アウグスティヌス――「心」の哲学者 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316824

作品紹介・あらすじ

「西欧の父」アウグスティヌス(三五四‐四三〇)。『告白』『神の国』などの著作をはじめ、永遠なる神を前にして人間の「心」を深く見つめるその思索は、自由意志の問題、悪の原因について、さらには時間論にまで及ぶ。激動のローマ帝国末期、哲学と信仰を架橋し、知の探究をとおしてキリスト教の道を歩んだ生涯を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 中世キリスト教といえばアウグスティヌス、とはいうもののその詳細はよく知らなかったので. 若いころはかなり考えて考えて揺れていたんだな、というのをしって少し今までより人間的な親しみを感じた.

  • 傲慢と謙虚に揺れる人の「心」。その謙虚さを信仰に昇華させると、キリストへの愛とキリストの恩恵になるのか。哲学者と副題にあるが、その生き様はむしろ「探求する宗教者」である。

    現実への八面六臂の対応、あの時代に内面を率直に吐露する著述、常に人間の幸福と社会の繁栄を基盤とした判断など魅力がある。

    西欧には圧倒するような巨人がいたのだ。

  • アウグスティヌスの人生と考え方についてさらっと触れられる。回心の決定的な契機が失恋であったことが印象的。懺悔的な信仰のイメージがあったけどそちらよりも神の恩寵のほうにウエイトを置いて理解したほうがよいことに注意。

  • 東2法経図・開架 B1/4-3/1682/K

  • 非常に読みやすい。初ページの関係地図が大きくかつ簡素な為、使い勝手が良い。

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