AIの時代と法 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 146
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004318095

作品紹介・あらすじ

仮想通貨,データ取引,シェアリングエコノミー…….AIをはじめとするデジタル技術の発展は,これまでの「法」ではとらえきれない事態を生じさせ,さまざまな課題をつきつけている.近代社会を規律してきた「法」のゆらぎは一体何を意味するのか.ビジネス法の最前線で起きている問題を取り上げながら考える.

感想・レビュー・書評

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  • ■内容
    AIをはじめとする情報技術全般に関する法律問題が企業事例と共に書かれている。
    情報技術発展は社会へどれ程の影響力があるのか、
    「法」という切り口から問題を取り上げている。
    ■感想
    自動車業界のMaaSやCASE、行動ターゲティング広告など
    とっつきやすい事例に法を絡めているため、読みやすい!
    4章付近から「法」の色が濃くなり、少々置いてけぼりを食らった(´・ω・`)
    読み返すっきゃないな、これは。

    「コードが法に代わる(P129)」この発想、面白いなぁ!
    これは法律で守られている権利を無視して、
    技術的な規格が勝手に?ルールを生み出してしまうということ。

    情報技術と法律について、より興味関心をもつきっかけになった!!
    参考文献として載っている書籍も気になったので読む!


  •  AIとクラウドにより、モノからサービス、ハードからソフトへと時代が移りゆく中で、それによる社会変革に法がマッチしない部分が増えてきているという問題提起から始まり、プラットフォーマーの責任性、プライバシーの範囲、データの帰属の話へと展開される。

     従業員の利益を意識したり、CSRを強く意識したりする日本企業のコーポレートガバナンスは、法と実体のズレを埋め合わせようとしてきた結果の産物である。日本はDX後進国と言われるが 、AIと法にズレが生じていても、上記のような日本企業の特性を生かせば、AIの社会実装に適性がある国として発展していく可能性を示唆して、締められた。



    〜個人メモ〜
    ・EUのデータベース権:良い制度だけでは産業育成の十分条件にはならないという事例
    ・EUでAIに一定範囲内の人格を認める法が成立

  • ルールメイキングに携わる人は必読。いい本です。二度読み決定。

  • AI時代の社会の変革と、それに伴う法の規制の在り方を考える。スピーディーなデジタルの進化に人知の法は追いつけるのかしら?

  • とても読みやすい本…数年後には古くなってしまうかもしれないくらいAIの進化って加速してるよね…

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/523500

  •  財物からサービスへ、モノからデータへ、契約・法からコードへの3つの柱で、民商事法、経済法、情報法の視点から、AI時代の法の現状をコンパクトにまとめ、将来の在り方を提示する良書。AIに関数r専門用語も簡潔に説明され、わかりやすい。日本の近代法の歩みがAI時代の国際的なルールの発展に資するだろうという(いい意味で)希望的観測で締められる。
     ただ2019年時点のAI及びこれに関する法の最新動向を踏まえて書かれているので、今読まないと本書の内容はあっという間に古くなってしまうかも。それだけ旬な本。

  • ai時代と法との関係についての本。

  • AI・データ時代における法の存在意義・役割を説く。国内外の事例の紹介にとどまらず、現行の法体系との関係の分析や未来への提言がなされており非常に勉強になった。民商事系の研究者による著作という点でも貴重。

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著者プロフィール

学習院大学法学部教授

「2018年 『支払決済法〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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