ネイティブ・アメリカン―先住民社会の現在 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311720

作品紹介・あらすじ

土地を奪われ、排除と同化を強いられてきたアメリカ先住民たちは、今もなお社会の最底辺で困難な生活を送っている。彼らは何を求めているのか。苦境を乗り越えるために始めた廃棄物処理場の誘致やカジノ経営は、部族社会に何をもたらしているか。先住民の歴史・文化・社会を見ることで、アメリカ社会が内包する闇を浮かび上がらせる。

感想・レビュー・書評

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  • 2017/04

  • 新書文庫

  • 先住民でもないのに、あたかも先住民であるかのように振る舞う人のことを「ワナビー」と呼ぶ。

  • 読んで良かった・・・・すごいつかれたけど。

  • 仕事で読む必要を感じた本。読む気があるうちに手に入れて読まなければ積読になってしまう・・・

  • アメリカ先住民について、簡単に歴史を振り返りつつ、
    現在置かれている経済的、社会的な状況を概説した一冊。
    先住民と言えど境遇は様々であるが、
    それぞれに一筋縄ではいかない問題を抱えており、
    アメリカの持つ矛盾が感じられる。
    語り口も分かりやすく、日常では触れる機会の少ない
    アメリカ先住民に関する入門に適している。

  • 著者は1972年生まれ。フィールドワークでずっとネイティブ・アメリカンを研究してきた著者の書。現在も続く差別的、植民地主義的な歪んだ歴史観の検証と、その対極にある先住民の抵抗と自治権の主張、将来への希望を願って本書を書いたという。ふと、外来種に駆逐される日本原種のタンポポとかメダカとかを連想してしまった。最後に、アメリカ政府が、いつの日かきちんと先住民に「家賃」を支払う日がくることを祈りつつ・・というのが印象的。

    奥付の経歴を見ると、カリフォルニア大学バークレー校ネイティブ・アメリカン学部卒。同大学院でネイティブ・アメリカン修士修了。アメリカにはこういう学部があったのか。日本ならアイヌ学科とでもいうべきものだろうか。日本に学科として存在するのかふと思った。

  • ネイティブアメリカンが、240万人いるとのこと。
    アメリカ文化を復興できるかどうかが、アメリカの起死回生の一発だと思った。

    アメリカこそが、地球最後の辺境のはずだから。

  • 環境文学・文化演習にて

  • フロンティア精神は先住民のアメリカ化という悲劇をもたらした。大地と自分たちの言語を持った人々からそれを奪い、文明化させることが幸福をもたらすとの考えはキリスト教世界の驕りだ。

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著者プロフィール

1972年生まれ。亜細亜大学専任講師。カリフォルニア大学大学院公共政策・社会調査研究所都市計画学研究科博士課程修了(都市計画学Ph.D.)。専門は、アメリカ研究、アメリカ先住民研究、都市計画学。著書に、『「辺境」の抵抗─核廃棄物とアメリカ先住民の社会運動』(御茶の水書房)、『ぼくはアメリカを学んだ』(岩波ジュニア新書)、『ネイティブ・アメリカン』(岩波新書)、『ドキュメント アメリカ先住民』(大月書店)ほか。

「2013年 『写真集 ネイティブ・アメリカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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