〈運ぶヒト〉の人類学 (岩波新書)

著者 : 川田順造
  • 岩波書店 (2014年9月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315025

〈運ぶヒト〉の人類学 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報】
    著者 川田順造
    通し番号 新赤版 152
    ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 哲学・思想
    刊行日 2014/09/19
    ISBN 9784004315025
    Cコード 0239
    体裁 新書・並製・カバー・184頁
    定価 本体720円+税

    アフリカで生まれ,二足歩行を始めた人類は,空いた手で荷物を運び,世界にちらばっていった.この〈運ぶ〉という能力こそが,ヒトをヒトたらしめたのではないか? アフリカ,ヨーロッパ,東アジアの三つの地点を比較対照し,〈運ぶ〉文化の展開と身体との関係を探る.人類学に新たな光を当てる冒険の書.
    https://www.iwanami.co.jp/book/b226289.html


    【目次】

  • 西アフリカの友達のところに
    寄せてもらった時に
    頭に水壺を載せている女性を何人も見た
    頭に山のような洗濯物を載せて歩いている女の子を何人も見た
    先ず日本では見かけることのない「運び方」をたくさん見た

    その行為に人類学の視点を入れて見ていくと
    こんなふうに読み解ける

    「運ぶ」という何気ない行為に
    こんなにも 興味深い設問が立てられることが
    とても楽しい

    さりげない行為の中に
    「ヒト」の文化が見えてくる

  • 歩き方、座り方などの身体技法を、三つの文化間で比較し、さらに道具を用いる運び方の比較に至る。
    以前から、歩き方や座り方の文化について興味があったし、本書はたくさんの写真も載っていて、面白いかと期待していた。
    が...。
    なぜだろう。
    ページは進んでいくのに、なかなか入り込めなかった。
    最後の方はグローバル化社会とエスニックなものとの関係を考察していて、これも興味深いはずだけど、あまり響いてこなかった。
    もう一度読み直すべきかな?

  • モノの運び方が人種によって違うとは思わなかった。黒人にとって道具は必要最低限なもの、白人にとって道具は誰でも運べるようにするもの、黄人にとって道具は使う技術を要する簡素なもの。道具一つ見ても考え方が違うのがよくわかる。ユニバーサルデザインというのは日本にはなかった考えなんだなぁ。ユニバーサルデザインという考えは素晴らしいものだが、巧みな技術というものが日本から消えてしまったらどうしよう、と突拍子のないことを考えてしまった。

  • 2015年1月新着

  • 配架場所 : 新書
    請求記号 : SHIN@389@K100@1
    Book ID : 80100008984

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002420157&CON_LNG=JPN&

  • 運び方に傾向はあるようですが、結局・・原則はなかったような印象です。
    それでも、色々な学びがありました。
    アフリカの人が屈んで草取りをしているのを見ても、これからは「たいへんだなぁ」とは思いません。楽なんでしょうから。

  • 勉強になりました。

  • 「毎日新聞」(2014年10月19日付朝刊)で、
    中村桂子先生が紹介しています。
    (2014年10月19日)

  • かつてアフリカで誕生した人類たちが、自分たちの必要な荷物を「運びながら」別の大陸へと移動して行く光景が想像できただけでも、この本を読んだ価値はあった。

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