ヘタウマ文化論 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314158

作品紹介・あらすじ

「近頃、日本人がヘタになっている!」と嘆く著者。ところが、遡れば江戸庶民文化から、ピカソ、岡本太郎、東海林さだお、立川談志まで、そこには脈々とヘタウマが息づいていたのだった。いまや芸術・芸能・サブカルチュア全般を席巻するヘタウマ文化。著者ならではの愉快痛快な筆が、日本文化を鮮やかに読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったし読みやすかった。
    へたかわ路線を自称する自分としては腑に落ちる事だらけ。上手いは1つに収斂されるけど、下手は千差万別、そこが味。そして日本にはその唯一無二を重んじる文化は昔からあると思う!

  • 第58回アワヒニビブリオバトル「文化」で紹介された本です。
    2019.11.05

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/687512

  • そうかぁ
    岩波新書に この一冊が入って来たのかあ
    と ちょっと感無量を覚える

    まぁ 「カラー版 似顔絵」を
    この岩波新書から 出しておられるからこその
    一冊なのでしょうが…

    あとがき
    の自筆原稿が秀逸

  • 美術
    まんが

  • ☆でも、日本のアニメも村上隆の作品もヘタウマではないな。やはり、人を引き付ける戦略としてのヘタウマだろう。

  • ラジオを聞いているみたい。昔話。立川談志のすごさが繰り返される。変なおじさんという見方しかできていないから,寄席の録音を聞いたり,何かしらの本を読んでみよう。

  • 【目次】
    まえがき [i-iii]
    目次 [v-vii]

    1 オモシロいって何だ 001
    2 ヘタに賞だと? 009
    3 ヘタウマとの出会い 015
    4 糸井重里という思想 027
    5 江戸テインメント 039
    6 駄句のこころざし 051
    7 談志が出来なかった芸 063
    8 ピカソは途中でやめなかった 085
    9 昔の物真似 091
    10 モノマネ維新 099
    11 シンボーひまなし 113
    12 伊東四朗のユウウツ  119
    13 山口瞳を呼び戻したい 127
    14 日本文化を括ってみた 137
    15 「日本漫画」が消えた 153
    16 「文春漫画賞」かけあ史 165
    17 前衛ぎらい 173
    18 ミスターヘタウマ・東海林さだお 179

    あとがき(平成二十五年冬 山藤章二) [196-205]

  • 全体的に乱文で読みにくくあまり価値のない本でした。ぱらぱら雑誌のように読んで終わりました。

  • 漫画賞のくだりは、共感できた。

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著者プロフィール

山藤章二(やまふじ・しょうじ)1937年東京生まれ。風刺漫画家、イラストレーター。

「2015年 『戦後70年 わたしの戦争体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山藤章二の作品

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