物語 朝鮮王朝の滅亡 (岩波新書)

著者 : 金重明
  • 岩波書店 (2013年8月22日発売)
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314394

作品紹介・あらすじ

朝鮮では十七世紀から十九世紀にかけて、朴趾源・丁若〓(ちょう)ら実学者によって、新しい世を準備する構想が発表され、近代化がめざされた。しかし、列強ひしめく中でそれは挫折し、朝鮮は日本の植民地となった。このような過酷な時代とそこに生きた人々を描きながら、朝鮮と明治日本の関係の実像にせまる。エピソード満載の歴史物語。

物語 朝鮮王朝の滅亡 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 幕末日本の開国にあたって、多くの人物が様々に考え行動したことは多くの日本人が知るところであるが、同じように開国を迫られた朝鮮王朝支配下の人々はどうだったのか。この本を読めば、日本同様、様々な人物が様々に考え行動していたことがわかる。福沢の脱亜論の是非を論ずるにも、まず、こうした歴史を学ぶ必要があると感じた。

  • 日韓関係で著者名が韓国名というとどうしても構えて読んでしまうな。これが偏見というものか。竹島領有問題や伊藤博文の暗殺など、興味深い記述が多いが、大院君などはもうちょっと詳しく知りたかった。

  • イエズス会はとりわけ東方伝道に注力した。
    イエズス会は儒教的な祭礼を認めたが、典礼論争後、ローマ法王はそれらを迷信として排撃するという立場を鮮明にした。
    日本には蘭学の伝統があった。朝鮮にはそういう西洋の学問の研究の素地がなかった。

  • 朝鮮王朝末期の18世紀より韓国併合までを
    学者や外交の視点から解説する一冊。
    同岩波新書の「近代朝鮮と日本」と重複する内容が多く、
    総じて他書の方が記載がていねいでわかりよいと感じた。
    その一方で朝鮮において19世紀前半の西洋科学技術受容の空白が
    朝鮮の遅れを招いたという観点は面白い。

  • 配架場所 : 新書
    請求記号 : SHIN@221@K100@1
    Book ID : 80100459366

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002373872&CON_LNG=JPN&

  • 新書という形式でしかも韓国の人による近代史。お隣の国のことのなのに、知らないことが多いと反省。

  • 控えめに「物語」をつけているだけでしょうね。
    著者のあとがきで言われているように、歴史に忠実であることを心がけておられるようですし、決して架空をでっちあげた「物語」ではないです。
    日本史は日本の文科省中心の教科書でしか勉強してこない日本人ですから、近隣諸国の歴史観、視座で眺めるのは新鮮です。
    確かに、日本批判につながることになるし、竹島、尖閣にしても、結論的に「日本のものでない」と結論付けられてもいるし・・・・。
    だから「違う」とも思わない。
    たぶん・・・・、日本側に大いに問題があるのだろう・・・という気持ちにさせられていく。
    とくに、歴史認識については、著者も言うようにかなりな溝がある。
    この溝が埋められる日は来るのでしょうか。

  • 岩波新書 221.05/Ki41
    資料ID 2013101688

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