漢語日暦 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 89
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004312604

作品紹介・あらすじ

元旦、桜花、納涼、彼岸、冬至など、いずれもすっかり日本の生活に溶けこんでいる言葉だが、このように音読みで読む漢字語を漢語という。これら四季折々の季節感を表す言葉を中心に、歴史的な出来事や時事的な話題を示すものを交えて、その由来と意味を丁寧に解き明かす。古典等からの多彩な例文を楽しめる日暦集。付・索引。

感想・レビュー・書評

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  • これは持っているけど本当に好きな本。言葉選びがすごく好き。

  • 2010-9-5

  • 1月1日から
    元日
    門松
    東君
    希望
    南天
    紙鳶
    人日
    羽子板戯
    竹馬
    湯婆子
    弱冠
    虎尾
    とのこと。半分以上は知っている言葉だった。
    知らない言葉もあった。

  • 確かに、漢語とその日その日は密接には繋がっていません。毎日、日めくり的に読むのではなくて、一気に読むことで楽しめます。
    「へぇー、そうなんやぁ」と新発見することもあり、知的好奇心をくすぐります。

  • 小学生の頃から漢字書き取りがけっこう好きだったので、漢語は好きだし、ちょっとは知っているつもり。そんな興味で買ってみました。
    本文レイアウトもシンプルだし、新書なのでサイズも手ごろで、ちょっとした漢字好きには手元において眺めるだけでも、かなり楽しいのでは。
    私の好みに合わなかったのは、「暦」と題して、一年366日に一日一語を割り当ててあるにもかかわらず、その日にその言葉にした必然性が薄い……というか、ほとんどなかったこと。わくわくしながら自分の誕生日を見たら、季節はともかく日付にも由来にも何にも関係なかったのでガッカリしてしまいました。これなら、単に季節だけで分けても良かったのではないかなぁ。
    一語一語、字数をそろえたり、出典を記したり、読み物として読みではあるので本当に好みによるとしか思えないのだけども。

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著者プロフィール

京都大学名誉教授

「2016年 『中国詩文の美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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