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Amazon.co.jp ・本 (238ページ) / ISBN・EAN: 9784004317968
作品紹介・あらすじ
いま社会保障制度を持続可能にするには、どうしたらいいのか。全国各地で始まっている、生活に困窮したり、社会から孤立している人たちへの「相談支援」が育む可能性を明らかにし、そこで生まれている住民と行政による新たな〈地域〉づくりを社会保障制度、そして法律の中に位置づけていく。
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みんなの感想まとめ
社会保障制度の持続可能性を探求し、地域のつながりを重視する本書は、生活困窮者や孤立者への相談支援の重要性を浮き彫りにしています。著者は、社会保障の法的根拠を憲法の複数の条文から考察し、自律の保障に関す...
感想・レビュー・書評
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社会保障の法的根拠を憲法25条だけではなく、13条も加えることを提起。後者からは自律の保障が導かれる。
現金や現物給付の保障ではなく、実際にどのような生活が送れるかに着目する点はなるほどなと思った。
自律支援のために、相談支援が重要であることも指摘されていた。制度上、どのように位置付けられるのかがわかりにくかった。また、詳しくないが、相談支援は社会福祉学で色々論じられてきたと思うが、そことの関連がどうなっているのかも気になった。
主体的、自律的に生活するために地域のつながりは大事であるが、筆者も指摘しているように地域のつながりが希薄化している。それでも筆者は地域の重層的なつながりに期待をかけている。わかるけども難しいのではないかと思った。
あと、地域に期待をかけるならば社会福祉協議会の検討がもっとあってもあいのではないかと思った。
最後の社会保障教育の必要性については、今後も考えていきたい。 -
2021 東京学芸大学 教育学部 教育支援(E類)-教育支援-ソーシャルワーク 小論文 前期
2024 神戸大学 法学部 法律学科 小論文 後期 -
2021 東京学芸大学 教育学部 教育支援(E類)-教育支援-ソーシャルワーク 小論文 前期
2024 神戸大学 法学部 法律学科 小論文 後期 -
背ラベル:364-キ
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タイトルを見て気になったので借りてみました。
著者が社会保障法の専門家ということで、社会保障関連の法律に関する記述が多いのですが、そのあたりについて、自分は知識が不足していることもあり、読むのがちょっとしんどかったです(ということで、★★★★☆にはせず、★★★☆☆にしました)。
著者の主張である、「地域」で社会保障を支える、という考えは、理想論としてはとてもよいと思います。
が、現実問題としては、なかなか難しいだろうと思いながら読み進めました。
最後の方に、「地域」で社会保障を支えるためには、社会保障教育が重要、と書かれているのですが、社会保障教育を進めるのはなかなか難しいと思われ、そのことが、「地域」で社会保障を支えることが、現実的には難しいと思う最大の理由です。
ちなみに、現在の日本の社会保障は、主に日本国憲法第25条に基づいて組み立てられているわけですが、日本国憲法は、成立からすでに80年近くが経過しています。
そのため、第25条の条文も、現代の日本社会にはそぐわなくなってきている、といった主旨の指摘が、この本にはあるのですが、その点に気づくことができたのが、この本を読んでの最大の収穫です。
現代の日本社会を踏まえ、そして、日本社会が将来あるべき姿を描いた上での憲法の改訂が今の日本に必要であることを、改めて感じました。
また、社会保障といえば、これまでは、弱者の保障、という側面が強かったのですが、みんなで支えるみんなのための社会保障であるべき、という主旨の指摘も、本書にはありましたが、その点にも強い共感を覚えました。
みんなの問題として、みんなで社会保障を考え、みんなで実行する、そういう時代が早く来るといいな、と思わされた本でした。 -
社会保障を法学的な観点で論ずるのはなかなか難しいが、個人の自律や、地域や企業を含めた社会の重要性なんかはその通りだと思った。自治体の好事例の紹介があったが、単純に全国展開すれば解決するものでもなく、難しい。
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地域共生社会 がカギ
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読了。
もう少し踏み込んで地域で支える具体的な施策の提案があればよかった -
まさに、今職場でやっていることが網羅されている本!
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東2法経図・6F開架:B1/4-3/1796/K
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364||Ki
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