小林多喜二―21世紀にどう読むか (岩波新書)

制作 : Norma Field 
  • 岩波書店
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311690

作品紹介・あらすじ

『蟹工船』の作者、小林多喜二(一九〇三‐三三)。その生き方と作品群は、現代に何を語りかけるのか。多喜二に魅せられ、その育った街・小樽に住んで多くの資料・証言に接した著者が、知られざる人間像に迫る。絵画も音楽も映画も愛し、ひたむきな恋に生き、反戦と社会変革をめざして拷問死に至った軌跡が、みずみずしい筆致の中に甦る。

感想・レビュー・書評

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  • 彼の小説は予想を越えて重くシンドイものであるらしい。その死もむろん。めげる。図書館本

  • ノーマ・フィールド先生のご著書。

  • プロローグとエピローグは、多喜二さんへの語りかけ。
    小林多喜二の人生に寄り添って、様々な出来事や出会いを紐解いていく筆者の語り口がとても素敵。

  • [ 内容 ]
    『蟹工船』の作者、小林多喜二(一九〇三‐三三)。
    その生き方と作品群は、現代に何を語りかけるのか。
    多喜二に魅せられ、その育った街・小樽に住んで多くの資料・証言に接した著者が、知られざる人間像に迫る。
    絵画も音楽も映画も愛し、ひたむきな恋に生き、反戦と社会変革をめざして拷問死に至った軌跡が、みずみずしい筆致の中に甦る。

    [ 目次 ]
    第1部 世界と向き合う作家へ―助走の日々(近代としての北海道―その「心臓」小樽;少年期の眼差しとことば;人生観、世界観の形成;記憶される青年・多喜二)
    第2部 銀行員からプロレタリア作家へ―「人間への信頼」を基に(田口瀧子との運命的出会い;「頭から」でなく「胸の奥底から」;第一回普通選挙と日常生活;『一九二八年三月十五日』の壮絶;『蟹工船』という鏡)
    第3部 小樽から東京へ―「体全体でぶっつかって」(クビになって執筆する;「田舎者」の新進作家;新聞小説『安子』;全力疾走―『党生活者』;東京の冬空の下の死)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 国文学2009年4月号書評より

  • 蟹工船が書かれた時代と多喜二がよくわかる

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著者プロフィール

一九四七年、東京に生まれる。アメリカン・スクール卒業後、アメリカ・プリンマー大学へ進む。一九八三年プリンストン大学で博士号取得。
現在、シカゴ大学人文学部東アジア言語文化学科長。
著書
『天皇の逝く国で』『祖母のくに』『へんな子じゃないもん』(みすず書房)

「2007年 『平和の種をはこぶ風になれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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