ルポ 保育格差 (岩波新書 新赤版 1712)

  • 岩波書店 (2018年4月23日発売)
3.42
  • (4)
  • (6)
  • (11)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 163
感想 : 19
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784004317128

みんなの感想まとめ

保育の質や格差に焦点を当てた内容で、保育所の実態やその運営に関する詳細が豊富に描かれています。特に人件費比率に基づく保育の質の評価は、合理的でありながらも限界があることを示唆しています。読者は、保育園...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供は社会で安心して育てていきたい

  • 保育崩壊の後に読了。保育所の実態の他に事業としての保育園(人件費やその仕組みなど)について詳細に書かれているのでとても勉強になった。安心して預けられる保育所、保育格差をなくすために、子供の最善の利益のために、全国で成されている具体的な取り組みや思想が書かれていて前作よりも希望が持てた。

  • 重い
    知れてよかった
    暗い気分になる

  • タイトル通り、「どこの保育園に入るかで大違い」ということをインタビューなどであぶりだした本。これから保活をする方も、既に保育園に子供を預けている方も読んでおくといいかもしれません。悪い保育園の見抜き方が分かるようになります。
    続きはこちら↓
    https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2019/01/blog-post_12.html
    Amazon↓
    https://amzn.to/2CfGEjK

  • 搾取の構造は多分そうなんだろうと思う。でも、全体通して、じゃあどうすりゃいい?ってのが見えない。なぜ保育園だけが産業として成り立たないのか?

  • 最初から膨大な定量データの山にうわっと来たが、中身は保活する親なら知っておくべき内容。
    保育士に限らず、毎日人のケアをする仕事に携わる方を本当に尊敬する。求められるものが高度でレベルの高いものにもかかわらず、その価値に見合う対価が支払われていない事に対しても矛盾を感じる。
    保育園の問題は最近メデイアでも随分取り上げられるようにはなってきたが、その先の学童の話はまた目から鱗だった。

  • 前半の保育の状況を読むと暗澹たる気持ちになりましたが、その原因が中盤で分析され、後半に載ってる「安心して預けられる保育所」を読んで少し希望が感じられました。保育環境の改善が結果的に少子化の抑制につながり、企業にとっても雇用環境の改善になってハッピー、みたいなストーリーを社会で共有できるといいのかなぁ〜?そうすれば悪徳保育業者はいずれ淘汰されるというのは甘いだろうか。

  • たしかに増えればいいって問題じゃないよなー
    子どもが人質・・

  • 保育園に入園を考えているママさんは一読の価値あり。
    自分はただただいい保育園に恵まれたということに感謝。
    保護者向けっていうよりは保育園勤務を希望している人も読む対象。これを読んで研究していい保育園につとめてほしい。
    学童の話もでてくる。
    人件費比率というのは全く気にしたことなかったが今後この数字をみれば「あ~ここはそーいう考えなのね」とわかるようになった。
    ただ身近な幼稚園経営者によると、7~8割以上超えると今度は経営がなりたたないってことなので、人件費比率が高けりゃいいってわけじゃないらしいです。
    本当、保育園によって全然ちがうし実態が見えないので保護者も選ぶのは大変だと思うが、なによりも「こどもが保育園に行きたがらない」っていうのが一番わかりやすい指標なのかなと。
    うちの子は0歳から預けてるけど一回も保育園自体がいやで登園拒否っていうのはない。(ベビーカーが嫌だ、とか絵本読んでからじゃなきゃいきたくない!っていうのはある)
    あと親も保育園との係わり合いを億劫がらずに遠慮しないでどんどん聞いたつっこんでいくことが大事だとおもった。
    結局は保育士の本人の適性がその園や保育内容に影響してくるから、むずかしいよなぁと思った。とにかく人を大事にしない保育者には当たらないように祈るばかりですね。
    後半はもっと専門的な数字を交えた話がでてきたので飛ばしました。ちゃんと読めば勉強になるかと。

  • 保活の情報収集用に買いましたが、
    「まえがき」だけですでに読み進めたくなくなりました。

    おそらくすべての保育園がひどいわけではないので、
    すべての保育園に対して疑心暗鬼にならなくてもいいと思いますが。
    (どうしてもオールオアナッシングで物事を見てしまう癖があります)

    筆者は待機児童が減らない最大の要因は、そもそも0歳児保育の利用希望者数の見積もり誤りによるのではないか・・・と見ていますが、きっと本当に需給がアンバランスになっているんだとと思います。

    保育の質を下げることなく、受け皿を増やすのが今後の課題ですね。

  • 事例の紹介の仕方がやや勧善懲悪的で、わかりやすいが一面的な印象を持たれかねない感じがする。もちろん、現実がそれだけわかりやすく、よい保育所と悪い保育所に分かれていて、それを「保育格差」と読んでいるのかもしれないが。本来人件費にまわされるべき委託費が「弾力運用」の名の下に広告費などにまわされる、という問題については、やや煩雑ながらきちんと調査をして批判している印象。この点は本当に大切で、もっと社会的に大きな問題として取り上げられるべきだと思う。

  • 保育士の給料が少ないのは税金が足りないからだ、とか、保育士の専門性の欠如はぬるい資格だからだ、と思っていたけれど、委託会社による搾取や害悪保育士によるパワハラや経験浅保育士ばかりの職場環境などによるものだと知った。

  • 東2法経図・6F開架 B1/4-3/1712/K

  • 369.42||Ko

全15件中 1 - 15件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

ジャーナリスト。1975年茨城県生まれ。ひたちなか市立東石川小学校、勝田第三中学校、茨城県立水戸一高、明治学院大学法学部(中退)、神戸大学法学部を卒業。株式新聞社、毎日新聞社『エコノミスト』編集部(契約社員)を経て、2007年よりフリーに。就職氷河期世代の雇用問題や保育、医療・介護がライフワーク。著書に『ルポ 保育崩壊』『ルポ 看護の質』『ルポ 学校がつまらない』(岩波書店)、『年収443万円』(講談社)、『ルポ 中年フリーター』(NHK出版)、『夫に死んでほしい妻たち』(朝日新聞出版)ほか多数。

「2025年 『ルポ イバラキ 民主主義が消えていく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小林美希の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×