知的文章術入門 (岩波新書 新赤版 1897)

  • 岩波書店 (2021年9月21日発売)
3.73
  • (15)
  • (25)
  • (22)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 595
感想 : 47
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (236ページ) / ISBN・EAN: 9784004318972

作品紹介・あらすじ

3カ国でがんの基礎研究に携わって40年、英語論文数300を超える著者は、論文執筆の指導・審査に携わって50年。大学での講義をもとに、論文、報告書、レポートなど、事実と考えを正確に伝える文章術、プレゼン術を指南。デジタル社会ならではの視点が光る。日本語の事例は痛快、英語文例は実践で役に立つ。チェックリスト付き 

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

文章を書くことの重要性とその技術を学ぶことがテーマで、著者は自身の豊富な経験をもとに、論文やプレゼンテーションなどの具体的な書き方を指南しています。特に、英語と日本語の比較を通じて、自分の表現力の弱さ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 知的文章を書くには「知的3原則:簡潔、明解、論理的」が重要だ。日本語は往々にして主語が省略され、文法の縛りが緩いので、曖昧な表現も多いとの事。なるべく避けたい言葉は多重否定の表現「〜と思われる」「〜と見ても良い」など、「思う」「思われる」などもなるべく避けた方が良い。さらに「〜が、しかし、けれども、それゆえに、だから、そして、しかし、けれども、だが、そうして」なども含まれる。文章は1度読んで理解できる表現の言葉を用い、短く、平易な単語を用いることだ。知的文章能力は、時代と共にまさに日本的文化でいう上品に言い回す曖昧さの表現は今後敬遠すべき存在となる、と言うことだ。現代、世界標準化機構(ISO)では「プレインランゲージ」英語での表現PREP(Point/Reason/Example/Point: 結論=理由・例・結論)を原則に読み手ファースト(情報の受け手を明確にイメージし、相手の必要性や目的を整理し、相手がどの様な行動を取るか判断)=文章の内容や情報量を削り、誰もが読める内容にする、が潮流であり日本は大幅に遅れているという。https://japl9.org

  • この人は、英語を習うことで、日本語を理解したのかもしれない。
    私は、感覚で、日本語を使っていた。この事に気付いたのは、中年になってから。本を読むのは好きだったけど、書く日本語は、感覚で書いていたのかもしれない。
    日本語しか知らなかったから、かもしれない。
    本格的に、英語を学んで、英語で資料(作って初めて、日本語の弱さを知った。
    比較することで、わかることがある、と知った。

  • 『学び合い、発信する技術』の巻末、参考図書の中に「論文を主体にした解説本」として紹介されていた本。
    ●はじめにより
    読書は充実した人間を作り、会話は気がきく人間を、書くことは正確な人間を作る
    byフランシスコ・ベーコン
    ●本書P130より
    「知的三原則」簡潔・明解・論理的

  • 黒木 登志夫
    (くろき としお、1936年1月10日[1] - 2025年8月28日)は、日本の医師・医学者。医学博士(1966年)。東京大学名誉教授、岐阜大学名誉教授。東京生まれ。1960年東北大学医学部卒。1966年医学博士。東北大学抗酸菌病研究所助手、1961年東北大学医学部助教授、1971年東京大学医科学研究所助教授、教授。1996年定年退官、名誉教授、昭和大学教授。2001-2008年岐阜大学学長、同名誉教授。2000年日本癌学会会長。2008年日本学術振興会学術システム研究センター副所長(2012年−同相談役、2016年−同顧問)。専門は、がん細胞・発がん[2]。

    受賞・栄典
    1970年 高松宮妃癌研究基金学術賞
    1998年 日本癌学会吉田富三賞
    2011年 瑞宝重光章[5]
    2017年 山上の光賞
    2021年 川崎市文化賞


