地球外生命――われわれは孤独か (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004314691

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙人の存在に,天文学者は概ね肯定的,生物学者は概ね否定的だという。その共著である本書。最新の話題も多く刺激的な読書だった。
    極限環境を生き抜く微生物や,次々発見される系外惑星を見ると,広い宇宙に地球とはまったく系統の異なる生物がいてもおかしくない。その中に電波で交信する知的生命になっているものも皆無とは言えないんだろう。問題は,我々と彼らが現実にお互いやりとりできるのかどうか。その接触が吉と出るか凶と出るかというのは微妙だけど,そんなすぐに襲いかかってくるわけでもないし,探しておいて損はないだろう。今後の研究に期待。

  • 面白かったです。

  • 駅前の書店で買いました。
    (2014年1月24日)

    読み始めました。
    期待しています。
    (2014年2月22日)

    53ページ。
    「他力本願的」などと誤用あり。
    岩波書店ともあろうものが。
    増刷時に変更してくださいね。
    (2014年2月24日)

    新しい哲学の本。

    新しい哲学は、科学の裏打ちがあって、存在できる。
    そう、この本は言っています。

    頼もしくも、楽しい本。
    (2014年2月27日)

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著者プロフィール

1961年、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。深海生物学、微生物生態学、系統地理学を専門とし、極地、深海、砂漠、地底など、世界中の極限環境にいる生物を探索する。筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了、海洋科学技術センター(JAMSTEC、現・海洋研究開発機構研究員)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員などを経て、現在、広島大学大学院生物圏科学研究科教授。『宇宙がよろこぶ生命論』(ちくまプリマー新書)、『形態の生命誌――なぜ生物にカタチがあるのか』(新潮選書)、『辺境生物探訪記 生命の本質を求めて』(共著・光文社新書)、『地球外生命 われわれは孤独か』(共著・岩波新書)、『生命の始まりを探して僕は生物学者になった』(河出書房新社)ほか著書多数。

「2016年 『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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