考えるとよいのではないだろうか。

    安全の視点が弱いのが気になる。
    交通死亡事故の原因の何割が道路の不備によるものであるかを考えたことがあるだろうか。

    安全な道路作りが今求められているというのに。

  • 道路特定財源の一般財源化が福祉国家への道筋を照らすことはわかった。
    ただ道路が利権を生むカラクリにもっと言及してほしかった。
    (雇用創出との関係とか)
    余りに余った道路特定財源が「まちづくり交付金」にまわされ、
    武蔵小杉周辺再開発に投入されていることに愕然。
    道路特定財源が自分の仕事に密接していたとは・・・。

  • [ 内容 ]
    日本ほど道路建設に金を使い続けている国はない。
    なぜそれが可能なのか。
    全国の事例や法制度をさぐると、道路計画や道路特定財源をはじめ、利権集団を支える強固な仕組みが浮かび上がってくる。
    それが市民生活や行財政にどんな歪みをもたらしているのか。
    これまでの改革の試みを検証し、「道路国家」を根本から解体する方策を考える。

    [ 目次 ]
    第1章 道路建設と道路特定財源
    第2章 道路優先の国土開発
    第3章 ムダな高速道路
    第4章 道路、日本危機の元凶
    第5章 「改革」の無残な失敗
    第6章 利権の壁を乗り越えるには

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    [ 参考となる書評 ]

  • ちょっと話題の道路特定財源関連で興味があったのでつい読んでみました。

    かなり詳しく道路整備の制度等について書いてあるので、この問題に興味のある人は読んでみてはよいのでは。

    まあ、内容に関する批評・感想についてはあえてノーコメントで。

  • この著書の主張したい点は、一つ。
    それは、道路をつくることによって、国に税金が入ってくるという美味しすぎる仕組みを変えなければいけないという点である。日本は、欧米先進国をとっくに追い越し、世界一の道路王国となっている。それにもかかわらず、いつまでたっても道路を作り続けている。時代が変わっているのに変化を嫌う政府の旧態依然とした態度にメスを入れるべく一冊である。

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