面白い本 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
3.65
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本棚登録 : 1347
レビュー : 153
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314097

作品紹介・あらすじ

面白いにもホドがある!

書評サイトHONZの代表が太鼓判を押す、選りすぐりの面白本100冊。
ハードな科学書から、シュールな脱力本まで。いずれ劣らぬ粒ぞろい。一冊でも読んだら最後、全冊読まずにいられなくなる。本代がかかって仕方がない、メイワク千万な究極ブックガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 普段読まないジャンルの本が紹介されていたので、新ジャンルを開拓したい時に読み返そうかな。いまは読みたいと思う本はなかった。

  • 書評サイトHONZの主催者である著者が選んだ、ここ20年のベスト100冊。一部、小説もあるが、ほぼノンフィクションである。

    100冊が、科学・歴史等のテーマで大まかに分類され、各タイトルについてコンパクトに解説されている。本の内容を直球でまとめた形だ。こういうまとめ方はノンフィクションならではだろう。これが小説ならば、あらすじだけぽんぽんと並べても、よきブックガイドにはなりそうもない。

    ノンフィクションの難しいところは、古くなりがちなところかもしれない。
    科学系や社会風俗系だと、いや、それ今頃読むのもどうよ?ということになりがちである。
    ここに挙げられているのは、そういった意味で古びにくいものが多いように感じる(例外は、米国元大統領のびっくり語録。今となっては賞味期限的にちょっとどうかな?と思う。私も当時は、結構笑ったり呆れたりしていたけど)。
    科学ノンフィクションであれ歴史ノンフィクションであれ、優れたノンフィクションは、背後の「人間」が透けて見えるものが多い。
    人がこのように課題に取り組み、このように夢破れ、このように邪悪な行動をし、このように崇高に振る舞い、このように泣き、このように笑った。そしてそれが実話であるということ。
    そこがノンフィクションの醍醐味だろう。

    本書に挙げられているのは、人の心をふるわせる力を持ったノンフィクションの数々であることには違いなさそうだ。
    ノンフィクション好きの人であれば、どんな本が挙がっているのか、めくってみる価値はある本だと思う。


    *本書に紹介されていたうち、自分の読んだ本は13冊、読みたいかなぁと思う本がそれとほぼ同数。多いんだか少ないんだかよくわからないが。

    *脳についての本であれば、ラマチャンドランが入っていてもよいような・・・。でも細かいことをいうとキリがないか・・・。

    • ぽんきちさん
      bokemaruさん

      もしも書店で見かけられたら、目次部分を見てみて、ぴんと来る本がありそうなら買うっていうのもありかもしれません。
      アマ...
      bokemaruさん

      もしも書店で見かけられたら、目次部分を見てみて、ぴんと来る本がありそうなら買うっていうのもありかもしれません。
      アマゾンレビューによれば、「ノンフィクションはこれを読め! - HONZが選んだ150冊」と重なっている本も多いらしいので、もしそちらが図書館にあるようならそちらを借りるのもありかも。
      2013/04/03
    • bokemaruさん
      ぽんきちさん、情報ありがとうございます!
      「ノンフィクションは~」は図書館にあるようですので、こっちを借りてみようかな。紹介冊数が50冊も多...
      ぽんきちさん、情報ありがとうございます!
      「ノンフィクションは~」は図書館にあるようですので、こっちを借りてみようかな。紹介冊数が50冊も多いので、ブックガイドにつられてあれこれ読みたくなる私にはとてもキケンですが…(^_^;)
      本屋で「面白い本」もチラ見してみます!

      いつも本当にありがとうございます!(^.^)
      2013/04/04
    • ぽんきちさん
      bokemaruさん

      「ノンフィクションは」ありましたか。それはよかった(^^)。
      楽しんでいただけますように~♪
      bokemaruさん

      「ノンフィクションは」ありましたか。それはよかった(^^)。
      楽しんでいただけますように~♪
      2013/04/04
  • 目に付きやすい本を買ってしまいがちなので新しい出会いがあってよかったと思う。
    読みたいと思ったもの↓
    解剖医ジョンハンターの数奇な生涯
    マリス博士の奇想天外な人生
    死にたい老人
    ブッシュ妄言録
    なかのとおるの生命科学者の伝記を読む
    医学探偵ジョン・スノウ
    ペニシリンはクシャミが生んだ大発見
    不死細胞ヒーラ
    フェルマーの定理
    はい、泳げません
    新装版 道具と機械の本
    ヒトラー・マネー
    私はフェルメール
    FBI美術捜査官
    僕は人生を巻き戻す
    ヤクザと原発
    返してはいけない外来患者
    マネー・ボール
    経済学 名著と現代
    誘拐

