- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004314202
作品紹介・あらすじ
「春休みに、友人と一緒にタイに行きました」「お一人ですか?」「僕、今日、財布を忘れて310 円しか持ってないんだ」さて、英語では何と言う? 簡単な日本語でも、英語にする時には落とし穴がいっぱい。でも大丈夫、少しの注意で、正確な、大人にふさわしい英語で表現することができます。すぐに役立つ例文満載、待望の一冊!
感想・レビュー・書評
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本書のおっしゃる通りの英文ばかり書いてて、恥ずかしい限り。ただ、著者の求める英語力がかなり高いので、本書を読者が実践するのはハイレベルだと思う。
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友人のお勧め。
自分の作る英文が、本書の中の「悪い例」そのまんまで笑えた。
まさにおっしゃる通りに間違えています。
日本人の陥りがちな穴を本当によくわかっていらっしゃって、
それを非常に堪能な日本語で説明されているので、
言わんとされていることはよくわかる。
ただ、実践するのは難しいかな。
一章ごとに切り分けて、1冊づつのドリルを作ってほしいです。 -
タイトルの通り、実践的な英文法、英文表現のありがちな間違い、そしてそれを洗練されたものとするための例が紹介されています。マーク・ピーターセンさんの本を読んだのは4冊目になりますが、日本人の不自然な英語表現は日本語独特の表現に根ざした根深いものであり、日本語の表現をそのまま英語表現に翻訳するというアプローチに限界があるためそこかしこで起きてしまっているということが理解できました。
例えば日本人の英語にはofを多用(多段的に使用)するような表現が散見されますが、これは日本語で「~の」を多用するような稚拙な表現をそのまま英語に翻訳することによって起きています。日本人が日本語表現する際には、洗練されたものとするためにどうやったら「~の」の多用を減らせるか考えますが、英語に翻訳するときも本来同じように工夫が必要なわけです。
また、中学、高校英語で習った基本文法を頑なに使い続けることも、間違ってはいないが日本語の英語が稚拙と感じる表現に繋がってしまっている原因の一つです。例えばFor exampleは必ず行頭に配置するということを日本人はよくしますが、むしろこなれた英語表現では、For exampleは文の途中で配置されることがほとんどです。このようなネイティブの人が持つ感覚はいくつかのルールに分類され、(もちろん感覚的にこちらのほうがよいというものもありなかなか一筋縄ではいかない表現があるものの)ほとんどは論理的に説明のつくことであるため、一度、英語ネイティブの人たちが暗黙的、論理的に守っているルールを知ることが日本人にとってとても重要であると感じます。そういったことがマーク・ピーターセンさんの本には連綿と書き連ねられているのです。 -
非常に良いのだが狂気的例文に驚愕する
日英双方の言語、そしてその学習やトレーニングを知り尽くした立ち位置から、陥りやすい落とし穴やミスを鋭く指摘してくれている。説明も分かりやすく非常に優れた良書なのだが、動物を残虐に扱う例文がしれっと出て来て著者の精神性を疑わざるを得ない。このまま読み進めていいのか怖くなってしまう。 -
嘘でしょ、、これ、遅くとも、高1のときには知っておきたかった、、という内容。英作文をするなら必須の知識なのに、習わなかった。
日本人用の英語の教科書には、絶対入れておいてほしいこと満載。。
私は一体、今まで英語の何を学んできたと言うのか。。
。。
注意すべきポイントだと、知ってて取り組むのと、全くスルーして、他のことにかまけているのでは、結果が全然違う。。
aとかthe とかmyとか、その意味するところを、本当の意味で分かっていなかった。
今までの英作文はなんだったのか、、、
英語になぜ、冠詞があるのか。英語は、実にスマートなやり方で、的確に意味を表していたのだ。。
冠詞無しの単数形の名詞が出てきたら、それは不可算だという意味があったのだ。
my friend と言うと、友人は一人しかいないことになってしまうんだ。
そして、「の」は、ofに置き換えてばかりな日本人。。
この著者の本を一通り読んで、もっと、深く広く、要領を掴んで、英語を読んだり書いたりできるようになりたいです。。 -
日本人の英語シリーズ3作目。実践、というタイトルの通り、英作文の実用書という感じですね。前著と被る内容もありますが、接続詞や副詞の使い方といった新しい内容も細かく説明されています。searchの使い方はちゃんと意識してなかったな。。。。反省。洗練された英語で論文かけるように頑張ろっと。
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p70
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-86
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テーマ毎に端的に纏まっている感じなのですが、どういう訳か読むのに苦労しました。。英語って大変だなぁ。
マーク・ピーターセンの作品





