肝臓病 治る時代の基礎知識 (岩波新書 新赤版1321)

  • 岩波書店 (2011年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784004313212

みんなの感想まとめ

肝臓病についての知識を深めることができる一冊で、専門的な内容ながらも分かりやすく解説されています。著者の丁寧な説明により、肝臓の役割や病気のメカニズム、予防法などがしっかりと理解できるため、医療従事者...

感想・レビュー・書評

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  • 一口に肝臓病と言っても様々な原因があります。最も多いのはウィルスですが、他にもアルコール性肝障害、メタボが原因の脂肪肝、薬アレルギーによる薬剤性肝障害、細菌や原虫による肝膿瘍、自己免疫性肝炎、原発性硬化性胆管炎など様々。
    岩波新書らしい学術的内容となっています。
    以下は私の備忘録。
    ・肝臓は最大で1500gもある最大の臓器(心臓300g、脳1300g、腎臓150g)
    ・三大機能(代謝、解毒、胆汁)
    ・ウィルス性肝炎にはA型、B型、C型、D型、E型
    ・生水、魚介類、ジビエなど経口感染はA型とE型(他は血液感染)で慢性化はしない
    ・B型は母子感染や性感染でワクチン予防が有効
    ・C型は輸血や血液製剤で慢性化しやすい
    ・D型は血液感染だが珍しい、愛媛に多い
    ・B型肝炎には無症状性キャリアが存在
    ・処方薬剤(インターフェロン、ラミブジン、アデホビル、エンテカビル)
    ・C型肝炎は1988年に命名されるまで、正体不明ウィルスだった、慢性肝炎の時期に治療すれば、肝硬変や肝癌にはなりにくい
    ・ペグインターフェロンでの治癒率は60%だが、それでも強い副作用がある(治療費は、年間220万円、3割負担で月6万円、医療費補助が受けられれば月1万円)
    ・毎年日本で肝癌で三万人以上、肝硬変(C型肝炎が60%)で二万人がなくなっている
    ・肝炎の治療法(外科手術、ラジオ波焼灼療法、軽カテーテル肝動脈化学塞栓療法、動注化学療法、肝移植)

    沈黙の臓器、肝臓は早期発見できれば運動や食事管理で治す(悪化させない)ことも可能です。大切にしましょう。

  • 肝臓病についてわかりやすくかかれた一冊。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、開架図書(1階) 請求記号:493.47//W46

  • 漠然とした知識を、より具体的にしていただいた。
    肝炎にA型からE型まであるなんて・・・。
    さらに肝臓の働きはやはりすごい。働きだけでなく塑性力もまたすごい。お酒が大好きな自分ですが、休肝日を設けよう・・・と思っています。肝臓をいたわってあげなければ・・・。

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著者プロフィール

順天堂大学医学部消化器内科主任教授

「2014年 『今すぐできる!肝機能を上げる40のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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