食べるギリシア人――古典文学グルメ紀行 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004313601

感想・レビュー・書評

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  • 古代ギリシアでは何が食べられていたのか。古典から探るのですが英雄、肉好き過ぎだろう…。
    食だけでなくトイレ事情も含めたその周辺のことも書かれているので当時の生活を想像するのも面白いです。

  • ギリシアの喜劇や悲劇に出てくる登場人物たちが何を食べていたのか?という本。
    登場人物の名前が覚えられなかったけど笑、おもしろかった~

    昔はワインを水で割ってたとか、「パラサイト」の語源は主客にくっついて来てごちそうを食べ散らかしちゃう「食客」という意の「パラシートス」だったとか。

    すごい長い歴史があるんだよなあ・・・と改めて感じる一冊。

  • 今ギリシア問題を考えるに当たり最良の書。

著者プロフィール

 大阪市立大学名誉教授
 一九四二年 岡山市生まれ
 一九七〇年 京都大学大学院文学研究科博士課程中退
 二〇〇五年 京都大学博士(文学)
 和歌山県立医科大学教授、大阪市立大学教授、関西外国語大学教授を経て二〇一四年退職
主な著訳書
 『ギリシア悲劇研究序説』(東海大学出版会)
 『女たちのロマネスク—古代ギリシアの劇場から』(東海大学出版会)
 『旅の地中海—古典文学周航』(京都大学学術出版会)
 『ギリシア悲劇—人間の深奥を見る』(中公新書)
 『ギリシア悲劇ノート』(白水社)
 『食べるギリシア人—古典文学グルメ紀行』(岩波新書)
 『ギリシア悲劇全集』5・6巻(共訳、岩波書店)
 『ギリシア悲劇全集』別巻(共著、岩波書店)
 『ギリシア喜劇全集』3・8巻(共訳、岩波書店)
 『ギリシア喜劇全集』別巻(共著、岩波書店)
 カリトン『カイレアスとカッリロエ』(国文社)
 アルクマン他『ギリシア合唱抒情詩集』(京都大学学術出版会)
 エウリピデス『悲劇全集』1〜3(京都大学学術出版会)
 ルキアノス『食客—全集3』(京都大学学術出版会)

「2015年 『悲劇全集4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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