実践 自分で調べる技術 (岩波新書)

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本棚登録 : 418
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004318538

作品紹介・あらすじ

本の見つけ方。ネット検索の極意。現場で調査。値を測定。そして人の声を聴く。専門家でないからこそできる「調査のデザイン」により、これらを縦横無尽に組み立てながら、統計や分析で調べていく方法を具体的に解説。ロングセラー『自分で調べる技術』に科学的な視点を加えて新たに書き下ろす。「知的生産の技術」への一歩。

感想・レビュー・書評

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  • 内容的にはやや物足りない部分もあるが、基本的な事は解説されていて、社会人になってからレポートを書く(案外あるのですよね)ときにちょっと見ると参考になるかも・・。

    ちなみにインタビューについては、中公新書の『オーラル・ヒストリー―現代史のための口述記録』(御厨 貴)がおすすめである。
    ただし、専門領域によって、インタビューに必要な技術は異なってくるので細部についてはそれぞれの分野の参考書に当たった方が良いと思う。

  • インターネットの普及により、様々な情報はすぐに手に入れることは可能となったが、付随して間違った情報やポジショントークからくる情報も氾濫している。自分で仮説を持ち調査してはじめて正しい情報となるし、そのことを踏まえていろんな情報に触れるべきである。著書の中にも書かれているが、論文であろうと本であろうとクリティカルリーディングが必要である。普段の読書にも応用したい。

  • コンパクトで、バランス良くできていると思うが、これ一冊でセミプロにまで昇華できるわけではなさそう。といって、大学生の指南書としてはやや高度すぎるような気もする。インテリ気取りのサラリマン向けなのかな。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/745759

  • 2.4

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/638663

  • 取材は仕事柄時折やりますが、フィールドワークって一般の人もそんなにもやらなければいけないことなのだろうか。うかつにやると人間関係壊しそう。

  • 卒論で十分に使える本である。このままで何から何まで卒論が書けるわけではないが、卒論でフィールド調査をやるために、データの集め方、分析の手段、結果の公表の仕方などイタレリツクセリである。ただし調査の資金の集め方なども書いているのは卒論向きではなく、修論や博論向きである。googleのポップアップの翻訳アプリ、分析ソフト、KJ法のソフト、発表の画面録画ツールなど他書にない新しい事も入れてあるので、大学生にとっても使いやすいであろう。

  • 雑誌記事・論文を調べる
    国立国会図書館サーチ  雑誌記事論文のコピーを取り寄せる。JSTAGEにあればPDFをDLできる。
    IRDB(学術機関リポジトリデータベース)=国会図書館内のデジタル資料で検索。

    本を探す
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    カーリルの専門図書館リスト、都立図書館の専門図書館ガイド、専門図書館を横断的に探すサイト

    奥付は必ずコピーしておく。

    新聞記事はG-Search。日経テレコン、菊蔵、ヨミダス歴史館など

    統計はESTAT

    電子データで取っておく場合は、ファイル名を見て中身がわかるように。著者年度論文名、などをファイルの名前に付ける
    Evernoteで、ワードエクセルPDFのファイルをノートに張り付ける。

    二つの数値に有意な差があるかはχ二乗検定をExcelで行う。
    kj法のソフト=Ideafragment2、MAXQDA
    kj法は、座標軸で考えるとまとめやすい。

  • 社会が抱えている問題を解決し、より安心して暮らせる社会を目指して、市民が行う「調査」を想定、その手順やノウハウ、コツを伝授する。
    文献検索サイトや統計学の考え方、KJ法によるデータ整理と体系化など、高度で専門的な手法の紹介もあり、学生の論文、業務上必要な調査などへの活用を意識して書かれているような気がした。したがって具体的な目的を持たず、一般教養として軽い気持ちで読もうとした自分には、読み流さざるを得ない箇所も多々あった。
    調査には6類型があり、そのうち、統計調査、アンケート調査、測定は量的調査であり、文献・資料調査、聞き取り調査、観察は質的調査て呼ばれる。その中で、自分が興味を感じたのは聞き取り調査すなわちフィールドワークである。
    現場に行って、文字面の向こうにあるものを想像する、そのためのノウハウが書かれている箇所に注目した。話す側には立場上の「フレーム」があり、それに沿った話をされることを意識しておく、テーマのキーパーソンを探し出す、質問リストの順でなくても「話の流れ」に沿ってフレキシブルに聞く、具体的なことを相手のペースやフレームに合わせ受容的に聞く、メモはなるべく述語を入れておく、メモを後でまとめる時には相手の話を聞いて考えたことも一緒に入れる、実際の現場を体験する「参与観察」も大事など勉強になることが多かった。
    この他、文献は批判的に読む(クリティカルリーディング)、文字データには意味が含まれているが、自分の考えに近いものだけを意図的に拾ってくることもできるという落とし穴もある、文字データを書き出しクロス表にすることで見えてくるものがあるなども参考になった。

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著者プロフィール

東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。北海道大学大学院文学研究科教授。環境社会学。著書:『かつお節と日本人』(共著、岩波書店)、『なぜ環境保全はうまくいかないのか』(編著、新泉社)、『開発と生活戦略の民族誌』(新曜社)、『半栽培の環境社会学』(編著、昭和堂)など。

「2016年 『震災と地域再生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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