新・ローマ帝国衰亡史 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314264

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと余裕がなく理解しながら読めなかった

  • ローマ帝国衰亡の原因を歴史的展開から眺めたら、「ローマ人としてのアイデンティティを失った」ということだそうです。新書を読むような人間にはこれぐらいの説明と結論がちょうどいい、みたいな感じですかね?

  • ローマ史は詳しくないので分かりませんが、確かに辺境から歴史を復元する試みは面白い。ローマ帝国を規定しているのは「ローマ人」という意識であること、その意識が変容したことによって滅亡したことは新しい。
    ただ、説明の仕方がいまいち。大衆向けでもないし、専門家向けでもない。

著者プロフィール

京都大学大学院文学研究科教授
1955年 三重県生まれ
1984年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学
    京都大学博士(文学)
1996年 京都大学助手、大阪外国語大学助教授、京都大学文学部助教授、教授を経て現職
主な著訳書
『ローマ皇帝とその時代』(創文社)
『ローマ五賢帝』(講談社学術文庫)
『海のかなたのローマ帝国』(岩波書店)
アエリウス・スパルティアヌス他『ローマ皇帝群像1、2』(2は共訳、京都大学学術出版会)
『人文学への接近法──西洋史を学ぶ』(共編、京都大学学術出版会)
『新・ローマ帝国衰亡史』(岩波新書)

「2014年 『ローマ皇帝群像4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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