女たちの韓流――韓国ドラマを読み解く (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 39
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314271

作品紹介・あらすじ

「冬のソナタ」にはじまる韓流ドラマは、日本社会にすっかり定着した感がある。なぜそれほどまでに惹きつけられるのであろうか?「初恋」「私の男の女」「レディプレジデント」等二五本のドラマの社会的・歴史的背景にふれながら、女性の生き方に焦点をあてて読み解く。韓国社会の今や、苦難に立ち向かう女性の姿が浮かび上がる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 以前は好きでよく観ていた韓国ドラマだが、最近は時間もなくてなかなか観ていない。
    この本では、韓国ドラマを通じて、韓国について(特に女性の人権について)考察した本。
    ドラマを観ていなくても、簡単なあらすじの説明があるので、わかりやすい。
    紹介されているドラマを観たくなる。
    ドラマを通じて、韓国のいろんな事情が知られ、おもしろかった。

  • いや、こんなふうに韓国ドラマの名作を紹介する本なんていくらでもあるのよ。だからこそ、岩波新書なら一味切り口の違った深い内容のものを出すと思うじゃない。ところが、そうではなかった。
    韓国は日本よりちょっと遅れていると思われていると思う。特に、儒教文化なども影響して男尊女卑傾向が強いと思っている人が多いんじゃないだろうか。確かに、世間レベルでは根強くそういった風潮・文化が残っているだろう。でも、現代の韓国は果敢にそういった悪習の是正に向けて進んでいる。戸籍制度を廃止したり、女性大統領が誕生したりといったように。その進度は日本よりすでに先を行っているんじゃないかな。読む前の想像では、そんな韓国の政治運動や市民運動の歴史なども絡めながら紹介してくれるのかと思っていた。ところが、名作ドラマのあらすじを紹介して、ちょこっと著者の感想が入っている程度。読む前に期待を高めすぎた。
    ま、名作の誉れ高くても名前しか知らなかったり、それこそ知らないドラマなども紹介されていて見てみたいドラマが増えたのは収穫かな。

  • 聞いた事がないドラマがほとんどで見た事があるやつは何にもなかったんだけど、この本片手にみたいと思った。

    韓国のドラマはほんと今の韓国社会を反映していて、女性の視点がある。

    ドラマってほんと社会を写す鏡というが日本のドラマがそうだったのはいつまでだろう?

    逆に乖離していっているのが今の日本のドラマの現状な気が。
    そしてやっぱり男のこ目線なんだよな。

  • 配架場所 : 新書
    請求記号 : SHIN@367@Y100@1
    Book ID : 80100457401

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002361260&CON_LNG=JPN&

  • むしろ・・・・、これだけの韓流ファンがいて、岩波新書で韓国ドラマを紹介するだけの版が出たことに驚き。
    社会現象というのは庶民的、俗的だとはいえ、ほんとにくだらないことがはやるものです。
    日本の「おしん」も結局見ませんでしたが・・・・・。
    そもそも家庭にあるテレビの前で、泣いたり、笑ったり、怒ったりしていることがほんとにいいことなのでしょうかねぇ。

  • 韓国ドラマなんて見たこともないし、興味もないし、これからも見たいとも思わないので、正直よくわからなかった。

    韓流という言葉が生まれたのは1990年代後半の台湾。

  • 韓流ドラマから韓国の歴史を見てみようという、韓国に興味のある人には大変とっつきやすい内容です。
    題材にされているドラマ冬ソナ以後ぐらいで、少し古いかな。
    今のドラマはあまり歴史と結びつかないか~
    韓国のドラマみてると、どきどき「?」ってなることがあるから、こうやって歴史や世相なんかと一緒に解説してもらえるとわかりやしいですね。

  • 岩波新書 302.21/Y44
    資料ID 2013100605

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著者プロフィール

一九五九年、東京に生まれる。多摩美術大学(絵画科)・津田塾大学(国際関係学科)卒業。同大学修士課程(国際学修士)・梨花女子大学女性学科碩士課程(文学碩士)修了。同大学博士課程(単位取得)。専門は女性学、日韓比較社会論など。東国大学(在ソウル)招聘教授、ワシントン大学(在シアトル)、ブリティッシュ・コロンビア大学(在バンクーバー)にて客員研究員。現在、立命館大学非常勤講師。
共編
『日本軍「慰安婦」関係資料集成(上・下)』明石書店、二○○六年
訳書
韓国女性ホットライン連合編『韓国女性人権運動史』明石書店、二○○四年
権仁淑『韓国の軍事文化とジェンダー』御茶の水書房、二○○六年
チョン・ギョンア『まんが「慰安婦」レポート1』明石書店、二○○七年

「2008年 『ナショナリズムの狭間から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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