「戦地」派遣―変わる自衛隊 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311751

作品紹介・あらすじ

続発する不祥事や事故、揺らぐ文民統制…。その背景に何があるのか。インド洋、イラクへの派遣を通して、いま自衛隊は大きく変貌しつつある。派遣に至る政治的駆け引きの内幕や、知られざる現地での活動の実態を丹念な取材で克明に描き出す。米軍再編やミサイル防衛など最新の動向も踏まえ、変容の実像、ゆくえを追う。

感想・レビュー・書評

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  • イラク派遣を中心に、国外派遣に関して変容しつつある自衛隊の姿を映し出す。
    当時の動きに批判的な立場からの書き方ではあるが、制服組が、独自の思惑で政治に働きかけるなどの動きや海外派遣の実態が見えてきて、期待した以上に勉強になる本だった。

  • イラクやインド洋派遣の話がメインで、当時自衛隊にそこまで関心のなかったおれが知らなかったことが多く、勉強にはなりました。他にも米軍再編やミサイル防衛の導入について。ただなんとなく面白味に書けてたな。

  • 政治家の事なかれ主義・・・
    張りぼての自衛隊、どうしたものか

    →政治決定に忠実に従うように見せながら政治を誘導し
    組織の維持・拡大を目指すのが制服組。

    →政府自民党は責任逃れ。

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著者プロフィール

1955(昭和30)年、栃木県宇都宮市生まれ。下野新聞社を経て、1991年に中日新聞社に入社。1992年に防衛庁(現在の防衛省)担当記者となり、現在に至るまで国防、軍事について取材している。記者として勤務するかたわら、1993年には防衛庁防衛研究所特別課程修了。現在、東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。主な著書に、『自衛隊vs.北朝鮮』(新潮新書)、『日本は戦争をするのか――集団的自衛権と自衛隊』(岩波新書)、『闘えない軍隊 肥大化する自衛隊の苦悶』(講談社+α新書)、『僕たちの国の自衛隊に21の質問』(講談社)など多数。

「2016年 『零戦パイロットからの遺言 原田要が空から見た戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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