- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004312895
作品紹介・あらすじ
めざましい経済成長の続く中国は、いまや世界一のエネルギー消費国。「重厚長大」型経済の下、石油は国内生産では足りず、輸入に頼るとともに海外での開発・権益確保を推進、他方で石炭は環境汚染と地球温暖化への対応が問われている。さらに天然ガス、太陽光や原発も含め、この国の今後を左右するエネルギー事情を包括的に描く。
感想・レビュー・書評
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中国では良質なエネルギー資源が不足し、エネルギー供給は石炭に依存し供給能力の拡大が困難。国土が広大で資源の分布が難しい。
中国は世界しだいの原油生産、供給先である中東かrの原油輸入をますます拡大せざるを得ない。
中国はエネルギー安全保障の観点から見る必要がある。 -
中国のエネルギー事情の情報が結構細かく集められている。
ただ、深い情報となるとそこまで細かく記されていないのが難点、具体的に言うと原油の国内市場価格と国債市場価格について、電気料金、パイプライン輸送に踏み切った理由、ビジネス的な利益が望めるからなのか、外交的利益を重視したのかなど。
ただ、情報量はものすごいので読んで損することは絶対にありえない。 -
中国のエネルギー事情について詳細な記述が淡々と続く。
あまり読み物として面白いものでもないような・・・ -
中国が世界一のエネルギー消費国ということや、石炭依存が高いことなど興味深い内容だった。
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ゼミの課題で読みました。
いろいろな話が載っており、今まで興味のなかった話にも関心を持つことが出来ました。 -
巨大国家中国の動向が世界経済に与える影響は大きく、特に中国のエネルギー事情の影響は計り知れない。
奇しくも東日本大震災で原発事故が起きて、中国のエネルギー政策はどう変わるのだろう。
考えさせられる。 -
amazonをよく利用している友人の紹介で、購入しました。 ちょうど子供が卒業論文を書いているところで、電車の中で一気に読ませて頂きました。 豊富なデータ及び分からなかった中国のエネルギー事情をよく紹介してくれました。大変参考になりました。
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新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号501.6/Ka28