- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004311805
作品紹介・あらすじ
遺跡・遺構を訪ねると、今まで読んできた史料では気づかなかった見方が生まれ、史料の解釈が新しくなることがある。北海道の上ノ国から沖縄の今帰仁まで、全国各地の遺跡・遺構十二カ所を調査した時の経験を語りながら、中世の風景を読みとく歴史エッセイ。中世史料の扱い方をやさしく説いた入門書でもある。
感想・レビュー・書評
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中世の遺跡や神社・仏閣を訪ねて、資料を元に往時の姿を振り返る。
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中世史の重鎮
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読み初めて再読と気付きました。お正月用に図書館で借りた本です。著者は日本の中世史研究で重きをなす研究者。雑誌掲載されたものなので一見とっつきやすいですが、実際はそうでもないです。
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北海道から沖縄までの中世の史跡探訪について書いてある。
一つ一つの遺跡にあまり深入りしすぎず、テンポよく各地の遺跡の解説がある。その遺跡についての史料も併せて記述。
古文があまり得意ではないので、史料を読むのがちょっと苦しかったが、足利学校のくだりは足利市に遊びにいく前に読んだので大変勉強になった。 -
梁塵秘抄を手がかりに熊野古道を進み、平家の厳島、源氏の鶴岡八幡をたずねる。特に、熊野三宮のことは平家の時代、篤い信仰の対象で後白河法皇をはじめ多くの人々が参詣した。行ってみたい。この本を読んで、余計そう思った。
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梁塵秘抄を手がかりに熊野古道を進み、平家の厳島、源氏の鶴岡八幡をたずねる。特に、熊野三宮のことは平家の時代、篤い信仰の対象で後白河法皇をはじめ多くの人々が参詣した。行ってみたい。この本を読んで、余計そう思った。
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歴史エッセイってことで、さらっと読めて面白かったです。
各章の締めくくりの文章が面白いので、興味のある人はぜひ読んでみてください!
〈読了日:2009.12.24〉
〈所在:図書館(067200802716)〉 -
北の国を目指した和人とアイヌとの交流がすごい読みやすくて
すらすら読めた。足利に学徒の夢を追うというストーリーが
興味深かったからのめりこむように読み進められた。
著者プロフィール
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