- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004314707
作品紹介・あらすじ
「憲法は私たちが守らなくてはならないものか」「憲法改正手続を定める憲法九六条は改正できるか」「日本の上空を通過する他国を攻撃するミサイルを撃ち落とすことは合憲か」など、24の問いに答えながら、日本国憲法の思想と骨格を平明に解説。社会問題となっている事象と憲法との関係をときほぐす、市民のための憲法入門。
感想・レビュー・書評
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憲法入門としてはとても分かりやすかった。
興味持てます -
身近な問題を24のQA形式にして憲法問題について考えるという体裁で、とっかかりとしては悪くない。一応体系性は意識されているものの、網羅性は欠如している部分があるし、説明が単純化されている部分もあるので、本書を手がかりに巻末で紹介されている教科書的な本を読むのがよいと思われる。尚、抑制の効いた書き方ではあるが、基本的には護憲派なので、その点は留意して読む必要はある。
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オーソドックスな憲法論を初学者向けに書き下ろした印象。それなりに新しい事例に触れているので,使いでがある。
ただ,です・ます調とだ・である調を混ぜた文体で違和感があった。
p.166 民主主義と立憲主義との関係は、現実政治のける「多数決原理における意思決定」と「個人の自由の尊重」との緊張関係としてとらえなければなりません。
というところがメインテーマであろうと思う。 -
法律
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<事務局 総務・財務係職員>
本書は、立憲主義の基本原理となる日本国憲法について書かれた入門書です。
憲法は誰が守るものなのか、基本的人権とは、といった事柄を設問に答えながら解説しています。
改正論議もある中で、そもそも憲法とは何かを考えるきっかけの一冊となれば幸いです。
ところで、現在の新書本の先駆的な存在である岩波新書、この出版元である岩波書店の創業者は長野県の出身だと知っていました?
◆長野県立大学図書館OPAC
https://u-nagano-lib.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=11023991