夏目漱石と西田幾多郎――共鳴する明治の精神 (岩波新書)

著者 : 小林敏明
  • 岩波書店 (2017年6月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316671

作品紹介

「同窓生」であり、ベストセラーの著者であり、禅に打ち込んだ。-これまで論じられることはなかったが、日本を代表する二人の知性の間には、多くの共通点がある。綿密な考証にもとづいて、かれらを包みこんでいた時代環境や知的ネットワークを解きほぐし、近代日本の思想課題を明らかにする、精神史的評伝。

夏目漱石と西田幾多郎――共鳴する明治の精神 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  •  霞ほどの接点しかないのに。
     両者を対比して描く。
     具体的な接点があったら、もっと。

  • 17/09/11。

  • 二人は面識はあったようだが、特に深い付き合いがあったわけではなさそうだ。しかし、同じ時代を生き、日本が西洋の思想を取り入れていく中で、同じように苦悩があったのだろうと思う。私自身は、夏目漱石はほとんどの作品を読んできたが、西田幾多郎は「善の研究」を20ページほど読み進んだところで停止したままになっている。刊行当時ベストセラーになっていたようだけれど、皆最後まで読み切ったのだろうか。夏目漱石はドラマでも観たのだが、どうしても、あの人物の周りに人がたくさん集まるということが信じられない。人当たりがいいという感じではなく、どちらかというと気難しい人物だ。家族に対してもかなりつらく当たっていたように見える。私もどちらかというと神経質な性質で、細かいこと(履き物がそろっていないとか、ゴミが落ちているとか、机がまっすぐになっていないとか)がすぐ気になる。心に余裕があるときは自分で直すのだが、気が立っていると人にきつく当たってしまう。嫌われる。ということが多い。夏目漱石と自分を比べるなどとはおこがましいが、私が想像する漱石の性格で人が集まるということは、その気難しさを十分に打ち消すだけの強い魅力を備えていたということなのだろう。だからこそ、あのような作品が残せたのだろう。

  • 東2法経図・開架 B1/4-3/1667/K

  • 121.6||Ko

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