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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784004313601
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古代ギリシャの食文化を独自の視点で掘り下げた本書は、文学と食事の意外なつながりを楽しむことができます。著者は、古代の食事習慣や食材に関する小ネタを豊富に紹介し、特に手づかみの食事やパンの役割、さらには...
感想・レビュー・書評
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古代ギリシャ文学を食の観点から切り取った本。色とりどりの料理、食事情が紹介されることを期待していたが、原典にそれらの記述が少ないらしく、肩透かしの感あり。ホメロスの英雄たちに卑近な日常の営みは必要ないのだ。
古代ギリシャでは手づかみの食事で汚れた指をパンで拭いていて、使い終わったパンは床に控えた飼い犬が食べていたというのは初めて知った。またパンでできたスプーンを使っていたとのことだが、現代のスプーンとは言わずとも匙の類は世界各地古代からあったはずだが?
そして最終章で紹介される古代(~近代)のトイレ事情には、つくづく現代に生まれてよかったと思わされた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000848142
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寝ながら食べる習慣がギリシアにもあったとは知らなかった。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705971 -
古代ギリシアの食をめぐる小ネタ集。ベテラン学者だけに考証はばっちりな感じ。寝ながら食べる習慣がいつ始まったのかを考察する11章、手指で食べる時代についての考察と古代ギリシアではパンがナプキンやスプーンの役割を担っていたとする12章、更には、食客という存在に注目した13章が面白かった。
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新書文庫
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古代ギリシアでは何が食べられていたのか。古典から探るのですが英雄、肉好き過ぎだろう…。
食だけでなくトイレ事情も含めたその周辺のことも書かれているので当時の生活を想像するのも面白いです。 -
ギリシアの喜劇や悲劇に出てくる登場人物たちが何を食べていたのか?という本。
登場人物の名前が覚えられなかったけど笑、おもしろかった~
昔はワインを水で割ってたとか、「パラサイト」の語源は主客にくっついて来てごちそうを食べ散らかしちゃう「食客」という意の「パラシートス」だったとか。
すごい長い歴史があるんだよなあ・・・と改めて感じる一冊。 -
古代ギリシアの「英雄」と呼ばれた人々は一体どんなものを食べていた?「酒」を詠った様々な叙事詩や、アテナイ人の“大の魚党”ぶりなど、『食』という独自の観点で古代ギリシア世界を読み解く!読んでいるとお腹が空いてくるかも⁉【中央館3F・文庫新書 080/IW/R1360 】
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S383.831-イワ-R1360 300215449
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「アキレウスは何を食べていたのか?」という始まりに惹かれて購入。
食べ物だけに着目するのではなく、ホメロスや悲劇詩人があえて描かなかった古代ギリシャの日常要素について記しています。食事だけが気になる人は肩すかしかも。
個人的には寝椅子で寝そべりながら食べ出したのはいつか、とか、何を使って食べていたのか、トイレの事情とか面白く読めました。
日本の例を出しながらユーモアまじえて語るので、軽く読めます。
テーマ自体がおちゃらけているので、語り口はもうちょっと固めでもいいかなあ。 -
三葛館新書 991||TA
特別講義で毎年お越しいただく丹下和彦先生の最新作は、食べ物にからめて古代ギリシア文学を語る本。軽妙洒脱な名文にほろ酔い気分。一気に読んで満腹、満足、あー堪能した!
古代人は何をどう料理したのか、興味は尽きない。ギリシア人は寝っ転がって食事をしたとか、ウナギが珍味だったとか、ワインを水で薄めて飲んだとか、驚きの連続。最後はトイレにまで話が及ぶ。こんなオチまでつくとは、さすがサービス精神満点の丹下先生です。
【レビュー:保健看護学部 西村賀子先生】
和医大OPAC → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=64825 -
初めて食に興味を持ったのが「オデュッセイア」だった。豚飼いのエウマイオスに振る舞われる料理の数々。かなり期待して読み始め、面白い部分もあったんだけど、全体的にはちょっと薄っぺらい印象。他にもこんな本出てるのかな?読んでみたい。
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ギリシアの古典から、ギリシアでの飲食について考察されている。
お酒を割って飲む点と鰻の話が、特に印象的だった。 -
食べることが好きである。でも、雑誌やテレビ番組で取り上げられる
行列が出来る店とか、やたら店主がやかましい店とか、ほんの少し
の量しかないのに財布に寒風が吹きすさぶような店には行かぬ。
自分で調理する際にも高級食材なんて使わない。なるべく季節のもの
をその季節に食べる。それが食べ物を美味しく食べるコツだと思う。
食べることが好きだから、本の中に食べ物の描写があると繰り返し
読む。志賀直哉の『小僧の神様』の寿司の描写、池波正太郎の
『鬼平シリーズ』の食事シーンなんて読んでいるだけで涎が垂れる。
だから本書も無条件で手に取った。ギリシア文学を食べ物から見て
みようだもの。これは読まぬわけにはいかないだろう、食いしん坊と
しては。
ワインを水で割って飲むのは知っていたが、古代ギリシア人は鰻を
食べていたのか。
その鰻の名産地だが、日本なら浜名湖であるがギリシアではコパイス
湖。ペロポネソス戦争の際、アテナイ軍はこの湖のあるボイオティアを
滅ぼすこととなる。だが、女たちは心配する。すっかり滅ぼしてしまって
は困る。鰻だけは助けてやって…と。
そんなに好きだったのか、鰻が。夏場の日本人かよ。
『イリアス』の英雄たちの食事に対する姿勢だとか、悲劇には食べる
ことがそもそも出て来ないとか蘊蓄いっぱい。古代のトイレ事情や
庶民の買い物風景も興味深い。
いつの時代でも普段の食事風景は、どんなに高級な料理の話より
興味をそそる。すべての時代の食いしん坊に万歳! -
今ギリシア問題を考えるに当たり最良の書。
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大学生におもねて書いたという背景があったとしても、教養という点からは無駄にはならなかった。
ただ、期待したほどグルメの話が実際になかったせいもあって、満足できるほどの内容でもない。
むしろ、グルメの話題がないものだから、派生的な話で膨らませている感も否めない。
簡単に読めるものとしてはいいが、副題に期待してもいけない。
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