考え方の教室 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
3.59
  • (9)
  • (19)
  • (13)
  • (8)
  • (0)
本棚登録 : 245
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315711

作品紹介・あらすじ

"考える"力は練習でのばせる、そして"考える"ことは楽しい!まずは気持ちのストレッチ体操から。手を使う、声を届ける、肚を決める…新しいことを思いつく豊かな発想力も、瞬時に決める判断力も、具体的なレッスンの積み重ねによって身につく"技"なのです。この一冊で必ずや、あなたの"思考"は変わります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ものの見方や考え方を様々な視点から的確に説明している。当たり前に思えることでも忙しい毎日ではつい忘れがちになるもの。時々読み返して再認識していくことが大事な気がする。どのような仕事にも活きるまさに考え方の教科書。

  • 新しい発想を生み出すための「技」を、16のトレーニング方法を紹介しながら解説している本です。

    本書を読んで、すぐに斬新なアイディアが思い浮かぶようになるというものではないのですが、なかなか実践的なレヴェルにまで話を落とし込むことが難しい事柄を、トレーニングすることのできる「技」とみなすという著者自身のスタンスそのものは興味深いと感じました。

    同様のテーマをあつかった本に『発想力』(文春文庫)がありますが、あちらはやや散漫な内容だったのに対して、本書は比較的実践的な内容になっており、おもしろく読むことができました。

  • 「考え方」を一つの技として身に付けることがテーマの1冊。そのために、どんなワークをしたら良いのかが15個紹介されている。

    ☆印象に残った部分
    ・考える際には手書き、まとめはパソコン。手で書くことによって、主張したい部分は、自分なりの気合の入った文字になったり、図式化できたりと考え方を整理しやすい。

    ・新しい学力とは、新しい意味や価値を見出すことのできる学力。

    ・大切なのは、異質なものとの出会いから受ける刺激をポジティブなものとして捉えていくこと。

    ・色々な考え方を、本を読むことによって種として日頃からもつ。そうすることで、対話の相手にどんな人がきても対応できるようになる。

  • 2つの対峙した考え方を示して、よりよく考え方をわかりやすく教えてくれた。
    本書の進め方も授業風に例をあげながらだったので、実際にトレーニングになった。
    学校の先生やプレゼンをする人に読んでもらいたい一冊。(図書館)

  • 教え方について、いろいろ参考になった。
    「人の目を見て話す」って実行したい。
    クリエイティブな内容、考えていきたいなと思った。

  • 「この事件についてどう思いますか?あなたの考えを言ってください。」そのように問われたらどうしますか?「そんなの簡単だ」と言ってみる。「自分だけのベスト10」を作ってみる。小説の人間関係を図で描いてみる。問題解決の前に問題を整理する。考えるとは「工夫する」こと。無理やり一人二役してみる。異質なものとぶつかり合う。思考は対話から生まれる。ひたすら「なぜ?」と聞いてみる。

  • 日ごろ自分が考えることを後回しにしていること、それによって瞬発的に考えることができなくなっていると気づいた。考える力は練習して強化することができる。「がんばる」ではなく具体的な「工夫」をする。極端な2通りの意見を考える。考えるための基礎知識、いろんな人の考え方を学ぶために本を読む。

  • つまらない本でした。

  • 考える力をつけるというテーマの本。
    ひとつひとつが1講座のような構成。

    目次と各章のメモを

    考え方の教室 目次

    はじめに
    第1回まずは、楽になる
    ー準備ストレツチ篇
    クリエィティブは難しくない、基準下げて考える、思い込みなくす、チャンクダウン、簡単だと呪文、

    第2回ともかく、やってみる
    ー最初のチャレンジ篇
    ベストテンを考える、毎回課題出して、チームで考える発表、評価をし合う、

    第3回ダマされたと思って、手を動かしてみる
    ー身体を使う篇
    図化してみる、整理から、質問は考えてみてくださいではなく書いてみてください。
    KJ法、矢印、矢印思考、2軸の整理

    第4回魔法の言葉を、唱えてみる
    ー誰でもできる篇
    考える=工夫するという言葉に置き換える。

    第5回発想力を、きたえてみる
    ー「遊び」に学ぶ篇
    空想力、遊び感覚、限定がアイデアを呼び起こす

    第6回違った目で、世界を見る
    ー「スタイル」探し篇
    ミニチュア化、ゴッホ化とか、関係性

    第7回過去も未来も、見晴らしよく
    ー系譜の試み篇
    自分の精神の先人を考える、歴史を考える、将来を見通す、先人ならどう考えたか考える

    第8回無理やり、~人こ役してみる
    ージキルとハイド篇
    正反対の2つの意見で考えてみる、ノリツッコミ、あまのじゃく

    第9回異質なものと、ぶつかりあう
    ー他人と話そう篇
    読んだことない人の本、

    第10回ひたすら、「なぜ?」と聞いてみよう
    ー止めたら負けよ篇
    対話持久レース

    第11回外へ、ひらいてみる
    ー声を届けよう篇
    人に話す時「身を開く」=声が届く、聴衆の背後からある人に向かって「おーい」と声をかけその人がわかるか(竹内敏晴「ことばが劈(ひら)かれるとき)、アイコンタクトで意識の線を張る、1対1の線を人の数だけ、10人に対してではなく、1人ごとに10本張る

    第12回、歩ずつ、進んでいく
    ー段取り力向上篇
    ゴールと手法を決める、うまく「限定する」、意欲、当事者意識

    第13回「胆力」をもって、判断する
    ー「決める」コツ篇
    身体に聞く=何かスッキリしない「モヤモヤ」「ムズムズ」した感覚

    第14回柔軟に、修正していく
    ー思考は続くよ篇
    修正、ハーフタイム力=一旦整理して考えてみる、冷静になるための呼吸法

    第15回直感を、働かせる
    ーめざせ「思考の達人」篇
    大掴みに本質を捉える、反射的な直感、臨済宗の問答、ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー」

    最終回こんな教室をつくってみよう
    ーあなたが先生篇

  • 幾つかは学生と一緒にやってみよう。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

考え方の教室 (岩波新書)のその他の作品

齋藤孝の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
ベン・ホロウィッ...
北野 武
恩田 陸
伊賀 泰代
有効な右矢印 無効な右矢印

考え方の教室 (岩波新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする