ルポ 看護の質 患者の命は守られるのか (岩波新書 新赤版1614)

  • 岩波書店 (2016年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784004316145

作品紹介・あらすじ

深刻さを増す人手不足の問題、また入院期間短縮化と在宅化が急速に政策的に推進される中で、ひずみをもろにかぶっている看護の現場ひいては患者の置かれた実態に、定評ある著者が鋭く切り込む迫力のルポルタージュ。看護の最前線で、いま何が起こっているのか。本来の看護とは何か、多職種による真のチーム医療とは何かを問う。

みんなの感想まとめ

医療現場の複雑な実情を鋭く描いた本書は、看護の質とその背後にある制度の問題に焦点を当てています。著者は、看護師が直面する厳しい現実や、患者のケアが診療報酬制度によって圧迫されている状況を丁寧に取材し、...

感想・レビュー・書評

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  • 結局物事はお金で動くんだなと思った
    家に帰ることを諦めずに済むようになったことは喜ばしいがそこに至るまでのフォローもなかなか充分に出来ていない現状がある
    特定行為や准看護師など看護をめぐる諸問題に触れられていた
    医療や看護、介護にかかわらず生きて死ねる人は居ないと思う
    一つの職種の問題というより全ての人に関わる問題として関心を持たなければいけないと思った

  • 498.14コハヤ

  • 看護の現場を丁寧に取材し書いている。患者を優先すると診療報酬や看護師の評価が下がる、そんなことがあっては本末転倒だか現実問題として起きているという現実。複雑な思いで読んだ。

  • 診療報酬制度が追い出し医療を助長したり、また、周辺専門職の制度や運用とも相まって、看護本来の、人を見て、触れてケアするという本質が損なわれているとする。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685636

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685636

  • 信州大学の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21745382

  • これから看護師養成課程に関する研究を進める上での事例や資料が豊富に記載されているのがありがたい。ルポであるため、このような生の声を仮説に検討することができ、調査実施において、厚みを加えることができる。

  • 看護師不足の問題が、診療報酬改定に伴い更に入院期間短縮と急性期病棟の多忙さにつながり、ひずみが大きくなっている様子をジャーナリストらしく現場の困難さを記述してくれている。チーム医療の良い例としてみさと協立病院や東葛病院などが紹介されているのは身近な病院として嬉しく感じる。看護師特定行為に対しての問題点も的確。看護の本来の姿を問うルポであると感じた。

  • ちょっと一面的かもしれないけど、とっても納得できる。
    医療の専門化・高度化→医師不足→医療行為を看護師に委託→看護行為を看護師から他スタッフへ移行→看護ができない看護師が増加。
    看護という行為をどう定義づけるのか、昔のままではないとだろう。でも医療ではなく看護でできることは決してなくならないと思うし、もっと大切にしなくちゃいけないことだと思う。手間暇かかるやり方でしか対応できないことがあるよね。
    でも根源は、「お金」がないことに帰結しちゃうんだよなぁ。ホントに日本はもっと医療費に予算をまわせないんだろうか。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1975年茨城県生まれ。ひたちなか市立東石川小学校、勝田第三中学校、茨城県立水戸一高、明治学院大学法学部(中退)、神戸大学法学部を卒業。株式新聞社、毎日新聞社『エコノミスト』編集部(契約社員)を経て、2007年よりフリーに。就職氷河期世代の雇用問題や保育、医療・介護がライフワーク。著書に『ルポ 保育崩壊』『ルポ 看護の質』『ルポ 学校がつまらない』(岩波書店)、『年収443万円』(講談社)、『ルポ 中年フリーター』(NHK出版)、『夫に死んでほしい妻たち』(朝日新聞出版)ほか多数。

「2025年 『ルポ イバラキ 民主主義が消えていく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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