実践 日本人の英語 (岩波新書)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314202

作品紹介・あらすじ

「春休みに、友人と一緒にタイに行きました」「お1人ですか?」「僕、今日、財布を忘れて310円しか持ってないんだ」。簡単な日本語でも、英語にする時には落とし穴がいっぱい。でも大丈夫、少しの注意で、正確な、大人にふさわしい英語で表現することができます。ベストセラー『日本人の英語』に、待望の、すぐに役立つ「実践」篇登場。

感想・レビュー・書評

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  • 友人のお勧め。

    自分の作る英文が、本書の中の「悪い例」そのまんまで笑えた。
    まさにおっしゃる通りに間違えています。

    日本人の陥りがちな穴を本当によくわかっていらっしゃって、
    それを非常に堪能な日本語で説明されているので、
    言わんとされていることはよくわかる。

    ただ、実践するのは難しいかな。
    一章ごとに切り分けて、1冊づつのドリルを作ってほしいです。

  • タイトルの通り、実践的な英文法、英文表現のありがちな間違い、そしてそれを洗練されたものとするための例が紹介されています。マーク・ピーターセンさんの本を読んだのは4冊目になりますが、日本人の不自然な英語表現は日本語独特の表現に根ざした根深いものであり、日本語の表現をそのまま英語表現に翻訳するというアプローチに限界があるためそこかしこで起きてしまっているということが理解できました。

    例えば日本人の英語にはofを多用(多段的に使用)するような表現が散見されますが、これは日本語で「~の」を多用するような稚拙な表現をそのまま英語に翻訳することによって起きています。日本人が日本語表現する際には、洗練されたものとするためにどうやったら「~の」の多用を減らせるか考えますが、英語に翻訳するときも本来同じように工夫が必要なわけです。

    また、中学、高校英語で習った基本文法を頑なに使い続けることも、間違ってはいないが日本語の英語が稚拙と感じる表現に繋がってしまっている原因の一つです。例えばFor exampleは必ず行頭に配置するということを日本人はよくしますが、むしろこなれた英語表現では、For exampleは文の途中で配置されることがほとんどです。このようなネイティブの人が持つ感覚はいくつかのルールに分類され、(もちろん感覚的にこちらのほうがよいというものもありなかなか一筋縄ではいかない表現があるものの)ほとんどは論理的に説明のつくことであるため、一度、英語ネイティブの人たちが暗黙的、論理的に守っているルールを知ることが日本人にとってとても重要であると感じます。そういったことがマーク・ピーターセンさんの本には連綿と書き連ねられているのです。

  • 非常に良いのだが狂気的例文に驚愕する

    日英双方の言語、そしてその学習やトレーニングを知り尽くした立ち位置から、陥りやすい落とし穴やミスを鋭く指摘してくれている。説明も分かりやすく非常に優れた良書なのだが、動物を残虐に扱う例文がしれっと出て来て著者の精神性を疑わざるを得ない。このまま読み進めていいのか怖くなってしまう。

  • 嘘でしょ、、これ、遅くとも、高1のときには知っておきたかった、、という内容。英作文をするなら必須の知識なのに、習わなかった。

    日本人用の英語の教科書には、絶対入れておいてほしいこと満載。。
    私は一体、今まで英語の何を学んできたと言うのか。。
    。。

    注意すべきポイントだと、知ってて取り組むのと、全くスルーして、他のことにかまけているのでは、結果が全然違う。。
    aとかthe とかmyとか、その意味するところを、本当の意味で分かっていなかった。

    今までの英作文はなんだったのか、、、

    英語になぜ、冠詞があるのか。英語は、実にスマートなやり方で、的確に意味を表していたのだ。。

    冠詞無しの単数形の名詞が出てきたら、それは不可算だという意味があったのだ。
    my friend と言うと、友人は一人しかいないことになってしまうんだ。

    そして、「の」は、ofに置き換えてばかりな日本人。。

    この著者の本を一通り読んで、もっと、深く広く、要領を掴んで、英語を読んだり書いたりできるようになりたいです。。

  • 日本人の英語シリーズ3作目。実践、というタイトルの通り、英作文の実用書という感じですね。前著と被る内容もありますが、接続詞や副詞の使い方といった新しい内容も細かく説明されています。searchの使い方はちゃんと意識してなかったな。。。。反省。洗練された英語で論文かけるように頑張ろっと。

  • p70

  • -86

  • 20180807
    マークピーダーセン氏の『日本人の英語』の実践版である。
    英文法の基本を覚えた後に、根底からNativeの感覚で文法を再構築するのである。基礎を覚え終えたが、なかなか英語が喋れない、書けないという人に必読の書である。
    エッセンスとしては、日本語と英語の論理構造が違うため、単語の使用方法、接続詞のニュアンス、時制などの表現の仕方が全く違うということである。しかも、高校までの英語教育はその点にフォーカスする事もなく、間違った対応表で学生たちの英語基礎を作ってしまう。
    流暢な英語を話す・書くことを目標に、ひいては日本語能力を鍛えるということだが、多くの人と話し、多くの文章を書きたい。
    マーク先生のような指導者が多く日本に誕生することを願いつつ、自分も教育という仕事に携われないかと考える。

    ofの使い方
    1 前置詞を変える
    2 同格を使う
    3 所有を意識する

    myとthe
    所有格は唯一の所有の意味が強まる

    theとa
    theは全ての意味を含む

    時制
    普通系→習慣
    動作動詞と状態動詞
    完了形や進行形は、横軸のタイムチャートを意識する

    問題動詞
    時制

    仮定法
    肯定文→可能性度合い
    否定文→単純に過去を表すのか、可能性度合いなのか曖昧になる

    only
    立ち位置で強調する意味が変わる
    〜だけ、という意味はonlyだけでない
    レタスアローン
    let us alone

    just
    almost
    finally
    practically
    enough

    接続詞は緊密度=論理の強さで使い分ける
    and
    because
    since
    as
    for
    so

    then
    as a result

    単語、文法のチョイス
    ぶつ切りの文章を無くす
    接続詞、論理
    論理的な日本語を英語に起こす

    用法を控える
    I think
    and so on
    These days
    関係代名詞は受ける言葉の関係を考える

    副詞を文中に入れる
    接続詞を工夫する
    分詞構文を使う

    英語で会話、文章を書くという機会をもっと自分で持たなくてはいけないと実感し、手に取る。
    そう実感した理由としては、ビジネスの垣根が英語を使った、世界目線で行う必要があること。(クラフトビール)
    訪日観光客が増えており、その人たちを取り込み楽しく生活したいと思っていること(ゲストハウス)

  • テーマ毎に端的に纏まっている感じなのですが、どういう訳か読むのに苦労しました。。英語って大変だなぁ。

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