    「日本語はあいまいで論理性に欠けると、これまで繰り返しいわれてきた。たとえば、谷崎潤一郎( 1886-1965)、三島由紀夫( 1925-1970)、ドナルド・キーン( 1922-2019)が以下のように述べている。谷崎潤一郎  ……私は……独逸の哲学書を日本語の訳で読んだことがありますが、……その分からなさが、哲理そのものの深奥さよりも、日本語の構造の不備に原因していることが明らかであり……〔 12〕。三島由紀夫  日本の評論家は、日本語の非論理的性質と、また対象の貧しさとによって、深い知的孤独を味わわなければなりませんでした〔 13〕。ドナルド・キーン  「鮮明でない言葉はフランス語ではない」という言葉があるが、日本語の場合、「はっきりとした表現は日本語ではない」といえるのではないか〔 8〕。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「 むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「パラグラフは論理の単位であると同時に、読む単位でもある。読者は、文書を読むとき、少し読んであまり重要でないと思うと、次のパラグラフに移ってしまう。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「文献( references)  現代の学問、われわれの知識は、すべて先人の業績の上に積み重ねられている。 12世紀のフランスの哲学者、ベルナール( Bernard de Chartres)が言ったように、われわれは「巨人の肩」の上に立っている(“ standing on the shoulders of giants”)のだ。「巨人の肩の上に立つ」――論文検索サイトの Google Scholarは、先人たちに敬意を込めて、この言葉をトップページに載せている。  研究にあたって参考にした論文リストをまとめる。レポートや卒業論文などでは、勉強の成果を示すためにたくさんの論文を引用したくなるだろうが、専門論文では数が限定されていることが多い。  論文の記述スタイルは、掲載誌(ジャーナル)によって異なるが、基本形は、著者名、論文名、掲載誌名、掲載ページ、出版年を記述する。文献検索、整理、投稿誌に合わせた引用文献の記述のために、エンドノート( EndNote)というコンピュータ・ソフトが広く用いられている。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「情報を得るのは格段に楽になったが、膨大な情報のなかから「正しい」情報を探し出すのは容易ではない。今、大事なのは、あふれる情報のなかから信用できるものを探し出すことである。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「外国の本を探すとき、私はアマゾン( Amazon)で検索する。日本に入ってきていない本も見つかる。新品同様の古本もあれば、ボロボロの本が送られてきたこともあった。イギリスから送られてきた古本のなかには、図書館のラベルが貼られ、読者カードが残っているものもあった。図書館が放出した本か、不心得者が売った本か分からないが、コンピュータに向かうだけで、日本国内では手に入らない本も入手できるようになったのは、素晴らしいことである。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「インターネットで検索すると、ウィキペディアが最初の方に示されることが多い。何しろ、“ wiki”は、ハワイ語の「速い( wikiwiki)」に由来する言葉なのだ。その最大の特徴は、多くの人が無署名で参加して、その内容に改訂を加えていくことである。このため、内容は一定せず、責任の所在もはっきりしないのが最大の問題である。書き換え可能なウィキペディア  “ Reliability of Wikipedia”というウィキペディアのページには、ウィキペディアにおける過去の誤った記載が列記されている。生存者の経歴、政治的問題(とくにアラブ対イスラエル問題)に多く、個人的な復讐のために書き換えられた例もあるという。日本でも、経歴の間違いを正しても、すぐに誤った大学名に書き換えられてしまうという人の嘆きを聞いたことがある。  ウィキペディアの変更履歴は追跡することができる。ウィキペディアの左側カラムの「ツール( Tools)」の「この版への固定リンク( Permanent link)」をクリックすると最新の変更のページとなる(図 4-1)。さらに、項目名の下の囲みのなかにある「差分( diff)」をクリックすると、変更前と変更後を比較した上で、変更箇所がハイライトで示される。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「なぜ PISA 2018の読解力テストで、日本の成績は急に落ちたのであろうか。国立教育制度研究所の分析によると、長文の読解力、自らの考えを主張する文章力に問題があるという〔 40〕。読解力の基本は読書力である。安易なコンテンツを読むのではなく、少し難解なくらいの長文にチャレンジするような読書が、読解力の基本となる。デジタル化の時代であるからこそ、本を読み、考えるという昔からの教えの重要性が浮かび上がってきたのだ。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「批判的に考える( critical thinking)  フェイク・ニュースに騙されないために、一番大事なのは「批判的に考えること( critical thinking)」である。日本語で「批判」というと、非難、否定などのネガティブな反応と思いがちであるが、「客観的」「科学的」に考えることが「批判的に考える」ことである。  新しい情報に出会ったら、次のような見地から、批判的に考える必要がある。その情報に科学的根拠(エビデンス)があるか。実証された根拠があるか。理論的根拠があるか。ほかの考え方ができないか。単純すぎないか。正義に反していないか。情報源は信頼できるか。情報源をネットで調べられるか。情報源は公的機関か、個人か、それとも匿名か。情報は公開されているか。情報は審査のあるジャーナルに掲載されているか。基礎知識をもつ」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「批判的に考える際に大事なのは、基礎から理解していることである。法律の考え方、経済の仕組み、病気の性質などについて、基礎知識をもち、批判的に考えるようにしていれば、フェイク・ニュースに簡単には引っかからないであろう。そのためには、自分の専門分野以外にも常に関心をもち続けることが大切である。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「線形と非線形  数字のつながりが、グラフ上で 1本の直線になるときを線形( linear)という。このとき、 は に比例して変化する( )関係にある。しかし、世の中の多くの現象は、必ずしも直線になるとは限らず、非線形( non-linear)となる。  非線形のデータの意味は、数学的処理を施して線形のグラフにすることで見えてくることが多い。たとえば Y軸を対数にしてグラフ化すると、直線になるときには、そのデータは指数関数( exponential function)で表される。 X軸と Y軸をともに対数にしたときに、直線のグラフになれば、べき乗則( power law)にしたがっていると考える。  ただし、コンピュータは指令にしたがって強引にでも線を引いてしまうことに留意する必要がある。近似曲線を考えるためには、数学的な勘とセンスが必要である。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「数式  数字のつながりはグラフの線となり、線は数式に表現される。数式は、数量間の関係を表す数学の言葉である。一つの現象から数式が得られると、その現象は抽象化され、分析は一段と進む。現象の本質が分かり、数量の変化のメカニズムも分かってくるのだ。  数式は、一つの結論であると同時に、新しい世界への出発点となる。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「オンライン授業をのぞいてみよう。教授は自宅、あるいは教授室にいる。学生は自分の部屋にいる。画面はいくつにも仕切られ、枠には学生の名前が出ているが、通信量を抑えるために、カメラをオフにしている。音もミュートにしてあるので静かだ。教室に特有なざわめきが聞こえないのが寂しい。本棚を背にした教授が、パワーポイントを用いて講義をする。突然、一人の学生が画面に映った。ベッドに寝転んでタブレットを見ている。間違って、カメラをオンにしてしまったらしい。みんな笑っているのだろうが、笑い声は聞こえない。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

