歩く、見る、聞く 人びとの自然再生 (岩波新書)

著者 : 宮内泰介
  • 岩波書店 (2017年2月22日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316473

作品紹介・あらすじ

自然と社会の未来の形は、どういうものが望ましいのだろうか。自然をめぐる各地のさまざまな"いとなみ"を、歩き、見て、聞いて、考えた。人と自然の相互関係とはどういうものか。自然をめぐる合意形成とは?災害時や都市部での実践も含めながら、自然とコミュニティのこれからを活きいきと描きだす。

歩く、見る、聞く 人びとの自然再生 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 今から二十年ほど前のことを思い出した。
    近くに標高50メートルにも満たない里山がある
    いや、里山があった。
    そのふもとの村の古老にこんなお話をお聞きした。
    「今は、全くなくなってしまったけれど
     ここは赤松がいっぱいあって、松茸は秋の常食やった」
    「冬になると、この山に入って枯れ枝や枯れ松葉をとってく るのが子どもの仕事やった」
    「春の山いちご、秋のアケビ、桑の実はわしらのお八つがわ りやった」

    人と里山が共存していた。
    さまざまなモノが自然からの恵みものだった。
    人と人は寄り添って生きていた。
    今から、50年ほど前の話です。
    私たちはそうして日本人になってきた。

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