森林と人間―ある都市近郊林の物語 (岩波新書)

著者 : 石城謙吉
  • 岩波書店 (2008年12月19日発売)
3.76
  • (6)
  • (4)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
  • 本棚登録 :54
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311669

作品紹介

北海道苫小牧市の郊外に広がる、かつては荒れ果てていた森林。そこで一九七〇年代以降、自然の再生力を尊重する森づくりが進んだ。草花、小鳥、昆虫、そして小川のせせらぎ…。市民の憩いの場として、また森林研究の場としても知られる豊かな自然空間は、どのようにして生まれたのか。「都市林」のあり方を示唆する貴重な体験記。

森林と人間―ある都市近郊林の物語 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 荒れ果てていた苫小牧地方演習林が豊かな自然空間へと変化していく体験記はすごかった。
    森林文化と農耕文化の歴史が現在の社会情勢につながっていることを20ページに纏めた8章が凄すぎて、ブログの「農業」に纏めました☆

  • 北海道の大学所有林を市民の憩いの森として再生する取組みをしてきた研究者による著。市民の憩いの森として再生するため、林道の整備、川と池の整備、動植物の育成等を行ってきた模様。

  • 資料番号:011077344
    請求記号:652.1イ

  • 進路支援図書「はたらく人びと」
    2009/8/6更新 017号 紹介図書
    http://www.nvlu.ac.jp/library/workers/workers-017.html/

  • 筆者の北海道苫小牧での奮闘が綴られている。共有スペースとしての森をつくったひと。

  • 北海道にある荒廃した大学演習林再生の記録。演習林本来の目的である樹木や生物の研究だけでなく、市民への開放を目的とした森づくりを実現させている。責任者の石城氏は森づくりのマスタープランや、科学的根拠などを尋ねられ困ったそうだ。「自然に対する仕事が大きな過ちを犯すのは、計画が忠実に実行された時である」という言葉が心に残った。常に自然との対話を重視した、石城氏の仕事に対する姿勢が印象的だった。

  • 「森はよみがえる」と重複部分が多いが、面白い。前著ではあまり出て来なかったが、予算の折衝とか、本部との軋轢とか、やっぱりいろいろあったようだ。そういう読み方は無粋だが、自分の夢を仕事とした男のいきかた、という一面も。
    「子どもが時々落ちる丸木橋」というキャプションに笑った。こういうセンスの持ち主が作った森なら、本当の森に違いない。著者は退官したようだが、いずれ苫小牧の森に行ってみたい。

  • 本書は林学の素人である著者が演習林の責任者として取り組んだ都市林づくりの体験記である。
    著者は、ものすごい改革をしている。きっと大変な苦労もあったと思うがそこはさらっと書かれている。
    こんなところがあるのかと思うと希望であるし面白い。大学も捨てたもんじゃないなと思う。専門外の人にもおすすめです。

  • [ 内容 ]
    北海道苫小牧市の郊外に広がる、かつては荒れ果てていた森林。
    そこで一九七〇年代以降、自然の再生力を尊重する森づくりが進んだ。
    草花、小鳥、昆虫、そして小川のせせらぎ…。
    市民の憩いの場として、また森林研究の場としても知られる豊かな自然空間は、どのようにして生まれたのか。
    「都市林」のあり方を示唆する貴重な体験記。

    [ 目次 ]
    第1章 森との出会い
    第2章 森づくりへの助走
    第3章 ヨーロッパの都市林
    第4章 共生の森づくりへ
    第5章 甦る川、賑わう水辺
    第6章 市民の森へ
    第7章 フィールド・サイエンスの展開
    第8章 森と人の歴史-共生圏の系譜

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 最近、世界各国でエコや温暖化対策を取っています。
    そのなか、この本ではある都市近郊の物語を取り上げて森の緑の大切さをもう一回人々に教えてくれます。森と人間、まさに相互影響するもので、どっちかがなくなると生存できないことになっています。また、森の中の緑や動物などは地球の大事な宝物で私たち人間は森を大切にしていかなければなりません。

全12件中 1 - 10件を表示

石城謙吉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

森林と人間―ある都市近郊林の物語 (岩波新書)はこんな本です

ツイートする