コロニアリズムと文化財 近代日本と朝鮮から考える (岩波新書)

  • 岩波書店 (2012年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784004313762

みんなの感想まとめ

博物館の展示物の所有権や文化財の帰属問題を掘り下げた本書は、植民地時代の歴史とその影響を考察しています。特に、日本による朝鮮の植民地統治を取り上げ、1910年の韓国併合から現在に至るまでの文化財を巡る...

感想・レビュー・書評

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  • 博物館の展示物はいったいだれのものか。
    植民地の生成は博物館が所蔵する「宝物」の所属を無視することになり、それを生んだ地域や文化から返還請求が相次ぐことになっている。

    本書は、日本が植民地統治をおこなった朝鮮を取り上げ、1910年の韓国併合前後から現在の文化財をめぐる動きが外観されている。戦後、日韓国交正常化交渉の中でネックとなった一つが文化財の所属問題であった。その後、2011年には「朝鮮王室儀軌」の「引渡し」が日韓間で実現し、植民地主義清算の方に少しずつ動いてきているという。「文化財からみた近現代史」。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号:709.21//A62

  • 20世紀は戦争の時代。帝国主義の時代。略奪の時代だったのでしょうか。大英帝国のコレクションはすごい・・・と思うだけでなく、なぜ全世界の遺跡がそこにあるのか・・・を問うことを忘れていました。
    善意の第三者という法律用語では済まされない人道的なものがあると思う。
    ブラジルのものはブラジルに。韓国のものは韓国に。全世界の国々が誠意を持って返還する努力を怠らないことだと思う。

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