    「私は、 30代半ば、フランスで暮らし始めたとき、フランス語の語彙は非常に乏しかった。たとえば、車のドライバー、タイヤ、ブレーキのような常識的な単語さえも知らなかった(それぞれ chauffeur, pneu, frein)。文法も分からないし、聴きとれない。それに比べれば、英語はなんと楽なことかと思った。  英語を長く勉強したのに、と否定的に考えるのは間違っている。それだけのことはあるのだ。そして、その基礎をもとに、今、知的な英語術を学ぼうとしている。それでも、と思う。英語が難しいのは確かだ。やさしいように見えて、難しいのが英語だ。この節では、英語を学ぶときに大事なことについて、私見を書いてみよう。」

    —『知的文章術入門 (岩波新書)』黒木 登志夫著

  • 本書は、2021/9/17に初版が発行された新しい「文章術の本」だ。医学者である著者がすべての読み書きを日常的に行う人々に向けて、そのコツをざっくばらんに簡潔に書いた良書である。

    理系に片寄った内容になっておらず、そのバランス感覚が著者の凄みの一つではないか。

    タイトルは『知的文章術入門』でありながらも、実際には広く知的発信者としての姿勢や、プレゼンテーションのやり方、パワーポイント資料作成のコツ、さらには英語学習についてまで触れている。

    タブーとされるWikipediaの利用についても、「どんなことにどれくらいどのように使うべきか、または使わないべきか」を正面から述べている。

    医学者である著者は、本書を書くに当たって、これまでのありとあらゆる「文章術」に関する蓄積を踏まえて、それらを現代版にアップデートしようとした。

    その試みは個人的に、ある程度うまく行っていると思う。

    今後求められる「言語コミュニケーション」に向けて、誰が読んでも役立つ内容になっている。分量も多くなく、文体がフランクで読みやすい。

    筆者は、大学にて毎年1年生向けに「これから一生レポートを書き続ける君たちへ」と題する講義を2016年から毎年行っているという。レポートは、ここではつまり、もっと広く「文章」という意味で使われていると思われる。

    本書での学びや発見はまさしく一生ものである。


    「読むこと、書くこと、話すこと」に少なからずこだわりを持つ全ての方にオススメする。

  • 分かりやすい文章を書きづらいと思っている人、日本語の文章の書き方を教わっていない人におすすめ。

    【概要】
    ●正しく理解できる日本語
    ●分かりやすい文章、論理的な流れ
    ●文章を書き始める前、書いた後、引用
    ●ウィキペディアの使い方、正しい情報、数字での思考
    ●パワーポイントによるスライドの作成、オンライン授業への参加
    ●英語の読み、聞き、話し、書く
    ●英語でのメール

