- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004316053
感想・レビュー・書評
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相対的貧困=国民所得の中位者の所得の50%に満たない者をいう。
国民の目標の多様化が背景にある。
再配分機能が弱い。今までは所得の不平等度が低かった。
新自由主義、市場原理主義では資源配分はパレード最適になるが配分を最適にするとは言っていない。
連合が労働者の代表=正規労働者の既得権益を守ることになる。
野心と嫉妬心が行動の源泉。
平等性と効率性のトレードオフ。
ケインズの弟子 ハロッドドーマー理論=貯蓄率と資本係数によって成長が決まるという理論。
格差拡大は経済成長にとってマイナス。
無理に経済成長させると格差が拡大=脱成長戦略を。
有限の世界で幾何級数的に成長すると考えるのは狂人または経済学者である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
烏兎の庭 第五部 書評 7.31.16
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/diary/d1607.html#books -
ますます深刻化する経済格差。なぜ日本では格差がなくならないのか? 税制度の問題点などを分析し、経済学が抱えている課題も明らかにする。
第1章 ますます深刻化する格差社会
第2章 格差を是正することは可能か
第3章 脱成長経済への道
第4章 心豊かで幸せな生活とは
第5章 いま、何をすべきか
おわりに―私が思うこと -
他人の優位を気にしないことだな。
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361.8||Ta