古代東アジアの女帝 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315957

作品紹介・あらすじ

七世紀の日本列島には推古をはじめ、皇極・斉明・持統など女帝が続々と登場してくるが、同じ時代、朝鮮半島の新羅には善徳・真徳、中国の唐でも武則天という女帝が現れる。なぜ多くの女帝が東アジアから出たのか?女帝たちの鮮烈な生涯を掘り起こしながら、七世紀の東アジアはどういう時代だったのかを描きだす。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルを見ると東アジアに女帝の生まれる共通的な因子があって、それを解説しているのかと思うのですが、そうではなく、推古以降の女帝を順番に叙述している本でした。この感じ、ちょっと塩野七生的だなぁ。あと古代という割には7世紀で話は終わっていて、作者の興味は武則天までだったようですが、私は孝謙・称徳天皇も読みたかったかな。

  • 2016年4月新着

  • 「見てきたように」語られる歴史がおもしろかった。確かな資料がしっかりアタマに納められているからこそですね。

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