    【感想】
    ●大学生・社会人にかかわらず、一読する価値があると思った。仕事の役に立つときがくるであろう。
    ●文章を書くことは難しく大事なことであるが、情報化社会において日本語に関わる能力が低下し放置されたままである、という問題認識の下、どのようにすれば知的文章が書けるか丁寧に書かれている。
    ●図書館で借りて読んだが、よい本でありこれからも使えると思ったので購入した。

  • 知的文章とは少し大袈裟な感じがするが,要するに文章を書くことが仕事の一部になっている人のための文章指南である.著者は後がきで自ら「『知的文章術』などと大げさに構えながら,内容は常識的で,ときに非常識的であるのに気がついた」と書いている.私の読後感も全くその通り.私は長い年月をかけてそれを学んだけれど,文章を書くのを仕事にしたい若い人はすぐにでも読んだほうがいいと思う.非常識な部分は「英語を専門としないのであれば,ある程度あきらめが必要」というところ.ただし,書く英語はなるべく完璧を目指すと.私も同意.
    全体として非常にプラクティカルでよい入門書だと思う.

  • 学術論文の書き方や情報収集術、英語での文章術などが学べます。

  •  長い時間をかけて読み終えたが、得るものは何もなかった。
     いろいろな書籍を参考にしているのはよく分かるが、この本の独自性はどこにあるのだろうか。
     表題からは分かりにくいが、知的文章というのは、大学生や大学院生の書くレポートや論文を指しているようだ。 
     Eメールに使える例文も掲載されているが、文法的に間違っているものがあり、信頼が置けない。
     
     論文・レポート作成術の類書はいくらでもあるので、他のもっと優れた書籍を参照することを強く薦める。

  • 英語学習法として、参考になった。

  • 第6章以降の英語に関する話が大変ためになった。あらゆる大学生におすすめできる。

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00302536

  • パラグラフが決める論理の流れ
    「簡潔」「明解」と並んで重要なのは、「論理的」な文章構成だ。論旨を展開するときに意識したいのが、パラグラフである。日本語で言えば段落だが、オックスフォード英語辞典では“paragraph”は「文章における明瞭なセクション。たいていは一つのテーマを扱い、改行や字下げ、番号によって区切られる」と定義されている。

    パラグラフは「論理単位」であり、一つの論理テーマをもつ一つのセクションでなければならない。一つのパラグラフにいくつもの論理を押し込むと、本来のパラグラフの役割から離れてしまい、文章全体の論理の流れが分かりにくくなるのだ。

    パラグラフの順序が全体の論旨の流れをつくる。文章を読み直して話がぎくしゃくしていると感じられたら、流れを見直してパラグラフごと入れ替えるだけですっきりと筋が通ることがある。

    論理が一貫している限りは、一つのパラグラフは1行でも100行でも問題がないという理屈になる。しかし、実際のところあまりに長いパラグラフは読みにくい。逆に、短すぎるパラグラフは論理の弱さにつながる。目安として、一つのパラグラフは10~15行くらいに収めたいところだ。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1378626

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/646986

  • 後半の英語作文の件が面白かった.ただ、日本語がうまく書けないことは、ふつうに生活するにしても、致命的なことになると感じている.ツールとしてEndNote, iThenticate, SkELL, DeepL Translatorなどの紹介があり、参考になった.DeepL Translatorは何度か使ってみたが、素晴らしい性能だ.

  • 慶応1年生向けの「レポートの書き方」講座が元ネタになっているようなので、タイトルはやや大げさに思えるが、コロナ時代を反映した最新のマニュアル本にはなっているので、これから大学生活を始める新入生には手ごろで調度よいかもしれない。著者の「非常識」としては、ウィキペディアを賢く使い、授業中のスマホ検索もOKとのこと。

全40件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

黒木登志夫

1936年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。専門はがん細胞、発がんのメカニズム。1961から2001年にかけて、3カ国5つの研究所でがんの基礎研究をおこなう(東北大学加齢医学研究所、東京大学医科学研究所、ウイスコンシン大学、WHO国際がん研究機関、昭和大学)。英語で執筆した専門論文は300編以上。その後、日本癌学会会長(2000年)、岐阜大学学長(2001-08年)、日本学術振興会学術システム研究センター副所長(2008-12年)を経て、日本学術振興会学術システム研究センター顧問。2011年、生命科学全般に対する多大な貢献によって瑞宝重光章を受章。著書に、『がん遺伝子の発見』(1996年)、『健康・老化・寿命』(2007年)、『知的文章とプレゼンテーション』(2011年)、『iPS細胞』(2015年)、『研究不正』(2016年、いずれも中公新書)ほか多数。

「2022年 『変異ウイルスとの闘い――コロナ治療薬とワクチン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒木登志夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×