コーポレート・ガバナンス (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315131

感想・レビュー・書評

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  • コーポレートガバナンスの背景。そして、これからの重要性。そこまで、株主のものというものにも企業はなってほしくないという個人的感想。

  • 昨今・・・韓国の「財閥」の長女が報道を騒がしている。
    家族支配型企業の占める割合が高い東アジア。
    ガバナンスという観点からはまだまだ日本は健全。

  • コーポレート・ガバナンスについて、欧米・日本・東アジアを比べた入門書。目新しい点は、日本版のコーポレートガンバナンスの中心であった銀行からの監視について説明を加えた点と、東アジアの家族資本主義の状況を説明した点。ガバナンスのあり方や利点について、「資産効率がよくなる」「短期思考か長期思考か」などいろいろ定量調査を説明しようとしているが、結局自分自身で実証しきれないと言ってしまっており、なんのための主張なのかよくわらかなくなる。

著者プロフィール

花崎 正晴(はなざき まさはる) 
1979年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業. 日本開発銀行入行. OECD経済統計局, ブルッキングス研究所, 一橋大学経済研究所, 日本政策投資銀行設備投資研究所長などを経て, 2012年4月より一橋大学大学院商学研究科教授. 現在, 一橋大学大学院経営管理研究科教授. 早稲田大学博士(経済学). 主要著書:Corporate Governance and Corporate Behavior: The Consequences of Stock Options and Corporate Diversification, Springer, 2016. 『コーポレート・ガバナンス』岩波新書, 2014年. 『金融システムと金融規制の経済分析』(共編著)勁草書房, 2013年. 『企業金融とコーポレート・ガバナンス』東京大学出版会, 2008年, 第50回エコノミスト賞受賞. 『コーポレート・ガバナンスの経済分析―変革期の日本と金融危機後の東アジア―』(共編著)東京大学出版会, 2003年.

「2019年 『変貌するコーポレート・ガバナンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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