イスラームからヨーロッパをみる――社会の深層で何が起きているのか (岩波新書 (新赤版 1839))

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004318392

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパとイスラームの共生は、なぜうまくいかないのか? シリア戦争と難民、トルコの存在、「イスラーム国」の背景。そしてムスリム女性が被るベールへの規制、多文化主義の否定など、過去二〇年間に起きたことを、著者四〇年のフィールドワークをもとに、イスラームの視座から読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • ムスリムと西欧世界(ヨーロッパ中心の)の状況がよくわかる本。
    人間世界は難しい。文明の衝突、宗教的固定概念などという言葉が双方にあるのだろうと考えさせられる。もはや地球外に人類が植民するしか方法はなさそうな気もする。とはいえ今日探査機の火星着陸がニュースになっている段階であり、まだ人類は月以外の他天体に到達していないのでこれは即効薬にはならない。当分は何とかいろいろなだめすかしてやっていくほかはないのだろう。う~ん…

  • イスラームって悪いイメージ日本であるけどみんなじゃないよねまじで

  • まずは相手を知らないといけないんだな

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/531089

  • 東洋経済2020912掲載

  • 世界は繋がっており、つながっているからこそ分断がある。そして欧州におけるそれは、もはや破綻していると言わざるを得ないー。そんな切実な状況が伝わってくる。

    無宗教とも言われる日本国民にとって、移民の問題は民族問題だと受け取りがちなものだ。
    しかしそこには民族を基調とした欧州の考え方と、民族ではなく宗教にこそ寄る辺をもつイスラームとのわかりあえなさからくる断絶が横たわっている、ということがよくわかる。

  • 東2法経図・6F開架:B1/4-3/1839/K

  • とても勉強になった。
    2020年に書かれたものなので「今」のヨーロッパとイスラームの現状がわかる。

    シリア内戦によって多くの難民がトルコに行き、さらに西ヨーロッパに移動することになった。
    ヨーロッパとイスラームの共生は、なぜうまくいかないのか?まずはヨーロッパはキリスト教なので、うまくいくわけがないと思った。過去には共生しようと努力した国もあったそうですが、9.11のテロでムスリムに対する感情が180度変わってしまった。「良いムスリムと悪いムスリムがいる」そんなことはみんな知っている。ムスリムが全員テロリストなわけではない。でも怖いよそりゃ。


    日本人でよかった。

  • 302.3||Na

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著者プロフィール

1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士(社会学)。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『となりのイスラム――世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代』(ミシマ社)、『イスラム――癒しの知恵』『イスラム戦争――中東崩壊と欧米の敗北』『限界の現代史――イスラームが破壊する欺瞞の世界秩序』(以上、集英社新書)、『ヨーロッパとイスラーム――共生は可能か』(岩波新書)など多数。

「2019年 『イスラムが効く!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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