治安維持法と共謀罪 (岩波新書)

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  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316893

作品紹介・あらすじ

いま戦前回帰の企てが顕著になっている。治安維持法は市民刑法から治安刑法への転換の象徴であった。戦後、法の廃止に逆らい、治安維持法下の諸制度は「戦時の衣」を「平時の衣」に切り替え、例外から原則の制度に逆転し、拡大されることになった。共謀罪が創設され、いま大きく変容しつつある日本の刑事法を問う。

感想・レビュー・書評

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  • ◆近代法逸脱の運用 恐れる[評者]荻野富士夫=小樽商科大特任教授・日本近現代史:「治安維持法と共謀罪」内田博文:著 | Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2018021802000168.html

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    戦前回帰の企てが顕著になっている。治安維持法は市民刑法から治安刑法への転換の象徴であった。日本国憲法のもと、治安維持法下の諸制度は、法の廃止に逆らい、「戦時の衣」を「平時の衣」に切り替え、例外から原則の制度に逆転し、むしろ拡大した。共謀罪が新設され、大きく変容する日本の刑事法を問う。
    https://www.iwanami.co.jp/book/b330652.html

  • 東2法経図・開架 B1/4-3/1689/K

  • 326.81||Uc

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プロフィール

1946年大阪府堺市生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、九州大学名誉教授、神戸学院大学法学部教授。専門は刑事法学(人権)、近代刑法史研究。福岡市精神医療審査会会長、ハンセン病市民学会共同代表。ハンセン病問題に関する検証会議副座長を務めた。患者の権利擁護を中心とする医療基本法や差別禁止法の法制化の問題にもとりくんでいる。主な単著に『刑法学における歴史研究の意義と方法』(九州大学出版会)、『ハンセン病検証会議の記録』(明石書店)、『日本刑法学の歩みと課題』(日本評論社)、『刑事判例の史的展開』、『自白調書の信用性』、『更生保護の展開と課題』(どちらも法律文化社)、『刑法と戦争――戦時治安法制のつくり方』『治安維持法の教訓――権利運動の制限と憲法改正』(みすず書房)など。

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