エネルギーを選びなおす (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 59
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314516

作品紹介・あらすじ

自然エネルギーの重要性は理解しても、「電気をどうする」という思考枠から抜け出せなければ、選択肢は狭まる。熱や移動など、生活に欠かせないエネルギーのベストミックスは、地域で異なるのが本来のあり方ではないか。森林、風力、水力などを上手に組み合わせ、地域に合った用途で、地域の人間が関わる、持続可能な胸躍る実践へ踏み出そう。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

  • 反対だけでない いい本です 原発廃棄物の記述もあり

  • S501.6-イワ-R1451 300310703

  • 「エネルギーをえらびなおす」というタイトルだけに、そもそものエネルギーの歴史をわかりやすく振り返ることができる。選びなおすエネルギーは、もちろん再生可能エネルギーであり、それぞれの国や地域の特性を生かした地産地消阿多で取り組むべきだということである。そしてエネルギー=電気という固定観念にとらわれすぎている日本の現状を変えるべきであるとも説いている。

  • 従来エネルギー政策を考えたとき「電力」本位で考えている。しかしエネルギーは「電力」だけではないし、電力は一次エネルギーを二次エネルギーに変換する過程で大きなロスを生じるエネルギーである。

    筆者は巷の自然エネルギー論に対して検討・批判を加えながら、地域ごとでエネルギーを自足自給を提案している。現在のスマートグリットはこうしたエネルギーの分権化を技術的な後押しになると思う。

    日本の場合主要な林業というバイオマス資源が循環せずに放置されることで、緑豊かな日本ができてしまったという指摘は興味深い(昭和の前期までははげ山が数多く残っていた)

  • 現状と、この先の方向性が学べます。

  • 勉強になりました。

  • 配架場所 : 新書
    請求記号 : SHIN@501@O101@1
    Book ID : 80100460925

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002380209&CON_LNG=JPN&

  •  前半の第一章に「エネルギー渉猟文明」と題して、これまでのエネルギーの歴史を詳しく解説している。古代ギリシアや古代ローマのエネルギー技術から、現代のシェールガス革命と呼ばれるものまで網羅しており、エネルギーの歴史を学び直すことができた。

     筆者は、世間は「エネルギー」と言いながらも議論は電気に偏っているという。もっと熱エネルギーなども一緒に議論すべきだという。ヨーロッパでは発電と共に熱供給施設を持つ「地域熱供給(district heating)」というものが広く普及しているという。それは素晴らしいシステムであり、ぜひ我が国にも導入を検討すべきだろう。

     しかし広く普及と言いながら、どの国にどれだけの設備があって、どれだけの熱や電力を供給しているのか、具体的な数字などが全く示されていないのが残念だ。

     自然エネルギーへの転換を訴えながらも、反化石燃料や脱原発に固執することなく、中立的な書き方にも思えるが、「電気(電力会社)=悪」の大前提が見え隠れするようで、若干の違和感を覚えた。
     いずれにしてもエネルギー問題を学び直す良い機会になった。

  • ポイントは「効率」と「コジェネ」かな。
    発電とひとことでいっても、損失が何%か言っていただいて初めて、その無駄さ加減がわかります。
    廃熱というのはもったいない。
    それを利用しない手はない。
    行政の縦割り行政に問題アリ・・・ということでしょうね。
    日本の行政は稚拙ですね。

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著者プロフィール

環境保全活動や企業の社会的責任を軸に発言してきた環境ジャーナリスト。
大日本報徳社のある静岡県掛川市の出身で、尊徳は20年来のテーマ。
東日本大震災と原発事故後に、やはり尊徳と関わりの深い福島県相馬市を訪れたことをきっかけに、明治維新後の二宮尊徳像や報徳運動を詳細に掘り起こしてきた。
著書に「電力自由化で何が変わるか」(岩波ブックレット)「飯館村-6000人が美しい村を追われた」(七つ森書館)。

「2018年 『二宮金次郎とは何だったのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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