ぼくらの言葉塾 (岩波新書 新赤版1215)

  • 岩波書店 (2009年10月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004312154

みんなの感想まとめ

詩の自由さや魅力を再発見できる一冊で、言葉に対する新たな視点を提供してくれます。著者は詩を通じて、言葉を大切にし、向き合うことの重要性を伝えています。特に、自分の中から湧き出る嘘のない言葉を大切にする...

感想・レビュー・書評

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  • 「言葉って、すごいなぁ」。本当に強い言葉は、人のいちばん奥底まで届く。詩から、歌から、俳句から、ひろい集め、言葉の味わい方、楽しみ方を指南。これは、短歌。そして落語まで通じるものがある。お勧めの詩人さんも私の大好きな方ばかり、又図書館でお気に入りの歌人の絵本でも借りてみよう・・・。

  • 詩は自分が思っていたよりも、もっとずっと自由なものなんだなあ。おもしろい本です。

  • 言葉を大事にしたいとおもう。
    言葉をゆっくり選んで向き合いたいと思った。詩をもっとよんでみたいと思った。

  • 小説家で作家のねじめさんによる、詩のすすめ。
    2004年のNHKの番組「なるほど言葉塾」の内容をまとめた本だそうだ。

    詩の言葉として大切なことは、自分の中から出てくる、嘘のない言葉であること。
    ことばを繰り返し、意味から分離させて遊ぶ=言葉の関節を外し、声に出して遊ぶ。
    そうして得られた詩の言葉は「過激」なのだとか。

    遊ぶかぁ。
    大人になる以前から、そもそも遊ぶのが苦手な子供だった自分には、詩は遠い遠い存在だなあ。

  • 言葉の関節

  • ふむ

  • ねじめ正一さんのやさしい言葉たち。
    小林一茶あり、甲本ヒロトあり、もちろん谷川俊太郎も。たくさんの詩に触れながら言葉のすごさを感じられる本。
    カラダの回路から入ってきた言葉の強さ。九九なんかもそれにあたるんだろうな、と読んでいて思った。言葉と体って離れているように思うけど、実はすごく深くつながっている。とうか、もしかすると言葉は体に支配されているのかもしれないと考えてしまった。

  • 良さげな標題に目が奪われ,手に取りました。
    読み進むと期待通り。

    言葉を語るのに、詩を題材にしている。

    発見!自分の言葉
    言葉の関節を外す
    こわして作る
    声で遊ぶ
    詩の秘密
    子どもの秘密

    参考文献一覧を作成中

  • 詩を通した言葉の力を教えられる。著者の言葉に対する思いと情熱がストレートに響いてくる。真面目で誠実な人柄も素敵だ。引用された詩が素晴らしい。宮崎祐子さんの詩にまずガツンとやられてしまった。町田康、甲本ヒロト、石垣りん・・・。どれも秀逸。皆さんとの距離がぐっと縮まった。とりわけ石垣りんさん。本書を通して初めて知ったが、底知れぬ魅力を感じた。

  • 学校の授業でこのような詩の接し方を身につけていたら、きっともっと世界が広がっていたのかもしれない。

  • [ 内容 ]
    「言葉って、すごいなあ」。
    本当に強い言葉は、人のいちばん奥底にまで届く。
    この本は、そんな心に響く言葉たちを、詩から、歌から、俳句から集め、言葉の味わい方・楽しみ方を指南します。
    詩が好きな人、詩をつくる人、詩を朗読する人はとくに必読!
    言葉の回路全開のねじめ先生が、パワフルに過激にスリリングに語ります。

    [ 目次 ]
    1時間目 発見!自分の言葉
    2時間目 言葉の関節を外す
    3時間目 こわして作る―カゲキな言葉
    4時間目 声で遊ぶ―朗読
    5時間目 詩の秘密
    6時間目 子どもの秘密

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 日本語ってこんなに面白い、ということに気づかせてくれる1冊。

  • 飛行機の中で。

    詩というメディアに対する不信感は、それが主観的な閉じたサークル内における価値観だけに依存して評価されているメディアのように見えるためだ。



    小説はなんだかんだでベストセラーがもてはやされる訳であるし、古典も歴史の選別を潜り抜けてきたという点で、芸術的かどうかに関わらず一定の評価軸が存在する。

    芥川賞、直木賞といった賞もあるが、少なくとも上述したような対抗軸があるうえ、そうした賞にもはやそれほどの権威があるとも思えない。



    短歌や俳句は人口に膾炙しているかどうかが最大の評価軸になっているように思うし、名句や名歌というのは普遍的に支持を得られうるように思う。



    それに対し、詩はベストセラーと呼べるほどの作品も見当たらないし、要は評価が人によってテンデばらばらに分かれうるから、メディアとしては未熟であるように感じる。

    そこで現れるのが芸術性というやつで、結局これを唯一のよりどころとしてがんばらなくてはほかに頼るべきもののないメディアなのだと思う。要するに必死なのだ。

    にも関わらず、詩の芸術性を述べようとする人間は、あたかも自分が芸術とは何かをわかっている人間かのように振る舞い、知ったかぶりを決め込むのである。

    必死になって説明しても理解されないことがわかっているから、あたかもそれが芸術であるかのような雰囲気を作り出すしかできないというのは、「裸の王様」と同じやり方である。

    しかしそれでは人々の共感を得ることは出来ず、現代アートと同様マイナーなメディアとしての地位を脱することは出来ない。



    となると必要なのは論理的に芸術性を説明することである。それも思い込みレベルでなく、説得力のある論理が必要だ。

    こういうとアートは論理では語れないという人間が必ずいるが、普遍性を与えるものは論理である。

    わかる人間にしかわからないのが芸術だというような態度は、自ら詩は芸術ではないと言っているようなものだ。

  • わかりにくかった
    けど、青春ぐんぐん商店とかを読みたくなった!
    ねじめワールドか?

  • 詩って奥が深いんですね。
    自身も詩人であるねじめさんが、経験もまじえて、詩の魅力をわかりやすく説明してくれます。
    思わず、文中で紹介されていた詩集がほしくなりました。
    言葉にできない、ということは、詩人にはないんだろうなあ。

  • 「詩の言葉の味わい方、楽しみ方を教えてくれる」

  • 11月15日熊日読書

  • 言葉の体験をする。作詞、朗読。声が言葉を作り上げる。
    詩人という肩書で世の中を渡っている唯一の日本人が谷川俊太郎。

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著者プロフィール

ねじめ正一
1948年東京都生まれ。詩人、作家。 
詩集『ふ』(櫓人出版会)でH氏賞、『高円寺純情商店街』(新潮社)で直木賞、『荒地の恋』(文藝春秋)で中央公論文芸賞、『商人』(集英社)で舟橋聖一文学賞、『まいごのことり』(佼成出版社)でひろすけ童話賞、『ひゃくえんだま』(鈴木出版)でけんぶち絵本の里大賞びばからす賞を受賞。
主な児童作品に『ぞうさんうんちしょうてんがい』(くもん出版)、『ずんずんばたばたおるすばん』(福音館書店)、『みどりバアバ』(童心社)など多数ある。

「2022年 『たんていベイビー きえたヤギのおばあさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ねじめ正一の作品

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