  • 面白い本を紹介している本です。
    書評サイトHONZ代表がセレクトした100冊。
    数多くの名著が、各書1ページ程で端的かつ興味深く紹介されています。ジャンルも多岐にわたり多様な良書を知ることができるのがいいです。

    この本で紹介されていて読みたいと思った本:「死海文書のすべて」「TOKYO STYLE」「毛沢東の大飢饉」「ブッシュの妄言録」「完全なる証明」「ピュリツァー賞受賞写真全記録」「道具と機械の本」「ご冗談でしょうファインマンさん」「ヒトラーマネー」「鵤工舎の仕事」「チョコレートの真実」「マネーボール」「イノベーションのジレンマ」「アポロ13号奇跡の生還」などなど。

  • 冒頭にある「読書は道楽。成功するためにとか、何かの役に立つようにとか、目的をもって本を読むのはおカド違いというものだ」という言葉に共感する人ならオススメ。
    紹介されているのはノンフィクション。
    インディーズ演歌の本や武士マニュアル、スノーボールアース仮設から未解決事件専門のクラブ「ヴィドッグ・ソサエティ」まで、多種多様な本が紹介されている。この本を読むだけで、自分には知らない世界がたくさんあると思えるし、なんといってもまだまだ自分の知らない面白い本がたくさんあってワクワクする。

  • もしかしたら、ボクは書評が好きなのかもしれない。新聞の書評も好きだし、雑誌の書評も好きだ。そして、こういうお勧め本を書いた本もやっぱり好きだ。「単純に、何冊もの本の紹介をしてるだけジャン」と思うかもしれないが、なぜか書評には惹かれるのだ。

    ときに辛口の書評もあったりするが、基本的に書評というのは、その本に何らかの好奇心や関心があるから敢えて評するのだと思う。そして、自分ではない誰かが好奇心や関心をもっている未知の世界の入口が書評なんだと思う。その未知の世界を想像したり、「へぇ、こんな人がいるんだ」とか、「唖然!」と思ったりするワクワクがある。

    まして、読書家で知られる成毛眞さんが薦める『面白い本』。知らない世界がそこに広がっているのは間違いない。

    あとがきに、こんなことが書いてある。
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    本書で紹介した本の冊数は100冊である。すべて購入すると約20万円になる。これを高いと思うか安いと思うか。その判断は読者の皆さんにおまかせしよう。
    ---------------------------------------------------------------------------------------------------
    10年かけて読むと、2万円/年。決して高くないよね。未知の世界のワクワクに触れることができるのだから。

  • ノンフィクション中心にあらゆるジャンルの本がその内容と共に何故凄いのかが解説される。この本での解説を読むだけで「へぇーっ!」と勉強になる事も多く読んでみたくなる本が多い。

  • 読みはじめて、「著者がおススメの本を紹介しているだけなのに、なぜこんなに読みごたえがあるのか……?」と焦りました。かりに100冊すべてを読了できたら、人生観が変わりそうです。試し読みしてみたい本があったり、自室の本棚に置いたら家族に何か誤解されそうな本があったり、総じて深く濃厚な読み物が好きな人にオススメの紹介本かと思います。

  • 本選びは、自分で規模の大きな本屋に行ってフラフラ書棚を巡りながら、惹かれる本をちょこちょこと見ていくというのが理想像なのだが、時間がない中ではそういった贅沢もなかなかできず。ということで、明らかに物凄い量の本を読んでいる人が薦める本を取っかかりに、同じ著者や同じジャンルの本に手を広げていくというのが、手っ取り早く関心のあるジャンルの知見を広げていける、と個人的には思っている。

    ただ、参考にする人と自分の本の関心分野が合致してないと、このパターンは取れない。成毛氏は書評サイトHONZの代表を務めており、読書量もさることながら書評がしっかりしている。どうやったら、多忙なはずの生活の中でこうした密度の濃い書評を書けるのか。仕事だからというより、趣味が高じているからとしか思えない。そして、関心ジャンルが自分とあまり遠くないというのが有難い。

    ということで、この手の「書評まとめ本」は重宝する。読んでみたところ、10冊ぐらいは既に読んだことのある本で、あとは全く知らず分からず。まだまだ知らない世界がたくさんあるということが分かり、嬉しい限り。

    何でもいいから、なんか面白そうな本を読みたいな、ぐらいのモチベーションで手にとっても、参考になるページがきっとあるはず、と断言できる本。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。元日本マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、書評サイトHONZ代表も務める。『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト』(KADOKAWA)、『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる』(SB新書)など著書多数。

「2021年 『2040年の未来予測』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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