道楽三昧―遊びつづけて八十年 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311997

作品紹介・あらすじ

虫とり、べいごま・めんこ、相撲・野球…とのめり込んでの道楽少年は、昭和四年生まれ。八〇歳の今日まで俳優を生業としながら、大道芸、落語、歌、俳句、釣り、競馬、さらには○○まで、存分に遊ぶ。でも、もしかすると生業も遊びではなかろうかと。いま、職業と道楽の関係に考察が及ぶ小沢昭一遊びの一代記。写真多数。

感想・レビュー・書評

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  • 虫とりから「打つ、買う」まで、小沢昭一的道楽論。大道芸の収録活動を始めたきっかけが、役者としての仕事の手詰まりからの逃げ、と語っているのは印象的だった。逃げることが豊かな成果を生むこともあるんだな。
    「夕顔やろじそれぞれの物がたり」(下諏訪にて)

  • 「道楽」...良い響きです。私も道楽して暮らしたいなぁ...

  • 「道楽三昧」
    小沢昭一がインタビューに答えて語る遊びの世界の話である。
    昭和初期の子供の頃である戦前の虫取り、ベイゴマ、メンコ、ビー玉に始まり、相撲や野球を経て、戦後のストリップ、落語、芝居、大道芸と続き、映画、俳句、歌、競馬まで、何かに一生懸命になりながら俳優業をこなしてきたことがよくわかる。昭和の時代風俗の歴史を語っているようでなんとも懐かしい。
    昭和は遠くなってしまった。

  • 20130303 買ってたの忘れて又買ってしまった。一言一言が響く。大事にしたい本。

  • 子供の頃から遊びが大好きだった著者の道楽三昧の半生記。
    虫・コマ・メンコ・ビー玉・飲む打つ買う・落語・演劇・映画・俳句・競馬・写真など数多くの遊びから学んだと言す彼にとって道楽と仕事は紙一重であったようです。
    とにかく話の内容がとても面白くて、一気に読めました。
    彼の子供の頃の遊びは、自分の世代でもやった経験があってとても共感できました。子供の遊びは、自分達で発明するものであって、今の子供はゲームのように与えられた遊びしかできないのが気の毒なのだそうです。
    大人の遊びとして気になった競馬について、一般に競馬好きには「馬」が好きな人と「ギャンブル」が好きな人が居ますが、彼の競馬は「ギャンブル」派で、写真で見る彼の外見からは、少しイメージが違ってました。

  • [ 内容 ]
    虫とり、べいごま・めんこ、相撲・野球…とのめり込んでの道楽少年は、昭和四年生まれ。
    八〇歳の今日まで俳優を生業としながら、大道芸、落語、歌、俳句、釣り、競馬、さらには○○まで、存分に遊ぶ。
    でも、もしかすると生業も遊びではなかろうかと。
    いま、職業と道楽の関係に考察が及ぶ小沢昭一遊びの一代記。
    写真多数。

    [ 目次 ]
    虫とり―風船虫は友達
    べいごま・めんこ・ビー玉―「オイ、勉強しろ!」と父の声
    相撲・野球―明けても暮れても鯱ノ里
    飲む・打つ・買う―及ばずながら荷風入門
    落語―シマッタ!噺家になってれば…いや、やっぱり無理か
    芝居―漱石先生、成程そうなんですか!と、うなずけたので、次章「なかがき」を、ぜひ続けてお読み下さい。
    大道芸―タイムトンネルくぐり
    映画―まだ演りたいのにお呼びがない
    俳句―丸儲けぞよ娑婆遊び
    歌―わが生涯のラプソディー
    競馬―南無!冥土の道連れ
    食・釣り・写真など―まだまだあるぜ、いろいろ

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    [ 参考となる書評 ]

  • 80才を迎えた小沢氏の生きざま
    「飲む・打つ・買う」から演劇・落語・俳句に
    読書
    貧しくても皆が助け合って生きた昭和の
    楽しさがぷんぷん漂う一冊
    小沢氏の魅力は、人生遊び上手、それも
    数々の道楽のたまもの・・・と、納得

  • 【粋でいなせな好々爺? とんでもない、まだまだ貪欲に趣味三昧の現役】小沢昭一もそうですが、古い映画を見ていると亡くなった南田洋子も、若かりし頃のピチピチした肢体を見せつけられて

  • 対談です。小沢昭一さんの著作を読みたくなりました。すごく楽しそうな人生を送っていらっしゃいますね。家族の理解がなきゃできないよ。

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著者プロフィール

1929年、東京に生まれる。俳優。新劇・映画・テレビ・ラジオで幅広く活躍。民衆芸能研究にも力を注ぎ、それぞれの分野で数々の賞を受賞。著書に『ものがたり 芸能と社会』『放浪芸雑録』(以上、白水社)『小沢昭一──百景』(全6巻、晶文社)『俳句で綴る変哲半生記』(岩波書店)など、CDに『夢は今もめぐりて──小沢昭一がうたう童謡』(ビクター)『唸る、語る、歌う、小沢昭一的こころ』(コロムビア)など、著作多数。2012年、逝去。

「2013年 『芸能入門・考 芸に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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