心と脳――認知科学入門 (岩波新書)

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著者 : 安西祐一郎
  • 岩波書店 (2011年9月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004313311

作品紹介

人間とは何か?社会や環境の中で、何かを感じ、知り、考える心のはたらきとはどのようなしくみか?それは脳の中でどのようにできているのか?二〇世紀半ば、情報という概念を軸にして芽吹いた認知科学は、人間の思考や言語、感情などを解き明かし、社会性や創造性の核心に迫っている。その全体像がわかる、またとない入門書。

心と脳――認知科学入門 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 人間はどのように世界を認知しているのか興味があり手に取る。

    非常に難しく、なんとか読み切ったはいいもののまったく体系的に理解できなかった。笑

    前提知識があれば面白いのだろうが、まったくなかったために難しい。

    脳はさまざまな相互作用をもっているということしか理解できず自分の理解力の不足を痛感しました。

  • 人間とは?心とは?そして、心と脳そして社会との関係は如何なるものなのか?それらを探求するために、心理学、生理学、神経科学、言語学などが情報科学と合流して誕生した認知科学を歴史を紐解き、fMRIなどの近年に発達した脳計測機器による脳の情報処理を明らかにする。終章では、医療、身体、コミュニケーション、教育、デザイン、芸術、創造性、それぞれについての認知科学が果たすべき課題について説明していて、取り分け、創造性のところで言及されている意識のうえと意識下のはたらきの統合が感覚的に分かるような気になり、とても興味をそそられた。全体的には教科書的な感じでやや面白みには欠ける印象でした。

  • 脳の仕組みによる人の心の動きを、具体的な脳の部位・その連鎖を交えて解説してくれてて面白い! 頭のこのあたりは記憶を司ってるんだ!とか。具体的になまえや部位までは覚えてられないけれど、人の特性を科学的に解説できるんだってところが面白かった。
    認知科学の歴史も解説があって、
    入門書や認知科学の入り口としてとてもよい本。

  • 人間が何かを感じたり、考えたり等、「心」はどのようにはたらき、「心」は「脳」からどのようにして生まれるのか?「心」と「脳」の働きについて理解する研究分野である「認知科学」の考え方と方法、これまでに得られた知見について紹介しています。

  • とてもいい本だとは思うのだが、気に入らなかった。

    なんだか明るすぎるのである。恨みや苦悩が感じられない。言葉の耳触りがいいのである。こういうのには注意しなければならない。

    嘘は書かれていないが、かなり気をつけていないとどこかに誘導されてしまう。下手をすると今のこの世界にただただこき使われてしまう危険性がある。

    橋本治さんが「蓮と刀」で書いてあったように、知性には一流と二流があると思う。人類に貢献するような発見は一流の知性によってもたらされ、二流の知性は自分の栄華だけを目指している。

    しかし、二流の知性が自分のためと思い込んで追求しているのは、実はその世にいる人々の欲しがるものだったりして他者の欲望の道具になっている。こういう人を倒錯者というのがジジェイクさん用語法である。

    本当のところは自分のためだけに邁進する人こそ一流の知性になれる可能性があるのだ。なので、ドゥルーズさんが「アンチ・オイディプス」で主張された「みんなキチガイになればいい!」はやはり正しかったのだと思う。

    Mahalo

  • 読了。

  • 本を集中して読めているときと、読んでいても頭の中はうわの空、字面を追うだけでほかのことを考えていたりして、まったく頭に入ってこないというときがある。何がどう違うのか、認知科学で解き明かしてほしい。結論から言うと、本書を読んでいる間、ずっと後者でした。したがって、何が書かれていたのかほとんど頭に残っていません。前半は、おそらく一般向けに読みやすくするため、専門用語をはぶいて説明されているようでした。ある程度知識があるものにとっては、少し物足りなさを感じる記述でした。後半、最新の話題にも触れてあり、その中には専門用語や専門家の名前が登場してきました。ここで気になったのは取り上げられる日本人が少ないということ。甘利俊一、川人光男とあとひとり、ふたり。それと著者自身の取り組み。どういう意図かはわかりませんが、参考文献も海外のものばかり。認知科学の全体像が知りたいと期待して読み始めたので、ちょっと期待はずれの結果になってしまいました。まあ、私の読み方が悪かっただけかもしれません。同じ授業を受けていても、必死に聞く子と、ボーっとし続ける子がいます。認知科学の見地から、どうしたら集中して聞けるのか、どうしたら集中して本が読めるのか、そのあたりも解説していただけるとうれしいです。

  • 認知科学という言葉、学問のことを、聞いたことがないという人もおられるでしょう。認知科学は20世紀の半ばに勃興した学問で、情報、情報処理という概念を人間の心理や思考に適用して、心とは、脳とは、社会とはいったいなんなのだろうという問いに答えるべく発展していっているものです。

  • 脳科学・工学を体系的にカバーできている。

  • おもしろくないので中止

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