夏目漱石 (岩波新書)

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本棚登録 : 101
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316312

感想・レビュー・書評

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  • 全く読まなかった。

  • 230ページ「皇室は神の集合にあらず。近づき易く親しみ易くして我等の同情に訴へて敬愛の念を得らるべし。夫(それ)が一番堅固なる方法也。夫が一番長持のする方法也。政府及び宮内官吏の遣口もち当を失すれば皇室は愈重かるべし而して同時に愈臣民のハートより離れ去るべし」
    日記からの引用とのこと。夏目漱石の皇室観はこれまで顧みたことはなかったが、慧眼だと思うし現代的な感覚からしてみても違和感が全くない。ただ鎮座ましましていれば良いわけではなく、国民に親しまれてこその皇室であるという皇室観を補強するのにとても心強く感じた。

  • 漱石の作品は結構読んだけど、漱石自身については詳しく読んだ記憶がないので読んでみた。漱石の一生を時系列で並べ、作品とともに解説した本。ただ、作品解説も詳しいため、作品解説なのか漱石の評伝なのかイマイチはっきりしない。漱石についてわかるけど、なんだかスッキリしない一冊。

  • 小説家を書き始めるまでの来歴、書き始めて以降は作品を中心にした記述になる。漱石ほどの評伝になると新書の頁数ではやや物足りなく、小説の粗筋をずらずら書くのは未読者にも不親切。あとがきにあるように妻鏡子との関係にスポットを当てている点が特徴で、ドラマで興味を持った人には丁度良いかもしれない。

  • 2016/12/1

  • ■新赤版 1631
    ■体裁=新書判・並製・カバー・256頁
    ■定価(本体 840円 + 税)
    ■2016年11月18日
    ■ISBN 978-4-00-431631-2  C-0295

     結局のところ,人間とはわからないものである.しかし,それでもなお,人間とはわかるものである──.漱石の作品はわれわれにそう語りかけているのかも知れない.暗い孤独と深い明暗を心にかかえ,小説という仮構を通して人間なるものを追究する.作家・夏目漱石(慶応三年─大正五年)の生涯をえがく評伝.
    http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?head=y&isbn=ISBN4-00-431631

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著者プロフィール

十川 信介(とがわ しんすけ)
1936年12月21日 - 2018年11月18日
北海道旭川市出身の研究者。専門は日本近代文学。学習院大学名誉教授。
著書に『夏目漱石』『島崎藤村』『近代日本文学案内』などがある。

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